2011年10月12日

【巨人逝く】

常に時代を先取りして生きてきたIT界の巨人が亡くなりました。

『米電子機器大手アップルの創業者で会長のスティーブ・ジョブズ氏が5日、死去した。56歳だった。ジョブズ氏は2004年に膵臓(すいぞう)がんが発覚し、いったん復帰したものの、11年1月から再び病気療養で休職、8月には最高経営責任者(CEO)を退いていた。

 ジョブズ氏は1976年に友人とアップルコンピュータ(現アップル)を共同創業し、パーソナルコンピューター「Apple」や「マッキントッシュ」など、革新的な製品を発表した。

 退社後の97年に業績が悪化したアップルの経営トップに復帰し、2000年からCEO。斬新なデザインのパソコン「iMac(アイマック)」や、音楽ネット配信のきっかけになった携帯デジタルプレーヤー「iPod(アイポッド)」を相次いでヒットさせた。

 07年にスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」、10年にはタブレット型情報端末「iPad(アイパッド)」を投入し、株式時価総額で世界最大のIT企業にのし上がった。

 ジョブズ氏の死去を受けて6日、東京・銀座のアップルストア銀座にはたくさんの花がたむけられた。』(10月7日付産経新聞)

【芸術的作品で時代をリード】

ジョブズ氏は今では誰もが知っているMac コンピューターやiPod、iPhone、そしてiPadなどの革命的な商品を世に送り出し続けてきた巨人です。彼はアップルのCEOというよりも、ひとりの偉大な芸術家であり、革命家でした。

僕も多くのアップルファン同様、20年以上前からアップルのコンピューターに憧れ、マックパソコンを愛用し、一時仕事の都合でウィンドウズのパソコンに浮気したことはありましたが、アップル製品への思いは変わりませんでした。そしてパソコンからインターネットへ時代が移っていく過程でジョブズ氏が創り出し世界の音楽市場を席巻したiPodが出るに至って、その手軽さや安さ、革新性などに魅了されました。最初は半信半疑だった消費者もその圧倒的な革新性と利便性にたちまち魅了され、インターネットを通じたエンターテインメントの世界はiPodに席巻されていったのです。

そしてiPhoneの登場。これも衝撃的なデビューでした。今でこそ「スマートフォン」という呼び名で携帯電話の市場には第二、第三のiPhoneが市場に出回り、人々は競ってスマートフォンに走っていますが、iPhoneが登場した当初はこんなにスマートフォンが普及するとはだれも想像していなかったでしょう。それもこれもジョブズ氏の先を見る目の確かさがもたらしたものなのです。

【ジョブズ氏亡き後】

僕はジョブズ氏その人にそれほど興味があったわけではありません。彼自身の生い立ちなどもあまり知りませんでした。なぜなら、ジョブズ氏個人を知らなくてもアップルの製品を通じて彼の考え方や生き方が同時代に生きる一人としてものすごい親近感を抱かせてくれていたからです。「あのジョブズ氏が創っているんだ」という信頼感が自然に生まれていたからだと思います。

そのジョブズ氏がいなくなった。これは衝撃です。アップルはおそらく短期的にはジョブズ氏の創造的な考え方を継承し、それなりの製品を世に送り出し続けてくれると思いますが、中長期的には偉大な芸術家による未来への指針を失ってただの「家電製造会社」になっていくのではないかと危惧します。人々に夢を与え、その夢を実現させてくれる製品を生み出し続けるということは、やはり一人の天才の存在なくしてはできない~そう思います。

さようなら、ジョブズ。同時代を生きてくれてありがとう。

【僕の一言 My thoughts on Jobs】

僕はジョブズ氏と同時代に生きたことを幸せに思います。
I was quite happy to be with Steve Jobs in the same decades.
「ハングリーであれ、愚かであれ。」彼の言葉が今も同時代に生きる僕らの指針です。
"Stay hungry, stay foolish." His words still govern our principle in contemporary life.

≪参考≫

・ジョブズ氏のスタンフォード大学卒業式での式辞(2005年)

  



2011年09月30日

【驚異的な成長】

フェイスブックが日本でも急成長しています。

『ネットレイティングスは、ニールセン・ネットレイティングスのインターネット利用動向調査の8月データをまとめた。それによると、フェイスブックのPCによる利用者数が1083万人に達しており、前年同月の利用者数の193万人と比較すると5.6倍の増加となった。また、リーチ(インターネット利用人口を母数とした利用者の割合)では17.1%となる。  ネットレイティングスは、ニールセン・ネットレイティングスのインターネット利用動向調査の8月データをまとめた。それによると、フェイスブックのPCによる利用者数が1083万人に達しており、前年同月の利用者数の193万人と比較すると5.6倍の増加となった。また、リーチ(インターネット利用人口を母数とした利用者の割合)では17.1%となる。  利用者数が200万人から1000万人に達するまでの経過月数は12か月で。過去に急速な利用者数の増加がみられたツイッターと、ほぼ同程度の増加速度となった。』(9月29日付MarkeZine)

【日本も世界標準へ】

実はこのニュースの前段として、『米Facebookは9月22日(現地時間)、サンフランシスコで開催した開発者向けカンファレンス「f8」で、同社のソーシャルメディアサービスの会員数が8億人を超えたことを明らかにした。』というニュースがすでに配信されており、その世界的な急成長ぶりが明確になりました。出遅れていた日本もようやく1千万人台の利用者になったということは、フェイスブックの世界戦略にも少なからず影響を与えるのではないでしょうか。

もともと日本はMixiなどのソーシャルネットワーキングの発達の過程で本人のプライバシーを明らかにしないで匿名で交流する慣習が出来上がりつつあったのですが、ここにきてフェイスブックという世界標準のソーシャルネットワーキングの隆盛に追随する形で実名での交流がもうひとつの流れとして定着しはじめました。実名での交流は個人攻撃などにされられるリスクもありますが、相手を素性をある程度わかって交流することでリアルの世界に近い交流が出来るメリットもあります。

そういう意味でフェイスブックの利用者数が日本で1千万人を超えたというのはある意味日本のソーシャルネットワーキングの発展にとってエポックメーキングなことだと思います。ここ1年で自分のフェイスブックの友達も160人近くになりましたし、外国人だけでなく日本人でもフェイスブックを始める人が増えたなあと感じていたところでした。みなさんはもうフェイスブックの友達になりましたか?  



2011年08月31日

【ついに来た「その日」】

アップルのCEOが変わる日がやってきました。

『米Appleは24日(現地時間)、スティーブ・ジョブズ氏がCEO職を退任すると発表した。ジョブズ氏の後任のCEOには、現COOのティム・クック氏が就任。ジョブズ氏は会長に就任し、取締役会にも残る。

 ジョブズ氏は、2011年1月から健康問題を理由に休養しており、休養中の主要な業務はティム・クック氏が担当していた。後任のクック氏についてはジョブズ氏が強く推薦したという。

 ジョブズCEOは、退任発表にあわせて公開された書簡の中で、「AppleのCEOとしての業務を遂行できなくなった場合には、すぐに知らせると常々言ってきた。残念ながらその日が来た」と退任が健康問題であることを示唆。「Appleの最も輝かしく、イノベーティブな時代は新体制の先にあると信じている。新しい役割で、それに貢献し、見届けることを楽しみにしている」と記している。』(8月25日付Impress Watch )

【これからもアップル】

僕とコンピューターの出会いはまさにアップルからでした。もう20年以上も前でしょうか、Macとの出会いが今のiPodやiPhoneといった革新的な製品をユーザーに提供しつづけるアップル、そしてジョブス氏への期待や信頼へのつながっていったのです。

今までも何度もブログで紹介してきましたが、ジョブス氏のパソコンには当初からUser freindlyということが一貫してありました。だれでもが説明書やマニュアルがなくても使える道具としてのパソコンです。そのひとつがハードウェアとソフトウェアを一体で開発してきたアップルの姿勢にあります。複雑な操作などしなくてもいいように、出来るだけシンプルにしているのがアップルの製品の特徴ではないでしょうか。マイクロソフトが初めてウィンドウズシリーズを出したのは確か1985年だったかと思いますが、そのとき最初に感じたのはマックに比べると非常に使いにくいOSだったということです。その後マイクロソフトはマックの製品の使いやすさを取り入れて改善が進み、一時はほとんどがウィンドウズのパソコンで占められる時代もありました。

でもそのマイクロソフトのOSの牙城を全く別の分野から突き崩したのが、iPod旋風でした。iPodの出現によってパソコンだけでなく音楽というジャンルにおいても世界中で革命的な変化が起こったのは記憶に新しいと思います。それらの仕掛け人は間違いなくジョブス氏でした。そしてその後もiPhoneやiPadによって新しい分野を切り開き、一時青色吐息状態だったアップルは完全に復活し、グーグルとともに世界を代表するアメリカの企業となっています。

そのジョブス氏が第一線を退くことは一体どういうことなのか。本当にアップルは今まで通り革新的な思想でもって今まで以上に新しいユーザーフレンドリーな製品を世に出すことが出来るのか。やや不安ながら、これからしばらく見守っていきたいと思います。  



2011年07月22日

【「同期」しなくていい?】

iPhoneとiTunesを同期しなくてもよくなるって本当?


『米国時間の6月6日、Apple(米アップル社)が開催するWWDCで発表された「iCloud」。これは、iPhone、iPad、iPod touchなどの次期OS「iOS5」に搭載される新機能だ。

 簡単に解説すると、iOS搭載のモバイル端末内のデータを、自動的にインターネット上の専用スペースへアップロードしてくれるもの。そして、複数モバイル端末でそのデータを共有することが可能となる。

 現状では、iPhone、iPad、iPod touchを使う場合、データの同期やバックアップはパソコンにインストールしたiTunesというソフトを使用する必要がある。しかし、iCloudのサービスが始まると、このiTunesを使わなくても、自動的にデータの同期・バックアップを行なえるようになるのだ。

 もちろん、MacintoshやWindowsが搭載されたパソコンからも、iCloudは利用可能。同期されるデータは、音楽、アプリ、写真などだけでなく、メール、連絡先、カレンダーなども含まれる。

 つまり、ユーザーは何もしなくても、あらゆるデータをどの端末からも使えるようになるということなのだ。

 iCloudによって提供されるオンラインストレージは5GB。一見少ないように見えるが、音楽と写真に関してはこの5GBには含まれず、別の保存領域が与えられる。作成したファイル、アプリ、連絡先、カレンダー、メールなどのデータが対象となるため、5GBでも十分と言えるだろう。

 これらの機能は、すべて無料。iOS5は秋に登場予定だが、現在はiOS4.3.3でiTunes Storeから購入したアプリの履歴を参照でき、再ダウンロードができるようになっている。

 iOS5はいくつか新しい機能を搭載しているが、このiCloudが最大の目玉であることは間違いない。もう、パソコンとデータを同期するなんて野暮なことはしなくていい。Appleはそういう世界を創り上げようとしているのだ。』(7月14 日付ダイヤモンド・オンライン)


【よりユーザー・フレンドリーな機能へ】

アップルの繰り出す製品はここ10年余りの間に次々とユーザーに新しい体験や機能を提供し続けてきました。最も衝撃的だったのはiPodの登場であったのは衆目の一致するところではないでしょうか。iPodは単にコンピューターやインターネットの世界にとどまらず、音楽のあり方にまで世界的な影響を与えました。その後、iTouchやiPhoneの登場で携帯電話、スマートフォンに進化を遂げてさらなる「興奮」と「便利」をユーザーに届けているのがスティーブ・ジョッブス率いるアップルなのです。

そのアップルが新製品が発表する前はさまざまな憶測が期待感とともに飛び交い、ユーザーの期待感がいかに大きいかがわかります。そして今回の話題は
iCloud。記事にあるように、これを使えばiPodやiPhoneのユーザーはコンピューター上にインストールしたiTunesを通さなくても、あらゆるデータをどの端末からも使えるようになるということらしいのです。おそらく現在あるDropboxといったアプリに近いのかなと想像できるのですが、iPhoneユーザーである僕にとってもこれは待ち遠しいですね。いつまでも、どこまでもユーザーにフレンドリーな機能を追及しつづけるアップルそしてスティーブ・ジョッブス。またひとつ楽しみが増えそうです。  



2011年05月31日

【IT先進国】

IT先進国の韓国はついにここまで来ました。

『韓国中部・公州(コンジュ)市の病院に、過度のインターネット利用により、突然逆上したり、引きこもりになったりした「インターネット中毒」の人を治療する専門の診療科が設置された。

 韓国では若年層の1割強がネット中毒と推定され、「ネット中毒診療科」は今後、増える可能性がある。

 韓国でネット中毒は正式な疾病として認定されてはいないが、国家情報化基本法は「ネット依存により身体、精神、社会的な機能障害を負った状態」と定義する。

 公州の病院ではまず、来院者にアンケートを行う。「インターネットをしていない時にも、ネットのことを考えている」といった全20問の設問に該当する割合が高いと、ネット中毒になっている危険性が高い。

 病院では治療として、集団で楽器をひいたり、せっけんを作ったりする作業を通して、対人関係改善の契機を作ると同時に、磁気をあてて脳を局所的に刺激して脳波の安定を図る。本来はうつ病に使われる治療法で、欧米ではすでに広く用いられているが、韓国では珍しく、効果が期待される。

 診療科の李在元(イチェウォン)部長によると、ネット上で文章を送り合って会話する「チャット」を頻繁に行う女性にネット中毒者が多い欧米と異なり、高速大容量回線が整備された「IT先進国」韓国では、ネットゲームに熱中する男性に中毒者は多い。

 韓国では、キャラクターを育成するゲームを好む余り、引きこもるになるタイプと、敵を倒すゲームにはまって周囲に攻撃的になるタイプに二分される傾向があるという。』(5月27日付読売新聞)

【ネット中毒に注意】

韓国のIT先進国ぶりは目を見張るものがあります。例えば、その普及率。2010年の時点で家庭内のインターネット普及率は95%と100%に近づいており、日本の78%と比べても驚異的です。また、住民登録などの電子政府機能も日本よりはるかに進んでいますし、学校教育でもインターネットを使った授業などが盛んに行われています。

そもそも韓国がこれほどIT先進国として発展したのは、1997年のアジア通貨危機がキッカケと言われています。あのとき韓国は国家的な金融危機に見舞われ、中小企業や財閥が次々に倒産、IMFの緊急支援を受け入れ、その代わりに様々な経済的な制約を受けることになりました。その後1998年にIMFからの借り入れを返済し、金融危機から脱出するとともに、IT産業やインフラ投資を積極的に行って現在のような強い経済が実現したと言われています。

しかし物事には常に二つの側面があります。インターネットの普及による経済の活性化とは裏腹に今回の記事のような心の病が韓国社会に広がっているというのがその裏の側面の最たるものかもしれません。

インターネットばかりに狂奔していると、いつのまにかリアルな世界の人間関係が稀有になり、引きこもりや攻撃的になったりと様々な精神的疾患とも言える人が増えてくるようですが、これは韓国に限らず日本でも潜在的には相当広がっているのではないかと思われます。僕自身もパソコンの前に座っている時間が多いのですが、やはり時々立ち止まってリアルな人間関係の世界に自分から戻っていくことを心がけていないければいけませんね。みなさんはどう思われますか?  



2010年12月10日

【スグレもの】

iPhoneユーザーにとっては見逃せない製品です。

『バッファローは8日、iPhone/iPod touch/iPadのドックに直接挿してワンセグ視聴可能なワンセグチューナー「DH-ONE/IP」の販売を開始した。価格は10,600円。全国にて順次販売が開始される。

 「DH-ONE/IP」は、iPhone/iPod touch/iPadのドックに直接挿すことで、ワンセグを視聴できるワンセグチューナー。視聴にはApp Storeにて専用アプリケーション「ちょいテレi」(無料)をダウンロードする必要がある。

 チューナーにはバッテリが内蔵され、端末本体の電池は使用しない。フル充電で、約2時間半の視聴を行えるという。

 同社はすでに、iPhone/iPod touch/iPadに番組を転送できるパソコン用ワンセグチューナー「DH-MONE/U2V」を10月に発売している。「DH-MONE/U2V」は家庭での利用を、「DH-ONE/IP」は出先での利用を主に想定しているとしている。』(12月9日付RBB TODAY )

【弱点克服】

日本のiPhoneユーザーにとって他の携帯電話との比較においてどうしても劣後してしまう点はワンセグが使えないというところでした。もちろん世界標準のiPhoneですからワンセグなんて日本だけしか使えない機能はどうでもいいことかもしれませんが、やっぱり日本人にとっては大きな問題なのです。

だから僕も電車の中などで近くの人たちが携帯電話でワンセグを視聴しているのを見ると、ちょっと悔しい思いをしていたひとりでした。そこに現れた今回の製品。以前、確かアップルから出ていたワンセグ視聴用の製品はもっと大きくてとてもiPhoneにつなげるにはみっともないような代物でした。でも今回はアクセサリー並みの小ささでしかも本体のバッテリーに負担をかけないように工夫されています。これはいいですね。さっそく購入を検討してみようと思っています。
  


2010年12月07日

【ネットで寄附】

寄附の「カタチ」も面白いものがあるものですね。

『世界最大級のソーシャル寄付サイト「JustGiving」の日本版が3月にスタートし、着実に実績を伸ばしている。「JustGiving Japan」を運営する一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパンの理事を務める佐藤大悟氏に現状を聞いた。

 JustGivingは、誰でも自分なりのチャリティプログラムを立ち上げ、共感した人から寄付を集められるサイト。寄付金は、自らが選んだNPO団体に届く仕組み。英国で2001年に設立され、2009年までに約1200万人から1000億円以上の寄付を集めた。

 寄付を募るユーザーは「チャレンジャー」と呼ばれ、サイト上で寄付先のNPO団体、寄付を集めるために実行する「チャレンジ」、目標金額などを登録する。これらの内容をTwitterやFacebookなどに投稿することで、知人に寄付を呼びかけられる。

 チャレンジの内容は各自が自由に決められる。これまでには、「大長なわ跳びを20人で100回連続にチャレンジする」「自分をつらぬいた就職活動を成功させる」「歌舞伎町のホストクラブがソムリエ試験に20人の合格者を出す」といったチャレンジもある。

 寄付をする人は「サポーター」と呼ばれ、応援コメントとともに、クレジットカードもしくはネットバンキング経由で最低500円(手数料除く)以上を寄付できる。寄付金は10%をJustGivingが運営費・手数料として受け取り、残りの90%がNPO団体に届く。

 寄付先のNPO団体は「子どもをささえる」「食を考える」「途上国を応援する」などの17カテゴリー、281団体(12月1日時点)から選べる。いずれもJustGivingの審査を通過した団体だ。寄付先の団体を追加したい場合は、JustGivingに審査を申請する仕組みもある。』(12月2日付Impress Watch )


【ユニークな試み】

この記事を見て「ソーシャル寄附サイト」という試みのユニークさに驚くとともに、「自分でもチャレンジしてみたい」と思いました。一体どこに面白みがあるのでしょうか。

先ず第一は、自分でチャリティに関するチャレンジ目標を決めて自らそのプログラムを立ち上げること。これは単に街頭で募金して終わりという従来型の寄附や募金とは違って能動的な活動であることでしょう。自分でやればそれだけ興味も湧きますし、やりがいもあります。

次に、その広がりと多様性に魅力があることです。いろいろな寄附の相手をクリックひとつで探し出し、それぞれの意義を確かめながら自分のチャレンジに合うものを決めて行くのはワクワクするのではないでしょうか。

そして最後に自分のネットワークに容易につなげることです。自分のブログやツィッター、Facebook上で友人や知人に自分のチャレンジプログラムを紹介し、その輪を広げていけるというのもインターネット時代の新しい寄附のあり方、さらに言えば個人が公益的な活動を手軽に始められるという意味で面白いと思います。

みなさんも一度試してみませんか?  



2010年12月02日

【国際手配】

ウィキリークスの創設者が国際手配されることになりました。これからの展開は予断を許さないでしょう。

『国際刑事警察機構(インターポール)はスウェーデンの裁判所からの要請を受け、米告発サイト、ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジュ氏(39)を国際手配した。

ストックホルムの刑事裁判所は2週間前、8月にストックホルム近郊で起きた事件に関連して強姦や性的暴行などの容疑でアサンジュ氏の逮捕状を出し、インターポールに手配を要請していた。

インターポールの手配は、加盟188カ国向けに発行される「レッドノーティス」と呼ばれるもの。国際指名手配の令状として機能するものではないが、アサンジュ氏の拘束と身柄引き渡しを念頭に、加盟各国に対して手配対象者の発見に向けた協力を要請する。

アサンジュ氏の弁護士は11月の時点で、スウェーデン当局の捜査はアサンジュ氏が女性2人との間で同意に基づく性的関係を持ったことが発端だと説明。女性2人がアサンジュ氏を告訴したのは、それぞれが同氏と関係を持っていたことを知った後のことだと主張している。同弁護士に対してもアサンジュ氏本人に対しても、スウェーデンの当局から捜査についての連絡は一切ないという。

アサンジュ氏も一貫して無実を主張、中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対し、事件捜査は自分に対する陰謀だと訴えていた。』(121日付CNN.co.jp)


【別件逮捕?】

これはまさしく国際的な「別件逮捕」とでも言えるのではないでしょうか。11月29日にウィキリークスが米国外交機密文書約25万点を次々と公開する中、その驚くべき内容に世界中が衝撃を受けてまだ数日しか経っていないのですが、暴露文書に関わっている各国政府の堪忍袋の緒が切れたというところでしょう。

それにしても時すでに遅しです。衝撃的な機密文書は次々と公開されていて、米国政府は分刻みで政府としての信頼を失いつつあるのですから。個人情報同様、いったん公開されてしまって人々の目に触れたら、もう後戻りは出来ないのです。

【情報は権力なり】

正直、こんなサイトがあるとは知りませんでした。ウィキペディアを見ると、ウィキリークスは中国政府の反対者と、台湾、欧米、オーストラリア、南アフリカのジャーナリスト、数学者、ベンチャー企業の技術者によって運営され、「アジア、旧ソビエト連邦、アフリカのサハラ砂漠以南、そして、中東の圧制を強いている政権を白日のもとに晒すことであり、また、世界の全ての地域で、政府や企業によって行われている非倫理的な行為を暴露したいと考えている人たちを支援していきたい」と主張しているそうです。正論ではありますが、実態はよくわかりません。

権力と反権力、国家と個人、機密と公開、正義と反逆、いろいろな対比が頭に浮かんできます。このような告発サイトが生まれ、米国の機密文書をこれほど大量に入手・公開できたのは、9/11の際米国の連邦政府の省庁間で情報の共有がなされてなかったとの反省から、アフガニスタンの兵士でさえ機密文書が見られるほどに横の情報連絡がイントラネット上で出来るようになり、ハッカーの餌食になったという報道がありました。きっとその通りなのでしょう。何事も「進んでいる」アメリカだからこそ起こったとも言えそうです。

ウィキリークスがやっていることがすべて正しいとは思えませんが、強すぎる権力に対する反作用としてインターネットが個人のチカラを結集して国家に対峙する。ものすごい世の中になったものです。この情報漏洩に比べれば日本の尖閣ビデオの漏えいなど子供だましみたいなものかもしれません。僕らは北朝鮮がいつ崩壊してもおかしくないと思っていますが、アメリカだって情報の渦の中でいつ崩壊するかもしれないということを思わずにはいられないほどの大事件ですね。みなさんはどう思われますか?

≪参考≫

・「ウィキリークス」のサイト → http://www.wikileaks.org/
  



2010年11月19日

【光の道】

どちらの「光の道」が日本を救えるのでしょうか?

『ソフトバンクは18日の全国各紙の朝刊にて、「“光の道”はAかBか」と題した意見広告を掲載した。「光の道」構想は、2015年までに国内の全世帯に光回線を普及させることを目的としたもの。ソフトバンクは、その手段として、NTTのアクセス回線部門の分社化やメタル回線の撤廃などを主張している。

 意見広告では、この光の道構想に関して、A案とB案を提示。A案は、政府や自治体が補助金(税金)を出すことで整備を進めていくという案。同社によるとA案の場合回線の整備は需要見合いで進むため、利用できない地域が多数存在することになるとしている。一方、B案は孫正義社長が従来から主張している案で、民間のアクセス回線会社が既存のメタル回線を撤廃し、光回線に切り替えていくというもの。維持費のかかるメタル回線を撤廃することで光回線の敷設費を捻出し、税金を使わない光回線の敷設が可能になるという。

 Web上の投票ページには、「このままではA案。いま、この国の将来が、国民不在のまま決められようとしています」という同社のメッセージが記載されている。同社広報室によると、投票結果の利用用途については、現時点では未定。しかし、9月下旬に同社サイト内で光の道構想に関する署名を集めた際は、結果を片山総務大臣に提出しており、今回もそのような用途が予想されるという。

 また同社は、光の道構想に関して、国民参画型の議論の実現を目指すとして、署名の募集をしている。署名登録フォームには、「私は“光の道”構想に関して、国民や事業者を交えたオープンな議論の推進に賛成します」とある。』(11月18日付RBB TODAY
)

【孫さんに期待します】

この意見広告、相当インパクトがあったようです。昨日の「報道ステーション」でもオンエアしていました。僕が目を引いたのはやはり「価格」「民間主導」ということです。税金を使わずに民間主導で光の道を進めることで2016年までには日本全国が光による高速インターネットが利用できるようになる。しかもその価格は今のADSLの利用料金よりも低い月額1500円程度になるといいます。

実はこれはもう韓国では実現しているのです。韓国は1997年の金融危機後、かなりドラスチックな改革を社会の各方面で進めた結果、今経済や社会が日本よりはるかに活力のある形に生まれ変わり、世界のあらゆる分野に頭角を現してきています。そのひとつが社会の高速ネット化です。

日本は韓国にこの面でも決定的に後れを取っているのです。それを「在日」としていろいろな差別を経験しながらも跳ね除け、日本の新産業のリード役として大経営者となった孫さんが、日本人が再び世界に飛躍するために挑戦しようとしている。ソフトバンクという企業グループの利益のため―そうかもしれません。でもそれが日本の将来にプラスになるとしてひとりでもやるというのであればやらせたらいいと思いませんか?

ADSL網の構築でインターネットの低料金化を進めたのも、携帯電話のNTT独占を崩し、料金の低減を実現したのもソフトバンクではなかったでしょうか。今、NTTの光回線は月額5千円から7千円かかります。これが2千円以下になることによって、次の大きな社会的変化が期待できるでしょう。

普通のサラリーマンである僕はただ高い料金を払うしか高速インターネットの利用の道はありません。でも孫さんなら既存の仕組みを変えてくれる。

僕は孫さんに期待します。みなさんはどう思われますか?
  



2010年10月15日

【インターネットと写真】

知らない間に恐ろしいことが進行しているようです。

『オランダのウイルス対策ソフトメーカー、AVGテクノロジーズは8日までに、日米欧10カ国で幼児の8割が2歳までに、写真などの形でインターネットの世界に登場しているとの調査結果を公表した。
 調査によると、2歳未満の幼児を持つ母親の81%が、子供の写真をアップロードしたことがあると回答。国別では米国がトップの92%で、日本は43%で最も少なかった。
 また、全体の33%は生後数週間の新生児の写真をアップロード、胎児の超音波画像を公開した母親も23%に上った。さらに、幼児向けのメールアドレスを既に作った親も7%いた。
 こうした行動の理由として、7割超の母親が「家族や友人と共有するため」と答えた。ただ、AVGは親の動機に理解を示しながらも、「プライバシー保護対策を講じなければ、情報はネット世界全体に流れてしまう」と注意喚起している。
 調査は9月に日本、米国、カナダ、欧州5カ国(英、仏、独、イタリア、スペイン)、オーストラリア、ニュージーランドで、2200人の母親を対象に行われた。』(10月9日付時事通信)


【ネットの怖さ】

ネット上で様々な検索をしていると、かなりの確率でブログなどに家族の写真や子供の写真を結構無防備に掲載している例を多く見かけます。それらは、単に友人や知人との情報交換や情報共有を目的としているものが多いのですが、おそらく今回の記事にある調査でもそのような「無邪気な」掲載が大半だという結果が出ているようです。

でも、ネットの怖さはその即時性と広範性です。いったん、掲載されると全世界に瞬時に広まってしまう。それがネットなのです。したがって悪意のある人間がそれを利用しようとすればいかようにも出来る。そういう怖さを知った上で写真なり、プライバシーに関する情報をネットに掲載するというある種の「覚悟」を持って利用する必要があります。

そうしなければ、突然、子供たちを大変な危険にさらすことになるのです。最近の児童ポルノに関する議論もその最たる例なのですが、無垢な子供たちを守るのは親や大人たちの責任であるということを肝に銘じておくべきでしょう。  



2010年10月01日

【ビックな統合】

これは大きなインパクトがありそうです。

『米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手フェースブックとインターネット電話サービス大手のスカイプが、両社のサービスをより緊密なものとするため交渉中だという。事情に詳しい関係筋が29日明らかにした。

この提携では、フェースブックのユーザーが「フェースブック・コネクト」のアカウントを通してスカイプのログインし、スカイプの提供するテキストメッセージの送受信や、他のフェースブック利用者との音声チャットや画像チャットができるようになる。今後数週間のうちに発表される見通し。  

同関係筋によると、この機能は、今後数週間内に発表予定のスカイプのバージョン5.0に組み込まれる。  

今回の提携は、ユーザーの取り込みでフェースブックとしのぎを削るインターネット検索最大手のグーグルへの圧力を高めることになりそうだ。グーグルは先月、電子メールサービス「Gmail(ジーメール)」に電話との通話機能を追加したばかりだ。  フェースブックとスカイプの提携に詳しい関係筋は、フェースブック上でブラウザーでみられる音声・画像チャットを可能とするのは、この提携の「論理的に当然の成り行き」だ、と述べた。  

今回の提携でスカイプ登録会員の5億6000万人(このうち1億2400万人は1カ月に最低1回使用している)とフェースブック会員の5億人を一層緊密に結びつけることになる。  スカイプはユーザー同士がインターネットを通じて無料でテレビ電話ができるソフトウエアを無償で配布しているほか、スカイプから固定電話や携帯電話へ低料金で通話できる有料のサービスを提供している。  

グーグルはインターネット電話サービス市場に照準を当てており、フェースブックとスカイプの提携は同社にとって手ごわい挑戦となる。グーグルは、自社サービスを「よりソーシャル」にすることによってユーザーがフェースブック上で費やす時間がますます増加している傾向に歯止めをかけようとしている。』(9月30日付ウォール・ストリート・ジャーナル)


【広がるフリー経済の担い手】

この記事にもあるように、世界で5億人が利用しているフェースブックと世界中でフリー電話としていまや確固たる地位を築いているスカイプが手を組むのは当然の成り行きかもしれません。

フリーエコノミーはグローバル・スタンダード同様、急速に世界中に広がっていますが、フェースブックやスカイプはその重要な担い手のひとつでしょう。そのノウハウを知っている人にとっては、これほど便利なモノはありません。昔、デジタルデバイドという言葉が流行りましたが、今でもフェースブックやスカイプを自在に操れる人と何も出来ない人との差はどんどん広がっています。知識さえあればそれほど大きなコストを払わなくても世界とつながる時代です。

ますますウェブのツールが発展して、私たち普通の人間が安いコストでどんどん世界とコミュニケーションができるようになってほしいですね。その意味でもフェースブックとスカイプ、クーグル、アップルなどが競い合って新しいツールを次々生み出していくことを願っています。  



2010年09月30日

【いよいよ本腰】

はたしてうまくいくでしょうか。

『「地に足を付けてやっていく」――世界最大のSNS「Facebook」が日本での展開に本腰を入れ始めた。今年2月に日本法人を設立。9月には新サービスを投入するなど、機能強化も進めている。9月28日には日本法人初の記者説明会を開き、代表を務める元ヤフーの児玉太郎さんが現状や今後の戦略について語った。

 Facabookは2004年に米国でスタートし、月間のアクティブユーザーが5億人という世界最大のSNS。ユーザーは18~24歳が30%、25~34歳が28%、35歳以上が28%となっており、現在は35歳以上のユーザーが伸びているという。

 実名での利用を推奨しており、リアルの友人同士の交流の場と位置付けている。日記や写真など毎月300億件以上のコンテンツがユーザー間で共有されているという。APIを公開し、外部開発者が自由にアプリを開発・提供できる仕組みも特徴の1つ。現在は15万以上のアプリが公開されている。

 70カ国語で展開しており、日本語版は08年にスタートした。日本法人は東京・原宿にオフィスを構え、児玉さんが代表に就任。「日本で地に足を付けてやっていく」と話す。』(9月29日付ITmedia News)

【文化の違い】

日本のSNSの定番と言えば、ミクシィですがそのユーザーは2千万人くらいでしょうか。それに比べてFacebookは5億人。やはり世界を相手にすると規模が違います。しかし違うのは規模だけではありません。文化の違いが随所にあるのです。

先ずは記事にもあるように、匿名と実名。日本はセキュリティの関係もあって圧倒的にハンドルネームでの登録が多いのですが、世界のウェブ上の大勢は実名。Facebookはその典型です。個人情報を考えると少し心配になることはあるのですが、やはり実名のほうが本当のやりとりが出来るし、なんでもいいたい放題のハンドルネームよりも信頼関係が築きやすいのが利点ではないでしょうか。

ぼくの場合も外国人の友人とのやりとりは圧倒的にFacebookというのも、5億人のユーザーがいるグローバル・スタンダードの強みでしょう。きめの細かさではミクシィ、幅の広さではFacebook。それぞれを使い分けて、みなさんも中身の濃いSNSライフを楽しんでみませんか?  
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2010年05月25日

【パックマン】

グーグルは常に斬新なアイデアを提供してくれます。

『グーグルは22日から、バンダイナムコゲームス(当時ナムコ)の人気ゲーム「パックマン」の誕生30周年を記念して、ゲームを楽しめるロゴを検索エンジンのトップページに掲載する。ゲームレベルは256面あり、画像、音など、オリジナルのゲームを再現した。ブラウザー上で遊べるロゴは初めて。アップルの新端末「iPad」(アイパッド)やスマートフォンでも遊べる。24日まで。

 「Google検索」ボタンの横に期間中、設置される「Insert Coin」ボタンを押すとゲームがスタート。2回押すとミズ・パックマンと対戦もできる。パックマンの操作は矢印キーのほか、迷路の中ではクリックを使う。ミズ・パックマンはW、A、S、Dのキーで操作する。

 パックマンは黄色い円形のキャラクターが、えさを食べながら迷路を進むゲーム。世界中で人気を集め、05年に「世界一のアーケードゲーム」としてギネスブックに認定された。ミズ・パックマンは米国で生まれた女の子のキャラクター。』(5月22日付毎日新聞)


【ソニーと提携】

検索エンジンのトップページのロゴに動くゲームを採用するとは斬新ですよね。さっそく試してみましたが、パックマンにハマっていたころのことを思いだして結構楽しめました。今日までの期間限定ですのでみなさんも試してみてはいかがですか。

さて、そのグーグル、先週にはもうひとつ新しい動きがありました。毎日新聞の記事によれば、ソニーと米インターネット検索大手のグーグルは5月21日に、インターネットを利用した新たな情報機器の共同開発などで、戦略的に提携することで合意したと発表しました。その第1弾としてネット対応の新型テレビを開発し、今秋、米国で発売するほか、グーグルのソフト技術とソニーが蓄積した情報家電での技術を融合し、米アップルの新型携帯端末「iPad(アイパッド)」などに対抗する情報端末などを開発・投入していくことも検討するということです。

先進的な技術力で定評のあるソニーと、新しいビジネスモデルとアイデアでフリーエコノミーをけん引するグーグルが手を組めば、スティーブ・ジョブスのアップルに対抗できるのではないかという期待感も膨らんできますね。グーグルとアップルはその急成長ぶりからかつての盟友的関係から競合的な関係にシフトしていっていますが、ユーザーにとってプラスをもたらすものであればどんどん競争していってもらいたいですね。

  



2010年04月12日

【また進化】

アップルがiPhone向けの新しいOSを発表しました。

『米アップルは9日(米国時間8日)、同社のモバイル向け基本ソフト(OS)の次期バージョン「iPhone OS 4」を発表した。今夏をめどにiPhone(アイフォーン)およびiPod touch(アイポッドタッチ)対応版を提供する予定。

 「OS 4」は複数のアプリケーションを並行して立ち上げることのできるマルチタスクに対応。道案内アプリの音声を聞きながら別のアプリを操作するといったことが可能になる。ホーム画面上のアプリを整理する「フォルダ」機能なども搭載し、操作性を向上させた。

 先日、米国で発売したiPad(アイパッド)の電子書籍サービス「iBooks」が、アイフォーンやアイポッドタッチでも利用できるようになるほか、オンラインゲームの対戦やユーザー間の交流を担う機能「ゲームセンター」を導入する。

 また、広告配信システム「iAd」を新たに立ち上げ、広告販売にも進出する。従来はアプリ内の広告をクリックすると、ブラウザが起動しアプリの操作が中断されるなどの連携の悪さがあったが、OS自体に広告表示機能を組み込むことでこれを解消、アプリでのより柔軟な広告展開を可能にする。

 「OS 4」の対応機種は昨年発売されたアイフォーン3GS、および第3世代アイポッドタッチ。一昨年に発売されたアイフォーン3Gや旧型のアイポッドタッチでは、マルチタスクなどに対応せず、一部の機能の提供にとどまるという。また、アイパッドへの提供は秋ごろまでずれこむ見込み。』(4月9日付産経新聞)


【さらに使いやすく】

アップルが何か新しい製品を発表するとき、CEOのスティーブ・ジョブス氏が自らプレゼンを行いますが、彼は今回も1時間近くiPhoneの新しいOSについて熱っぽく語りました。そして、そのバージョンアップの内容はマルチタスク機能やゲームセンター機能などユーザーとして「早くバージョンアップしたい」と思わせるワクワク感のあるものでした。

日本でもようやくドコモがエクスペリアを発売するなどスマートフォンへのユーザーのニーズに応えられる機種が少しずつ出てきていますが、今回のバージョンアップを見てもアップルのiPhoneはその数段上を行っているという印象です。すなわち、それはプロとよちよち歩きの子供くらい違うのではないかと思っています。

アップルの製品を使ったことのあるユーザーはお分かりだと思いますが、iPhoneにしてもiPadにしても他社の製品との違いは単に技術的なスペックの問題ではなくて、アップルの製品はユーザーにいかに近いか、いかにuser-friendlyであるかという点で実によく考えられているということです。パソコンの分野でマイクロソフトのウィンドウズとマックのOSが競い合っていた時も、タッチスクリーンなどの多くの機能の先鞭をつけたのはマックだったことをすでに多くのユーザーは忘れているかもしれませんが、それらはジョブス氏のユーザーを思う思想がもたらしたものだと思います。スマートフォンの分野でも全く同じだと思います。

進化するアップルの製品を使うことは、世界中の同時代に生きる人たちの中で最も先端を行っているというワクワク感を得られることも大きな魅力なのかもしれません。
  



2010年04月06日

【スマートフォン戦争】

エクスペリアがスマートフォン戦争に参入して、いよいよ面白くなってきました。

『携帯電話3社によるスマートフォン(高機能携帯電話)の販売戦争が火ぶたを切った。最大手のNTTドコモは1日、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用したソニー・エリクソン製「Xperia(エクスペリア)」の発売を開始し、先行予約で5万台超の好調な滑り出しだ。一方、米アップル製「iPhone(アイフォーン)」で市場をリードするソフトバンクモバイルも1日、台湾HTC製のアンドロイド携帯「Desire(ディザイア)」の予約受付を始め、安い価格で迎え撃つ。KDDI(au)も6月に本格参入し、メーカーを含めた市場争奪戦が早くも過熱気味だ。

 ドコモは1日、東京都内の家電量販店で、エクスペリアの発売イベントを行った。ドコモの山田隆持(りゅうじ)社長は「手応えを感じている。アイフォーンに十分勝負できる」と笑顔をみせた。根拠は予想を上回る反響だ。

 先月18日以降のエクスペリアの予約受注数は5万台を超えた。2009年度の国内スマートフォンの販売台数が約200万台とみられ、わずか2週間でシェア2~3%を獲得した計算だ。家電量販チェーンのビックカメラでは「携帯電話の予約数では過去最高」(宮嶋宏幸社長)といい、市場を築いたアイフォーンの勢いを上回る。

 ドコモはエクスペリア発売をきっかけに、IT(情報技術)に詳しくない人でも使えるスマートフォンの品ぞろえを強化する。今後、日本で普及したお財布ケータイなど各種機能に対応した端末を充実させる考えだ。

 ドコモに対抗心を燃やすソフトバンクモバイルも「ディザイア」の予約受付を1日から始めた。店頭価格は2万円前後で、エクスペリアより安い。

 ソフトバンクの孫正義社長は「今後、携帯電話はスマートフォンになっていく」と予測し、アイフォーンを軸に市場での“主役”の座を譲らない構えだ。』(4月2日付 フジサンケイ ビジネスアイ)


【どちらが面白い?】

米アップル製「iPhone(アイフォーン)」が日本で発売されてもう2年以上になり、携帯電話市場にスマートフォンは欠かせない存在になってきたようです。かく言う僕も2年近く前にiPhoneを購入し、現在その魅力にハマっています。

果たしてスマートフォンの先駆けとなったiPhoneと比べて、今回発売となった米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用したソニー・エリクソン製「Xperia(エクスペリア)」は消費者のハートをつかむことが出来るのでしょうか。

それに対する僕の意見は「発売当初はそれなりの反応はあるかもしれないけれど、iPhoneの魅力に対抗できるようになるためにはまだまだ時間がかかるだろう」というものです。

なぜか?僕がそう考える理由は、何といっても圧倒的なアプリの数の違いです。iPhoneのアプリは有料・無料併せて現在15万以上と言われており、販売されて間もないエクスペリア用に作られているアプリはその数さえ未だ定かではありません。この、使えて面白いアプリの差が決定的だと考えるからです。それはあたかも以前マイクロソフト向けのソフトがその数でアップルのパソコンを凌駕し、圧倒的なシェアを奪ったのと似ています。その主役が今回は、アップルとグーグル、日本ではソフトバンクとドコモという構図になっているだけなのです。

アプリはたとえ標準装備されているものがどんなに優れていてもいづれ飽きが来るものです。そんなとき、例えばTwitterのアプリひとつとっても様々なアプリがiTuneを通して得られるiPhoneは消費者にとって大きな魅力なのです。

テレビなどではドコモの大掛かりな宣伝もあって、グーグルとの関わりやTwitterなどが出来るソフトの標準装備などで使いやすさをアピールしていましたが、出回っているアプリの数では圧倒的な劣勢にあるエクスペリアの前途はまだまだ多難と言えると思います。ただ、お互い激しい競争をして切磋琢磨することで消費者の多様なニーズにさらに深く応えられるようになればこれはいいことです。

頑張れ、エクスペリア!!! まだまだ先は長いよ。

  



2010年03月31日

【深刻な脅威】

あなたはFacebookを使っていますか?

『日本を含む世界中で、Facebookのユーザーを狙った“パスワードリセット詐欺”が流行している。マカフィーは25日、「きわめて深刻な脅威」だとして注意喚起を行った。

 同社が公開した情報によれば、この詐欺の標的にされる可能性のあるFacebookユーザーは、世界中でおよそ3億5000万人超で、個人ユーザーを狙うマルウェアとしては現在6番目に多い数が確認されているという。

 その手口だが、まずFacebookのパスワードがリセットされたことを知らせる偽メールが届く。さらにそのメールは、パスワードの再取得のため、添付ファイルを実行するよう促すのだが、これを実行してしまうと、各種パスワードを不正に盗み出すマルウェアがインストールされるというものだ。このとき盗み出される対象は、Facebookアカウントの情報だけでなく、他のユーザー名/パスワードも含まれている可能性がある。実際ここ数週間、何通もの不審なメールを受け取ったFacebookユーザーも多いだろう。この詐欺は、アメリカ、ヨーロッパを中心としているが、アフリカ、オーストラリア、アジアでも発生している。

 Facebookは決して、ユーザーにパスワードの変更を通知するメールを送らないため、これはあきらかな偽物とのこと。表現がぎこちないし、「Dear user of facebook(親愛なるFacebookユーザー様)」などという奇妙な表現も散見される。回避方法としては、添付ファイルを開かずすぐFacebook詐欺のメールを削除する他、最新のセキュリティソフトを導入することとなる。』(3月26日付 RBB TODAY)


【深刻な脅威】

僕が受け取ったメールの中にこのパスワード変更通知メールがあったかどうかはわかりませんが、知らない差出人からのメールの添付ファイルは絶対開かないことにしているので、今のところは大丈夫みたいです。

ただ、恐ろしいのはこの記事の中にも書いてありますが、詐欺に遭った人のパスワードだけではなくて、その友人のパスワードも盗まれる可能性があるということです。これではどんなに自衛しても友人や知人が被害に遭ってしまったら防ぎようがないことになります。インターネットの世界というのは、便利な半面、私たちの知らない間に深刻な脅威をもたらすことがあるという意味で本当に油断大敵です。

Facebookを使っているユーザーの方は十分に気を付けてください。

  



2010年03月11日

【日本上陸】

ついにiPadが日本に上陸する。

『アップルは5日、新しい情報端末「iPad(アイパッド)」を日本で4月後半に発売すると発表した。価格は4月に発表する。

 今回の発表によると、米国では4月3日にWi‐Fi(無線LAN)対応モデルを、また4月後半にWi‐Fiと携帯電話通信(3G)のデュアル対応モデルを発売する。予約はアップルのオンラインストアで3月12日から受け付ける。米国では、最も低価格のモデルで499ドル。

 4月後半には、日本のほかにオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、イギリスでもWi‐Fi対応モデルとデュアル対応モデルが一斉に発売される。

 iPadは9・7インチのタッチスクリーン式の画面を備え、重さは0・7キロ。動画などインターネットの閲覧に加え、電子書籍などへの活用に便利で、ポータブル型の情報端末に新たな市場を開拓するものと注目されている。アップルは新たにiPad向けの電子書籍オンラインショップ「iBooks」を立ち上げるなど、世界的に販売攻勢をかける構えだ。』(3月5日付産経新聞)


【新しい時代の予感】

発売当初は米国での評価は分かれていましたが、果たして日本で発売されたらどういう評価を下されるのか、非常に興味があります。iPadそのものの評価にも興味がありますが、それと同時に先行するキンドルをはじめとする電子ブックが間違いなく書籍文化に新しい革命をもたらすのではないかという予感も感じます。

膨大な紙資源を消費するハードカバーの書籍を世界の数十億人の人間に永久に供給しつづけることはもう困難な時代が目前に迫っています。地球上の生命全体の営みを維持するために必要な森林資源の有限性がその森林から得られる紙パルプで出来た書籍の存在を許さなくなる時代がそこまで来ているのです。そんな中で、資源の消費を最小限に抑えながら人類の知的欲求を満たしていくために、これからは好むと好まざるとにかかわらず電子ブックが主流となっていくでしょう。

その最初のステップが現在のキンドルやiPadの出現だと思えば、それらの製品の違いは小さなものに見えてきます。早く現物を見てみたい、そして使ってみたい。そう思っています。みなさんはいかがですか。
  


2010年02月16日

【ネットでトラブル?】

インターネットを日常的に使っている自分には、ちょっと気になるニュースが飛び込んできました。

『インターネットの音楽配信サービスをめぐって、身に覚えのない料金を請求されるなどのトラブルが多発しているとして、消費者庁は12日、注意を呼び掛ける情報を同庁ホームページに掲載した。大半は米アップル社の有料配信サイト「iTunesStore(アイチューンズストア)」にクレジット情報を登録した利用者といい、同庁は来週にも同社日本法人の担当者を呼び、説明と利用者への注意喚起などを要請する。
 消費者庁によると、関東地方の女性が音楽ソフト十数万円分をダウンロードしたとしてカード会社から覚えのない代金を請求されるなど、同ストア絡みの料金トラブルが昨年秋から急増。同庁が聞き取りしたカード大手5社だけで、相談件数は計95件に上り、1人当たりの請求額も各社ごとの平均で5万~25万円と高額という。』(2月12日付時事通信)


【不正請求の疑い?】

果たして本当にそんな事例が相次いでいるのか、果たしてそれが消費者側の認識のズレなどではなく、本当に不正請求の疑いがあるのでしょうか。もしも本当に個人情報がiTuneから漏れて、身に覚えのない請求がカード会社からされているとしたらiTuneユーザーの僕にとっても見逃せない大問題です。楽曲やアプリなどは100円単位と少額のものが多く、いちいち代払いなどしていてはアップルの音楽配信のシステム自体が成り立たなくなってしまいます。

ここは先ず早急に事実がどうなのかをはっきりさせて、消費者にいち早く注意喚起するのが消費者庁の腕の見せどころだと思います。もちろん、アップルもそういう事例が事実なのかどうか早急に調査して消費者に知らせるべきでしょう。みなさんはどう思われますか?

  



2010年02月01日

【アップルも追随?】

年が明ける前からウワサの的だったアップルのタブレット型のパソコンがついに発表されました。

『米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は27日、タッチスクリーンを搭載したタブレット型パソコン「iPad(アイパッド)」を発表した。

 無線通信機能を搭載し、動画やゲーム、電子書籍などあらゆるメディアコンテンツに対応。携帯電話・携帯情報端末(PDA)を融合させたスマートフォンとノートパソコンを掛け合わせた新しい製品と説明した。

 タッチスクリーンは9.7インチ(約24.6センチ)、薄さ0.5インチ(約1.3センチ)。価格は16ギガバイト(GB)の容量で499ドル、32GBで599ドル。3G通信機能付きは130ドル増し。データプランはAT&T(T.N: 株価, 企業情報, レポート)との契約となる。』(1月28日付ロイター)


【破竹の勢い】

つい先日の25日に発表されたアップルの2009年10~12月期決算は、携帯電話「iPhone(アイフォーン)」とパソコン「マッキントッシュ」の好調な販売に支えられて、売上高が前年同期比32%増の156億8300万ドル(約1兆4200億円)、純利益は50%増の33億7800万ドルと大幅な増収増益となり、四半期ベースで売上高、純利益とも過去最高ということでした。

アップルがこれほど好調なのは、もちろんあのiPodとiTunesの組み合わせによる新しい音楽・映像媒体などのエンターテインメント市場への革命的な参入が大成功を収め、その後もiPhoneの投入で携帯電話市場もそれらのマーケットを存分に活用した戦略を縦横無尽に展開しているからです。

そして、今度はアマゾンのキンドルなどが先行している電子ブック市場への参入のツールとしてiPadを投入してきたのです。アップルは話題づくりには事欠かないですね。

【交錯する評価】

まだ発売されてから数日しか経っていない段階なのですが、もうすでに様々な評価が出てきていて、関係者の間でのそのインパクトの大きさを感じさせます。

いくつかの評価記事を読んでみると、プラスの評価とマイナスの評価が割れているようです。プラスの評価としては、本が売れなくなっている出版業界が代表的でしょうか。iPadの参入で各社が電子ブック市場に弾みがつき、電子ブックの売上か伸びると期待する向きがあるようです。また、製品としては電子ブックを読めるだけでなく、アップルの得意分野である動画や音楽、ゲームといった他のメディアコンテンツも楽しめることが大きな売りになっているようです。

しかし、マイナスの評価もあります。性能的にネットブックに比べると速度などの処理能力が劣るし、価格も高めだという意見が多く見られます。また、iPodのように革命的な変化を起こすほどではなく、キンドルなどに追随する動きで新鮮味がないという評価もあるようです。

いづれにしても、革新性はあまりないものの、出来るだけユーザーのニーズに応えるために、電子ブックリーダーの機能についてもアップルとして一定の答えを出したのが今回のiPadではないかと僕は考えています。これから少しずつ足りない点を改良して、是非いい製品にしてほしいと願っています。

「そういうあなたは買うのか」って?僕はしばらくは様子見ですね。

  



2010年01月14日

【サイトの検閲】

中国の人権活動家へのグーグルメールなどへの不正アクセスにグーグルが怒っているという記事が目にとまった。

『ネット検索大手の米グーグルは12日、中国で何者かが人権活動家の電子メールに不正アクセスしようとした痕跡があると発表し、ネット検閲をこれ以上続けなければならないのであれば、中国サイトの閉鎖や同国からの撤退も辞さないとの姿勢を示した。

グーグルによると、12月半ばに何者かが同社など20社あまりを狙って巧妙なサイバー攻撃を仕掛けた。狙われたのは米国、欧州、中国に住む人権活動家の電子メールだが、攻撃の目的は達成されなかったようだとしている。

しかし、今回のような攻撃や監視を受けている実態に加え、中国ではこれまでにもウェブ上の言論統制を強める動きがあったとグーグルは説明。中国で運営している検索サイト「Google.cn」で中国政府が問題視するサイトが表示されないなど結果が操作されている実態についても、「検索の検閲をこれ以上続けたくないとの判断に至った」と述べた。

こうした経緯から、中国の事業について考え直す必要があると判断し、今後数週間かけて中国政府と話し合い、検閲なしの検索エンジンを法律の枠内で運営できないかどうか検討すると表明。交渉次第では、Google.cnのサイト閉鎖や同社の中国からの撤退を余儀なくされる可能性もあると言明した。』(1月13日付 CNN.co.jp)


【グーグルを支持】

僕は明確に中国政府に対するグーグルの姿勢を支持したい。なぜならば、インターネットにとって自由な意見交換は不可欠の機能だと信じるからだ。いかなる形にせよ、国家や大きな勢力がそれを奪おうとする動きにはグーグルのような検索サイト等のネット運営者にとって死活問題であるとみなして徹底して議論すべきであると考える。

その議論のプロセスや結果は全世界に公開して、どちらが正しいのかの判断をネット利用者に判断してもらうのもひとつの手立てだと信じるが、先ずは自由な意見交換を阻もうとする勢力との議論を始めることがすべての始まりだ。

マイクロソフトやヤフーなどはすでに大きな権益を中国に有しているとの理由から、一部サイトの自由度を犠牲にしてもやむを得ないと考えているかもしれないが、それは将来的には両社にとって大きな禍根を残すことになるのではないだろうか。

一時、中国政府に対して妥協ばかりしていると批判されていたグーグル。今回は是非徹底的に議論してもらいたいものだ。

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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