2010年04月28日

【メモリー撤退】

ソニーがFDから撤退するとの記事が目に留まった。

『ソニーは23日、パソコンやワープロの記憶媒体に使われるフロッピーディスク(FD)の国内販売を来年3月で終了すると発表した。同社は1981年に世界に先駆けてFDを発売して市場を築いてきたが、USBメモリーなど新たなデータ交換の手段が普及して需要が急減しているため、中国メーカーに委託しているFDの生産を打ち切る。

 ソニーは国内のFD市場で約7割のシェアを持つ最大手。1981年に世界で初めて3・5インチのディスクを商品化し、持ち運びやすさから、パソコンやワープロの代表的な記憶媒体として使われた。

 ピークの2000年度には国内で約4700万枚を出荷したが、その後は容量の大きい新記憶メディアが主流となり、09年度は約850万枚に落ち込んだ。

 日立マクセルや三菱化学メディアなどの大手も2009年春にFDの販売から撤退している。ソニーはすでに海外での販売を今年3月末で終了しているが、国内ではFD6種類の販売を続けてきた。ただ、昨年9月末にFDの駆動装置生産から撤退しており、今回の決定で、FD事業から完全撤退することなる。』(4月23日付産経新聞)


【記憶容量の変遷】

フロッピーディスク(FD)が最初に登場したのは1981年ということはもう30年近くも前だ。その当時は日本ではパソコンよりもワープロでFDを使う方が多かったのではなかろうか。僕も持ち運びできる記憶媒体としてFDにはお世話になった。

しかし、文書データならいざ知らず、1枚で1MB程度という容量では写真や動画といったデータの記憶容量としては全く不足しているため、最近ではほとんど使われなくなって、CD-RWや記録型DVD、MO、USBメモリ、メモリーカード系のメディアで配布、保管などの役割を分けて代替されてしまったのだ。

その間の記憶媒体の性能向上はまさに目を見張るものがあった。今では2テラバイト(1兆990億バイト)というとてつもない単位のハードディスクが1万円程度で手に入るのだから、フロッピーの役割が終わるのも無理のない話だ。

我が家の押し入れの片隅にも使えなくなったFDの山がつい最近まであったが、今のパソコンにはフロッピー装置もついていないので無用の長物となり、中身も確認せずに全部捨ててしまった。まさに時代の変化をこんなところにも感じる今日この頃だ。
  


2010年04月27日

【全面移植】

すごい移植手術がスペインで成功したようだ。

『顔に重傷を負った男性に、亡くなった人の顔面のすべてを移植する手術に、スペイン・バルセロナの病院が成功した。

 顔の移植手術は過去に10例報告されているが、顔のすべてを移植したのは世界初という。

 同病院やAP通信によると、手術を受けたのは30歳の男性。5年前に誤って自分の顔を銃で撃ち、鼻やあごに重傷を負った。自力で呼吸や食事をすることができず、過去9回の手術を受けたが完治しなかった。

 手術は先月末、30人の医師が24時間かけて実施。亡くなった人の全顔面の筋肉組織と、鼻とあごの骨の部分を取り出して、男性に移植した。男性はまだ、話したり食事はできないが、つばを飲み込む程度のことはできるという。』(4月24日付読売新聞)


【自分の証】

それにしても医学の進歩はすさまじい。顔のすべてを移植することが出来るのだから。IPS細胞の発見によって人間のあらゆる部分が再生できる時代なのだから顔面の全面移植などたやすいことなのかもしれないが、そのインパクトたるや半端ではないのではなかろうか。

このスペインの事例では亡くなった方の全顔面を移植したという。もちろんその方の顔そのものが、手術を受けた男性にそのまま移植されて顔の形そのものが亡くなった方と同一ということではないのかもしれない。

しかしながら、自分の顔がまったく違ったものになるということはどういうことなのだろうか。ときどき整形手術で嫌いだった生来の自分の顔を完全に別の顔にしてしまうという事例はテレビなどで紹介されているが、本人がそれで幸せになればそれはそれでいいことなのだろう。

ただ、顔というのは自我というか、自分を自分たらしめる最も大きな特徴のひとつだ。その顔がまったく別人の顔になるということは、いったい自我とか生来の自分とどう折り合いをつけていったらいいのか、本当に悩ましい問題だと思うのは僕だけだろうか。恐ろしい時代になったものだと思う。
  


2010年04月02日

【重大発表?】

『1995年3月の警察庁長官銃撃事件で、公訴時効が成立した先月30日、警視庁公安部が、オウム真理教の信者だった同庁の元巡査長(44)ら8人を「容疑グループ」とする「捜査結果概要」を公表したことについて、1日開催された定例国家公安委員会で、委員5人の一部から「あそこまで踏み込まなくても」と懸念が示されたことがわかった。

 中井国家公安委員長が定例記者会見で明らかにした。

 これに対し、警察庁側は「批判はわかるが、団体規制法の監視対象である団体であり、あえて異例の公表に踏み切った」と説明したという。記者会見に同席した警察庁の安藤隆春長官も「警察の現職トップが狙われたのは治安に対する挑戦。警視庁は、捜査内容の説明責任を果たすという公益性を重視して公表したと理解している」と話した。』 (4月1日付読売新聞)


【変わらぬ体質】

15年前、日本中を震撼させたオウム真理教への捜査が大詰めを迎えようとしていた矢先に起こった警察庁長官の狙撃事件。あの時の衝撃は国松長官の狙撃現場の映像が今でも目に焼きつくほど鮮明に覚えている。警察のトップが撃たれるなんて・・・そんな国民ひとりひとりにとって警察への信頼を根底からなくすほどの衝撃的な事件だったのだ。しかし、様々な状況証拠や警察内部のオウム真理教信者への疑惑などからオウム真理教が関わっているとの見方が多かったにもかかわらず、結局その真相をつかむことが出来ず時効という結果になってしまった。

疑惑の組織解明の途中で警察庁長官が狙撃されたというのも考えられない失態であるが、そのトップへの重大な犯罪の真相をついに掴めなかったというのもそれ以上の失態である。その責任を棚に上げて、「オウムが悪い」と異例の発表をしたところで国民には「負け犬の遠吠え」としか聞こえないだろう。

原因の追及さえ出来ない組織を国民は信頼するだろうか。そんな体質が大事件を招いたのではなかろうか。国民のひとりとして猛省を促したいと思うのは僕だけだろうか。
  



2010年04月01日

【友人との旅行】

先週の3連休で上海に旅行してきました。学生時代にサンディエゴでホームステイしたとき以来の友人との旅行でした。二人で上海の発展ぶりを体験するのがその目的。かねがね上海には一度行ってみたいとは思っていたのですが、なかなかそのチャンスがなかったところ、その東京の友人と上海で落ち合うことで行けることになったのです。といっても友人の日程と合わせたので、初日は福岡を発って夜上海に到着、3日目は朝早くホテルを出て浦東空港に向かう便しかなく、実質的には中日の1日しか上海を見る時間はなかったのですが、それでも上海の急発展ぶりをこの目で体感することが出来ました。

【目覚ましい発展ぶり】

その上海、人口は2千万人近くで、地方からの出稼ぎ労働者を入れると25百万人にもなると言われている大都市です。日本人の居住者は10万人。といってもあまりの人口の多さと様々な外国人がいるせいか、街を歩いていてもそれほど日本人が目立ってはいませんでした。

今回の旅の目的は市の中心街に林立する摩天楼を見て、その目覚ましい発展ぶりを体感することだったので、さっそくホテルから地下鉄で浦東地区に行き、東方明珠塔に登りました。この塔は1995年に完成した高さ468メートルのアジア1の塔だそうですが、外見はコンクリートの塊みたいです。ただ、浦東地区にビルが林立する初期に建てられたため、上海の発展ぶりを時々刻々と体験し、世界に発信する上ではシンボル的存在としてここ15年聳え立っていました。

そこから見た上海の摩天楼の林立ぶりはまさに驚愕でした。まだまだ建設途上のビルが多いとはいえ、黄浦江を挟んで立ち並ぶ超近代的ビルの数々は訪れた観光客に中国の超スピードの発展ぶりを誇示しているかのようでした。そこはニューヨークのマンハッタンを想起させずにはいられませんでした。上海人にとっては上海万博開幕までは、まさに「国威発揚」の場と言えるのかもしれません。

【身近な国際都市―その光と影】

その上海、福岡からは飛行機で1時間半ほどで行ける距離にあります。東京とほぼ同じ距離と時間ではないでしょうか。それほど近くにニューヨーク以上の大都会があるということを実感しました。それまではテレビや雑誌などで見るだけだったので、遠い存在だったのですが、実際に来てみるとその巨大さや発展ぶりに圧倒されたというのが正直なところです。

ただ気になったことがひとつあります。欧米や日本との格差を躍起になって埋めようとしているためか、日本の高度成長時代のようながむしゃらさが先にたち、CO2削減のための仕掛け作りにまでは手が回らないという印象でした。もちろんバイクや自転車が電気で駆動していたり、信号がLEDになっていたりはするのですが、都市全体の急激な発展のためには膨大なエネルギー、言い換えればCO2が放出されており、摩天楼の上に広がる曇天の空が象徴するように環境的にも中国が世界をリードするようになるにはまだまだ視界は晴れそうにない感じでした。

  



2010年03月10日

【地下鉄で事故多発】

みなさんはエスカレーターで歩いていますか、それとも止まっていますか?

『転倒などの恐れがあるエスカレーターでの歩行を禁止する動きが近年、全国の地下鉄で急速に広がっている。歩く人のために大阪では左側、京都や関東などでは右側を習慣的に空けているが、メーカーの業界団体「日本エレベータ協会」(東京)は「歩行は想定しておらず、危険行為」と注意を呼びかけている。大阪では2月、エスカレーターでの転倒事故が相次いで発生。各交通局では、名古屋市を皮切りに各地で、ポスターや駅のアナウンスで歩行禁止を呼びかけている。

 同協会によると、交通機関のバリアフリー化などでここ数年、エスカレーターの設置台数は年2千台前後増え、転倒などの事故も平成5~6年の322件から、15~16年には約2倍の674件に急増。担当者は「エスカレーターは本来立ち止まって乗るもの。左右を空けて人を通す乗り方は正しくはなく、乗客に接触する恐れもある」と指摘する。

 名古屋市営地下鉄では16年から、全駅に禁止の張り紙を掲示。「歩かないで!」「走らないで!」と明確に記している。その後、18~20年に横浜市、福岡市、札幌市、大阪市でもポスターを掲示。福岡市では全駅での構内放送も行う徹底ぶりだ。

 東京メトロと都営地下鉄は、禁止まではいかないが、事故につながるとして注意を呼びかける張り紙やステッカーは作製している。関西では、神戸、京都両市営地下鉄は主だった取り組みは実施していない。

 現実には、エスカレーターでの歩行を全面的に禁止するのはなかなか難しい。国土交通省は「エスカレーターの乗り方に法的規制はないが、設置する側が安全に配慮し、注意喚起などをしてもらいたい」と呼び掛けている。』(3月6日付産経新聞)


【急がば止まれ】

僕もこのニュースを見るまでは、エスカレーターの右側を急ぎ足で歩くのは当然だし、急がない人は左側に避けて止まっているべきだと思っていました。しかし、それは誤りだったのです。というより、危ない行為だったのです。

調べてみると、この記事が指摘する通り最近各地でエレベーターの転倒事故が増えているとのこと。例えば、昨年12月には船橋で女性2人の転倒事故、10月にも京都の高島屋で女性2人の転倒事故があったという記事がありました。また、大阪市交通局によると、エレベーターの転倒事故は2月1日と11日、いずれも谷町線の天王寺駅で発生し、けが人が出てエスカレーターは緊急停止したそうです。怖いですね。

福岡市の地下鉄にあるエレベーターでもほとんどの人が右側を空けて、歩いてのぼり降りしています。注意喚起のアナウンスがあっているとは知りませんでした。きっと右側を空けることは当たり前と思っているのでアナウンスがあっても耳に入らないのでしょう。

しかし、こういう事故が頻発していることを知った以上、これからは気をつけなければなりませんね。みんなが歩くものと思っている以上、大勢の人が同じ認識を共有しないと難しいかもしれませんが。

  



2010年01月04日

【顕著な減少】

交通事故による死亡が57年ぶりに5千人を下回ったとの報道が目につきました。

『2009年1年間の全国の交通事故死者数は4914人で、1952年以来57年ぶりに5000人を下回ったことが2日、警察庁のまとめで分かった。08年より241人(4.7%)減り、9年連続の減少。過去最悪だった1970年の1万6765人と比べ、29%の水準まで減った。
 同庁は死者数減少の要因について、「シートベルト着用率向上のほか、飲酒運転や速度違反など、悪質で危険性の高い違反による事故が減ったことなどが挙げられる」としている。
 同庁によると、昨年1~11月の死亡事故のうち、飲酒運転による事故は264件、速度違反は300件で、いずれも10年前の同期間の4分の1以下に減少。シートベルト非着用の死者数も70%減の655人となり、減少率はベルト着用死者数(38%減の732人)を大幅に上回っている。
 都道府県別の死者数は、愛知が最多の227人で、北海道218人、埼玉207人と続いた。最も少なかったのは島根の33人、次いで鳥取と佐賀の37人ずつだった。愛知が49人、静岡と佐賀が31人ずつ減るなど30都道府県で減少。27人増の長崎、25人増の宮崎などで増加が目立った。』(1月2日付時事通信)


【数字の重さ】

確かに数値だけで見れば、グラフを見てもわかり通り年々交通事故死にしても、事故そのものの数にしても減少してきており、歓迎すべきことなのだろうと思います。その原因も、警察庁の発表の通り、シートベルトの着用率の向上とか、飲酒運転や速度違反の取り締まり強化による違反事故の減少が大きく貢献しているのでしょう。

しかし、こういう死者や負傷者の数の発表というものには、何かやりきれないものが心に残ります。なぜなら、どんなに数値が減ったとしても、それは生身の人間が亡くなったり傷ついたりした結果の数字だからです。ひとつひとつの数字の裏には、怪我をした方や亡くなった方、はたまた、加害者も含めた大勢の人々の悲しみや苦しみが伴っているのです。

したがって、警察はどんなに交通事故にまつわる死傷者が過去と比べて減少したとしても、それが完全にゼロとなる日までは、たゆまぬ努力を続けていってほしいと切に願っています。


  
タグ :交通事故死



2009年11月18日

【絆とは?】

赤の他人が一緒になって「絆」を強めていくということでしょうか?

『夫婦円満のこつや心構えを研究している全国亭主関白協会(福岡市)が、「日本初の読むだけで夫婦円満になる雑誌」とうたう夫婦向けの月刊誌「KIZUNA」を今月創刊した。同協会会長の天野周一さん(57)は、「きずなはこれからの日本のキーワード。夫婦がしっかりしないと、いい日本にならないと気付いてほしい」と話す。
 離婚危機を乗り越えた自らの経験を、同じような危機に遭った友人らに教えたのがきっかけで、天野さんが10年前に協会を設立。「関白とは本来、天皇(妻)に次ぐナンバー2」として、主に40代以降の「オヤジ」たちに、うまく妻の尻に敷かれる新しい亭主関白像を説いている。全国に約8000人の会員がいるが、離婚者はゼロという。
 「目指されるオヤジ」をさらに増やそうと創刊した同誌では、「戦わずして負ける」など夫婦間のもめ事を解決する数々の技を伝授。ほかに会員夫婦の苦労話や、離婚した元妻からの警鐘といった内容が盛り込まれている。
 そんな天野さんも、かつては「飯、風呂、寝る」の典型的な亭主関白だった。ある日突然、妻から三くだり半を突き付けられ、「夫婦がうまくいくには、亭主が変わらなくては駄目」と開眼。積極的に家事を手伝い、「ありがとう」などと言葉を掛けるうちに、妻に笑顔が戻ったという。
 天野さんは「九州男児の僕が変われるのだから、全国のオヤジも変われる」とエールを送る。
 定期購読のみで1冊800円。申し込みは協会ホームページ(http://zenteikyou.com/)まで。』(11月15日付時事通信)


【九州男児の罪と罰】

それにしても福岡から夫婦円満と亭主関白の本創刊とは・・・それなりの素地がこの土地、そして九州には何かあるのかもしれませんね。ぼく自身、若いころは随分、「亭主関白」だったのではないかと反省しております。

今でも「奥様」にすべて家庭内のことはまかせっきりなのですが、以前よりは少しばかり妻のことにも気を遣うようになれたのかなあとは思っています・・・が、それもこれも妻の評価次第です。もしも「全然駄目だ」ということであれば、考えを改めなければなりません。

同じような中年男子の輩がこの福岡、九州には「九州男児」という美名の下で大勢いるのではないかと察しています。少しでも反省材料とすべく、この月刊誌を買いに行こうと思っています。みなさんはいかがですか?
  


2009年11月12日

【運び屋】

マレーシアで麻薬の運び屋の疑いで日本女性が逮捕されたとのニュースがありました。

『日本人女性(35)がマレーシアに覚せい剤を持ち込もうとし、同国の税関当局に拘束された。マレーシアは麻薬に厳しく、日本人女性が死刑になる可能性が高まっている。日本と比べると、刑の重さに雲泥の差がある。

クアラルンプール空港で2009年10月30日に拘束されたのは、元看護士の竹内真理子容疑者。覚せい剤4・7キロ・グラム、末端価格で約3200万円分を所持していた。スーツケースの底に隠して持ち込もうとし、危険薬物法違反の容疑で逮捕された。調べに対し、「荷物は預かったものだ」と供述。電話で日本にいる母親に「こんなことになってごめんなさい」涙を流し謝っていると報道されている。』(114日付J-CAST NEWS)


【恐ろしい刑罰】
最近、韓国でも日本に麻薬を持ち込もうとした日本人が15人ほど逮捕されたというニュースがありました。15人の大半はマレーシアやトルコ、南アフリカなどから仁川空港に入国しようとした際に摘発され、15人のうち8人は既に懲役4年から2年6月の実刑判決を言い渡されたとのことでした。

韓国では、麻薬などの密輸にかかわると通常は懲役5年以上だそうですが、「初犯で、単なる運搬役であることを考慮した軽い量刑」ということです。日本ではノリピーの例でもあるように、 麻薬の所持や使用による罰が非常に軽いとされていて、初犯だと執行猶予が付くのが普通だし、芸能人ならば、暫くすると仕事に復帰している例が多々あります。

しかし、今回の日本人女性の場合はマレーシアでの逮捕で、記事によればマレーシアの場合には麻薬に厳しく、ヘロイン・モルヒネ15g以上、マリファナ200g以上を所持した場合は死刑。外国人であっても極刑もありえるそうで、1989年には英国人1人が絞首刑、90年には香港市民8人が死刑執行されたとのこと。恐ろしいですね。

1970年代にアメリカ人青年が中近東で麻薬密輸の罪で捕まえられ、脱走するという映画「ミッドナイトエクスプレス」という映画がありましたが、今でも麻薬の密売の罪は中国をはじめ多くの国で重い刑罰が課せられます。くれぐれも安易に人の荷物を海外で預かったりしないようにしないといけませんね。

  
タグ :麻薬運び屋



2009年10月08日

【歩行者は右側へ】

韓国で88年ぶりに交通ルールが改正されたというニュースが入ってきました。

『韓国政府は1日から全国の鉄道・地下鉄駅、空港などの公共交通施設や公共機関内で「歩行者右側通行」の試行を開始した。日本の植民統治時代に定着した「歩行者左側通行」を88年ぶりに変更した。交通標識の整備などを経て来年7月から本格施行される。

 韓国・国土海洋省によると1905年に韓国初の近代的な交通規則として制定された「大韓帝国規定」で馬車や歩行者の右側通行が決められたが、日本の植民統治時代の21年に左側通行に変更された。第二次大戦後の米軍進駐で、車両は米国式の右側通行に変更されたが、歩行者の左側通行はそのまま残った。車の右側通行と歩行者の左側通行が混在してきた。』(10月2日付毎日新聞)


【日韓の違い】

この記事にあるように、韓国では日本の統治時代に「歩行者左側通行」が定着していたところへ、第二次大戦後の米軍進駐で、車両だけ米国式の右側通行に変更されたが、歩行者の左側通行はそのまま残っていたそうです。それを今回、車も歩行者も右側に変えて統一を図るというものですが、それでは日本は一体どうなっているのでしょうか。

ネットで調べてみると、日本では、江戸時代は武士が左側に刀を差していたため、前方から来た武士に抜き打ちに切られないようにするために、右側通行をしていたようですが、その後明治14年に警視庁通達で左側通行となり、昭和22年には道路交通取締法によって左側通行が決められたものの、占領政府のGHGの「対面通行」の指導により、昭和24年の法改正で「人は右、車は左」として歩行者は右側通行と決められています。

しかし、韓国の例にあるようにクルマが右であれば、歩行者も右という考え方からすれば、日本ではクルマが左なので歩行者も左が自然なはず。実際、歩道でも僕らは圧倒的に左側通行しているのではないでしょうか。

法律で定めていても実際の慣習でそうなっていなければ意味はありません。この際、日本も「人もクルマも左」に変えるべきではないでしょうか。みなさんはどう思われますか?
  



2009年10月07日

【オーストラリアが最高?】

日本人にとっては、気になるニュースが目に留まりました。


『2009年10月2日、英誌エコノミスト(The Economist)が発表した調査結果によると、世界33か国中、自国に対する誇りが最も高い国はオーストラリア、最も低い国は日本であることが分かった。

同誌は、ニューヨークに拠点を置く世界的なコンサルティング会社レピュテーション・インスティチュート(Reputation Institute)がまとめた調査結果を引用し、「ほかの先進国と比べて、オーストラリア国民は、自国に対する信頼・称賛・尊重・誇りがより高い」と伝えている。

オーストラリアが自国に付けた点数は100点中90点前後と最も高かった。最低点を付けたのは日本で、およそ56点だった。「オーストラリア国民の自国への情熱は、まるでスポーツのようだ」と同紙は総括している。

同ランキングの2~10位は、順にカナダ、フィンランド、オーストリア、シンガポール、インド、中国、フランス、スペイン、チリ。自国に対する誇りにおいて世界基準とされている米国は11位で、自国に付けた点数はおよそ70点だった。

同誌によると、調査結果は金融危機の影響を少なからず受けている可能性があるという。なお、オーストラリアはその影響が最も小さい国とみられている。』(10月4日付 Record China)


【順位の意味するもの】

それにしても1位のオーストラリアは別にして、日本が調査の対象となった33カ国の中で最下位というのは、結構こたえますね。それほど日本人というのは自分の国に自信がないのでしょうか。

この調査に先立つ今年3月の内閣府の5カ国(韓国、米国、フランス、英国、日本)の青年に対する意識調査によると、日本人が自国で誇れるもの(複数回答)は「歴史や文化遺産」が59・4%で最も多く、「文化や芸術」が44・7%と高いのに比べて、社会に満足していると答えた人は、日本では43・9%にとどまり、米国(67・6%)や英国(61・2%)に大きく差をつけられていました。

そして、今回のエコノミストの調査結果では、日本など金融危機の影響を大きく受けている国は低く、最も影響を受けていないオーストラリアなどの国が高く出ているという側面もあるようなのです。

すなわち、日本人は歴史や文化に対する誇りは持っていても、今の日本の経済や政治そして社会状況には自信がないということが、結果として最下位ということになったのではないかと推察されます。

社会にせよ、文化にせよ、国の発展の原動力はその国の人々が自国に誇りをもって働いているかどうかが鍵になるのは間違いありません。日本人のみなさん、国をもっと愛すべきだと思いますが、いかがですか?

  



2009年10月06日

【松戸市の試み】

松戸市の全国初の試みから、すでに40年が経過したそうです。

『市民の要望に迅速に応えるため、千葉県松戸市で全国に先駆けて誕生した「すぐやる課」が、6日で開設40年を迎える。

 この8月で受理件数は延べ13万件を超えた。当初は道路補修など土木作業の要望が多かったが、今はハチ退治が中心だ。要望も多様化し、家の掃除など対応できない依頼も相次いでいる。「掃除するから、うちのテレビを動かしてほしい」。依頼してきた高齢の女性に、課員が「家族はいないの?」と聞くと、「嫁が2階にいるけど、頼めない」という回答だった。同課に寄せられる要望は、年間1万件以上とされる。このうち、受理するのは近年、3~4割にとどまる。自宅の掃除のほか、「隣の犬がうるさい」といった近隣トラブルの解決などの依頼が多いが、断っているという。

 大竹忠重課長は「地域や家族でコミュニケーションがなくなって、簡単なことも人に言えないのでは」と話す。

 実際に対応した仕事内容では、当初は道路や側溝の補修など、土木作業が約9割を占めていたが、2008年度は3676件中707件(19%)。代わりにスズメバチ駆除などが2094件(57%)と増加した。ハチの駆除では防護服を着用しても刺されることがあり、ハチ毒に対する抗体の検査で、ショック症状の危険性を示す結果が出ると、担当職員は異動になるという。』(10月4日付読売新聞)


【再び脚光?】

この松戸市の発案で始まった「すぐやる課」は、「マツモトキヨシ」創業者の松本清・元市長が69年に設置したということです。さすがですね。

この「すぐやる課」と同じような課は現在までに全国300か所以上の自治体で設置されたものの、行革の一環で廃止が相次いで、現在は数十か所程度しか残っていないそうです。
しかし、平成の市町村大合併で巨大化した自治体などで、仕事の『はざま』を埋めるため、必要となっているのか、最近では松戸市の「すぐやる課」に見学や視察にやってくる人が年々増えているそうです。

役所のたらい回しという悪慣行を少しでも見直していくためにも、これからも必要な部署だと思いますがみなさんはどう思われますか?
  
タグ :すぐやる課



2009年09月10日

【登山家の善行】

もう単なる登山家ではありませんね。

『エベレストの清掃活動などで知られる登山家野口健さん(36)が、フィリピン各地に眠る旧日本軍の戦没者の遺骨収集に取り組んでいる。理事を務める特定非営利活動法人「空援隊」は、8月だけで1555人分、これまでに計約4800人分の遺骨を帰国させた。野口さんは「日本人全体の問題。遺骨が依然残されていることをみんなに伝えたい」と話している。
 「戦争を知らない世代」の野口さんが、遺骨収集を始めるきっかけとなったのは2005年のヒマラヤ登山。悪天候でテントに閉じ込められ、死を感じた時、「自分は好きで来た山でも死にたくない。戦争で行かされた先で亡くなるのはどれだけ無念だったか」と思い、生還したら取り組もうと決意したという。
 厚生労働省によると、海外で戦死した日本兵のうち、半数近い115万人の遺骨はいまだ発見されていない。フィリピンには、この約3分の1に当たる40万人弱の遺骨があるとみられている。
 関係者の高齢化などで遺族会や戦友会の収集活動は年数十体程度にとどまっているが、空援隊はフィリピンに事務所を開設、現地スタッフが地元住民から集めた情報を基に捜索し、実績を重ねている。さらに2万体以上回収できる見通しはあるというが、課題は予算。国の委託金や寄付金だけでは、せっかく収集しても日本に運ぶめどが立たないという。
 「ムーブメントを起こし、支援を増やしたい」と野口さん。「富士山やエベレストの清掃も当初は冷ややかな反応しかなかったが、次第に支持され、大きな流れになった。今回もきっと理解を得られるはず」と期待している。』 (9月6日付時事通信)

【冒険家が挑む新たな世界】

野口健と言えば、1999年5月に若干25歳で二度の失敗を経て念願のエベレスト(ネパール側)の登頂に成功し、「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を樹立した世界的な冒険家だ。大学卒業後は、エベレストや富士山に散乱するゴミ問題に心を痛め、新たな挑戦として、清掃登山を開始。「富士山から日本を変える」をスローガンに日本の象徴である富士山の環境保全につとめたり、次世代の環境問題を担っていく人材の必要性を感じ、主に小中学生を対象とした「野口健 環境学校」を開校したりとボランティア活動の分野で新たな挑戦を次々と行っていることで有名だ。

そして今回は、旧日本軍の戦没者の遺骨収集。戦争を体験した世代が少なくなりつつある現在、戦争を知らない世代である野口氏が遺骨収集に乗り出した意味は大きい。先祖を敬い、忘れられてつつある海外の115万人にものぼる戦没者の方々の無念を晴らすという活動、すばらしいと思う。野口氏はまだ36歳なのだ。

自分も含めて、戦没者の遺骨収集という地道な活動は、きっと多くの人に戦争の悲惨さを少しでも知り、戦争を起こさないために何が必要なのかを真剣に考える機会を与えることになると思う。野口さんの活動を少しでも応援できればと自分も考えています。興味のある方は下記の「野口健のオフィシャル・サイト」をご覧ください。

《参考》

・「野口健のオフィシャル・サイト」
  
タグ :野口健



2009年09月04日

【変なサービス】

そんなサービスまでしてやるべきことなんでしょうか?はなはだ疑問です。

『英南部サリー州のテーマパーク「チェシントン・ワールド・オブ・アドベンチャーズ」で、ジェットコースターに乗りたがらない親でも、子どもたちと一緒に高速の乗り物を楽しめるよう、催眠術をかけるサービスを開始する。
 同パークが今年実施したアンケート調査では、親がスピードのある乗り物を敬遠することについて、子どもたちは不愉快に思っていることが分かった。総支配人のデビッド・スミス氏は「ファミリー向けの施設としては、子どもたちと同じように大人が楽しんでくれることも重要だ」と語った。
 催眠術療法士のスティーブン・リグビー氏によるセッションは、10月9日からスタートし、ウェブサイト(www.chessington.com/shoutabout)に応募した子どもの両親が対象となる。
 リグビー氏は「子どもたちの親は、叫んだり目を閉じたままでいるなど、様々な方法で恐怖を克服しようとするが、この方法を使ってくつろいで楽しんで欲しい」と説明している。』 (8月31日付ロイター通信)


【行き過ぎ?】

こんなサービスは明らかに行き過ぎだと思います。いくら子供たちに楽しんでもらうためだとは言っても、親に催眠術までかけてジェットコースターに乗ってもらう必要がどこにあるんでしょうか?僕にはまともな考えには到底思えませんね。

そもそも催眠術と言う行為自体、僕にはあまりいいイメージはありません。たとえ催眠の専門家である催眠術療法士が行うにしても、単なる娯楽のために一時的にせよ、ジェットコースターという動きの激しい乗り物に乗る人を催眠状態において恐怖の意識を取り除けば、万が一不可抗力的な事故が起こったときに催眠術にかかった親は子供を助けるどころか、自分の身の安全さえも認識することが出来ない可能性があるのではないでしょうか。

まったく、一体何を考えてこんなサービスを堂々をやろうとしているのか、このニュースには本当に驚きました。みなさんはどう思われますか?  


2009年09月03日

【運転中の電話】

日本でもまだまだ運転中に携帯電話をしているドライバーをよく見かけますが、アメリカではようやく走行中の携帯電話禁止の法律が各州で整備されはじめた段階のようです。

8月31日号アジア版タイム誌「Driving Us to Distraction」というタイトルで、「メールもダイヤルも危険、でもハンズ-フリー携帯も本当に安全なの?」という記事が載っています。

Driving Us to Distraction. Texting is dangerous. Dialing is too. But is hands-free technology that much safer?

【マルチタスクは危険】

米国では現在17の州とワシントンDCで走行中の携帯電話が法律上禁止となり、7つの州でハンズ・フリーの携帯電話も禁止となっているそうです。それに加えて先月上院で全米の州で運転中のメールのやり取りを禁止する法案が可決されました。というのは7月に自動車安全センター(the Center for Auto Safety in the US)が携帯電話を走行中に使用するのは危険だという報告書を出したのがきっかけでした。

長年携帯電話の危険性について研究しているユタ大学のDavid Stryer教授によれば、走行中に二つ以上の操作が出来る(マルチタスク)ドライバーは、たったの2パーセントにすぎないと見ているそうです。しかもその2%の人たちは優秀な戦闘機乗りくらいの能力があるとのこと。それほど普通のドライバーが運転しながら携帯電話を操るというのは危険なことなのです。

【ハンズ・フリーも危険?】

しかしもっと興味深いのは、日本でもスーパーなどで売られているハンズ・フリーの携帯電話機器を使っても事故の危険性は少なくならないということでした。なぜなら、人間は音に集中しようとしたら、脳がコントロールする目の能力まで減少するというのです。

もちろん、そうではないとする研究結果もあるのですが、僕ら一般人からすれば「やはり、そうか」というのが率直な印象でした。

運転中は運転に専念して、携帯電話は使用しない。これは法律があるからとかではなく、自分と周囲の人々の安全を確保するためには最低限必要なことでしょう。みなさんは、警察官がいないからといって運転中にメールなぞしていませんか?


  


2009年08月26日

【心霊スポット】

神奈川県厚木市の廃墟となった病院が話題になっています。

『夏といえば肝試し。全国各地に心霊スポットはあるが、神奈川県厚木市にある廃虚病院は幹線道路のすぐそばにそびえ立つ。テレビ番組やインターネットなどでも紹介されて有名となり、夜な夜な訪れる若者が後を絶たない。ごみを捨てたり、落書きをしたり、病院は荒れに荒れている。10年以上前から夜中の騒音などが問題になっているが、今月17日には放火騒ぎがあるなど、付近の住民は「早く撤去してほしい」と悲鳴を上げているのだが…。

 問題の病院は、交通量の多い厚木市の国道129号沿いにある「恵心病院」。畑や住宅、飲食店などに囲まれた7階建てのコンクリート造のビルは異様な雰囲気を放っている。四方を見渡すとあちこちの壁にスプレーで書かれた派手な落書きがされ、窓ガラスはすべて割られている。ペットボトルなどのごみも散乱し、まさに廃虚と呼ぶのにふさわしい状況だ。

  [フォト] ひどすぎる…異様、不気味な壁面の落書き

 病院は以前、テレビの心霊番組で紹介され、有名となった。平成12年ごろには、少年が病院の屋上から飛び降りて死亡するなどしており、警察がパトロールを強化していたという。

 インターネットでは、「病院長が焼身自殺した」「医療ミスがあり患者が死んだ」などという真偽不明の書き込みが踊り、それを見た若者が「度胸試し」で訪れる。建物の出入り口は封鎖されているが、お構いなしだ。』(8月22日付産経新聞)


【メディアの功罪】


この荒廃した病院は、心霊スポットということでテレビが取材し、それから有名となって心無い若者が出入りするようになったと言います。ほんとうにひどい話ですね。つい先日、テレビで淡路島の所有者不在の100メートル近くある仏像と五重の塔のような建物が風化していつ倒れるかわからないような状態になっていて住民に不安が広がっているという放送がありました。

これもどちらかというと興味本位の取材なのですが、こういう番組がきっかけとなって役所が動いて問題が解決に向かうということもありえないことではないので、あながちメディアばかりを責めるわけにもいきませんが、それにしても自分達が住んでいるところから離れた場所での騒ぎは、視聴者や傍観者にとっては興味本位でしかありえません。

【ことなかれ主義】


しかし、そこに住んでおられる住民にとってはまさに重大な問題なのです。そんな中、廃墟になっているこの「恵心病院」も現在は所有者が不明のため、警察も保険事務所も手のつけようがないといって場当たり的な処理しかしていないのです。こんな「ことなかれ主義」でいいのでしょうか。

日本全国いたるところにこれと同じような廃墟になった建物が点在しています。これからも増え続けていくでしょう。人口の高齢化や経済不況などによって所有者が不在という事態も増え続けると思います。

もし事態を改善すべきだと本気で考えるのなら、そこに住む住民のみなさんが立ち上がって「ことなかれ主義」の役所に問題を認識させて早急に解決させるよう動かすべきでしょう。「ことなかれ主義」に立ち向かうには当事者が身体を張って主張するしかないのが今の「この国のかたち」なのかもしれません。みなさんはどう思われますか?
  



2009年08月11日

【スターから一転】

ここ1週間あまり、日本だけでなく台湾や中国でも大いに注目された女優の酒井法子失踪事件は、本人の出頭という形で幕を閉じました。

『女優の酒井法子容疑者(38)の覚せい剤取締法違反事件で、同容疑者が警視庁の9日の調べに、覚せい剤所持を認めた上で「昨年夏ごろから、夫に勧められてやっていた」と述べ、継続的な使用も認める供述をしていることが分かった。深く反省した態度を示しているという。
 同庁は夫婦の使用実態を調べるとともに、入手先を捜査する。10日午前、酒井容疑者を送検する。
 同庁組織犯罪対策5課によると、酒井容疑者は夫の高相祐一容疑者(41)=同法違反容疑で逮捕=とともに、火であぶったり、パイプを使ったりして覚せい剤を吸引していた。
 失跡の理由については「夫の逮捕で気が動転していた」と供述。東京都新宿区や中央区を泊まり歩き、山梨県にも行ったという。
 テレビニュースで捜索願が出され、大騒ぎになっていると知り、パニック状態になったと説明。逮捕状が出たと知り、出頭するために知人を通じ、弁護士に連絡したという。
 逮捕後の尿検査の結果は陰性だったが、DNA型鑑定では、自宅マンションで見つかった吸引用のストローやパイプに付いた唾液(だえき)と、酒井容疑者の口の中から採取した試料の型が一致した。
 酒井容疑者は9日午前に数時間、取り調べを受けた。高相容疑者は午後、酒井容疑者逮捕を伝えられると、「夫婦でやっていた。私が勧めた」と供述したという。』 (8月9日付時事通信)


【怪しい逃亡劇】

僕は酒井法子のファンでもないので本人の性格など詳しいことはわからないが、素人目に見ても今回の逃亡劇は華やかな芸能人としての表の顔とは裏腹に、プロまがいの手口が見え隠れして、夫婦ともども「怪しい」という印象が強い。もちろん容疑者の段階で下手な推測をすべきではないが、刑罰の対象になるかどうかは別にしても多くのファンを持つ芸能人という言わば「公人」としての言動だと考えればあまりにも軽率で、他人の痛みを考えていないといわざるを得ないだろう。

そんな僕の見方を裏付けるような話がメディアやネットでも流れていた。そのひとつが 8月9日放送の日本テレビ系「ザ サンデー ネクスト」に出演した、麻薬Gメンとして38年間活躍した小林潔氏の話だ。小林氏によると、「職務質問の時から高圧的な態度で対応をかわし、逃げたということから、普通の人はしないことです。ということは彼女はかなり(覚せい剤を)やっていたのではないかという見方もできる」と常習性の可能性を指摘していた。「きっこの日記」にも酒井容疑者の逃亡劇について、一般的に覚醒剤の反応が出なくなると言われている「5日間」をクリアしたから出頭した可能性について言及している。そう思われても仕方がないだろう。

【酒井容疑者が今後なすべきこと】

果たしてそこまで酒井容疑者が「ワル」なのかどうかは、僕にはわからない。これから法廷で明らかにされるだろう。

執行猶予付きの判決が出るとしても、はたまた無罪になるとしても、酒井容疑者がこれからなすべきことは世間を騒がせたお詫びを心から、子供、親族、そして大勢のファンにすることだろう。それはこれからまだ長い人生の中で、二度と同じような騒ぎを起こさないという敢然とした決意みたいなものが感じられなければウソだろう。そして全てを出直すことだ。たとえ家族が過去に過ちを犯していたとしても、自分さえ決意を持って出直せばいいのだ。そうしなければ、二度と再び人々は酒井法子を信用しなくなるだろう。今はまだ多くのファンは彼女のことを信じてくれているのだから。


  



2009年08月10日

【安全優先】

日本航空が安全を優先する勇気ある決定を下しました。

 『日本航空は1日から、離着陸のシートベルト着用時に乗客からトイレ使用の申し出があった場合、客室乗務員が機長に判断を求めていた「トイレ許可」の連絡を、国内・国際の全便で取りやめた。事故が発生しやすい離着陸時のトイレ使用は原則禁止だが、操縦室への連絡が社内で規定されていた。これを機長や副操縦士が操縦に専念できるよう見直した。

 日航では07年4月から3カ月、安全運航を評価する米国の専門会社の協力を得て、国内・国際線合計435便を調査した。その結果、シートベルト着用時のトイレ使用による離席や飲酒などの問題で操縦室に連絡する事例が10便に1便の割合であり、日航特有の問題と指摘された。これまでに客室からの呼び出しで管制との通信が妨げられたり、着席が確認できなかったため、着陸をやり直したケースもあるという。 』(7月31日付毎日新聞)


【クリティカル11ミニッツ】

飛行機は離着陸時が最も危険な時間帯ということで、パイロットはこの時間帯に最も緊張を強いられると言われています。

その時間帯は、事故の大半が離陸後3分と着陸前8分に集中することから「クリティカル11ミニッツ」(危険な11分)とも呼ばれており、飛行機のルートで言えば、飛行機が駐機場を出てから離陸し、高度1万フィート(約3000メートル)に達するまでと、1万フィートから降下し、着陸後に駐機場に入るまでを指します。

この記事に寄れば、この「クリティカル11ミニッツ」(危険な11分)の時間帯には、操縦室を運航の安全と直接関係のない事象から隔離するのが世界では一般的で、米連邦航空局(FAA)では81年、クリティカル11ミニッツの間は「飛行に不可欠な事項以外の業務や行為の禁止」を法制化しているとのこと。

そもそもそれほど飛行機の安全にとって重要な時間帯に客室からの連絡を受けていたということが僕にはにわかには信じがたいのですが、顧客サービス優先の考え方から日航ではそうしていたのでしょう。これは明らかに行き過ぎた顧客サービスだったと思います。客室にはチーフパーサーなり、乗客の安全に責任が持てるスタッフがいるのですから、よほどのことがないかぎり操縦室への連絡までは必要なかったのではないかというのが、素人の僕の考えです。

とにもかくにも、その規定を見直し安全運行上、離着陸時のトイレ使用禁止・操縦室への連絡禁止を決めた日航の決定を評価したいと思います。ちなみに全日空は操縦室への連絡規定そのものがないそうです。  


2009年07月21日

【若者の不満】

若者の間でイライラが募っているというニュースが目に留まりました。

 『仕事や生活が原因でイライラを感じている20歳代、30歳代の人が増加し、60%を超えたことが16日、大学共同利用機関「統計数理研究所」の全国調査「日本人の国民性」でわかった。

 増加傾向は1993年調査から続いており、同研究所は「バブル崩壊後に続く景気低迷の影響」とみている。職場の人間関係を見直したり、家族を大切にしたりする傾向もうかがえ、閉塞(へいそく)感を覚えつつ、心のよりどころを模索する今の国民像が浮かぶ。 調査は1953年から5年ごとに実施。今回は昨年10~11月、20~79歳の6400人を対象に調査した。回収率は52%。

 「この1か月間でイライラしたことがある」と回答した人の割合は、20歳代が63%(前回2003年比6ポイント増)、30歳代が62%(同)と初めて60%を超えた。40歳代の57%(前回比9ポイント増)を含め、過去15年間で最も高い数字だ。これに対し、50歳代から70歳代までの世代は30~40%台だった。

 イライラ感は、バブル崩壊後の93年から98年の5年間は全世代で増加していたが、03年以降、50歳以上の世代はほぼ横ばいにとどまっており、若年世代のストレスの大きさが浮き彫りになった形だ。』(7月17日付読売新聞)


【心のよりどころ】

イライラ感が増加傾向にあるのは、1993年の調査以来続いているとのことで相当長期間にわたっています。この間にはバブル景気の時期もあったので、必ずしも経済的理由だけでイライラが募っているわけではないようです。

しかし、背景には日本社会全体に漂う閉塞感や将来に対する不安感があるのは間違いないでしょう。特に若い人達は、高齢化社会が急速に進展しているのに反比例して、安心して老後が迎えられるような年金制度や雇用制度といった社会インフラが制度疲労を起こしていることに耐え難いような不安感、不満感を膨らませているのではないでしょうか。

頼れるのは自分だけ、支えてくれるのは家族だけというのでは地域社会や日本全体のあり方としては寂しい限りですね。

技術や経済、文化など様々な面で世界的に優れた能力を持つ日本がひとつの共同体として、あらゆる世代の人々が結束していくことで、これからの日本を背負っていく若い人達が閉塞感を感じないように側面から応援していく必要があると思います。

あなたはどんなことにイライラ感を感じていますか?

  


2009年04月07日

【北朝鮮のロケットの行方】

北朝鮮のロケットは日本時間の4月5日(日)午前11時半に発射され、またしても国際社会の警告は無視されました。

『米コロラド州の北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と米北方軍司令部は5日朝、声明を発表し、「北朝鮮が日本海と日本の上空を越えるテポドン2ミサイルを発射した」としたうえで「軌道に入った物体はない」と指摘、北朝鮮が主張する「人工衛星打ち上げ」に失敗したとの認識を示した。

 声明は「ミサイルの1段目は日本海に落ちた。残りの数段は搭載物とともに一緒に太平洋に落ちた」としている。「残りの数段」とした複数形の表現は、ミサイルが3段式だったとの分析とみられる。また、「この宇宙への運搬手段は、北米やハワイへの脅威ではなく、対応措置はとらなかった」とした。 』(4月5日付読売新聞)


【大山鳴動して・・・】

この数日間、少なくとも日本の政府やマスコミは北朝鮮のミサイル発射一色でした。しかも、日本政府はこともあろうに「ミサイル発射」の誤報まで発信し、世界中に恥をさらすおまけまでつきました。

そして、結果的には米北方軍司令部の発表のとおり、北朝鮮のミサイルはその主張とは裏腹に「人工衛星打ち上げ」に失敗したと見られています。

さしずめ、「大山鳴動してネズミ一匹」といったところでしょうか。

【生かすべき教訓】

しかし、今回の北朝鮮のミサイル騒動には素人の僕から見ても日本が生かすべき教訓があります。

ひとつは、危機に当たっての情報の迅速・的確な伝達。今回、防衛省、日本政府は初歩的な初動の情報伝達ミスで失態を重ねましたが、これを大きな教訓として次に生かすべきでしょう。

そして最も大事なことは、政府にも、マスコミにも、僕ら一般の国民にもあてはまることですが、北朝鮮のような国の挑発には常に冷静に慎重に対処するということです。挑発に乗れば相手の思う壷です。不可解この上ない北朝鮮ですが、日本との国力や国としての信頼度には天地の差があるのです。

みなさんはどう思われますか。

  



2009年02月26日

【タイム誌への投稿】

2月16日号タイム誌の記事「大きな断絶」("A Great Divide")について2月15日に投稿しましたので公開します。

It is sad to know that building a fence along the vast miles of borders with Bangladesh on the part of the Indian government is the only solution to stop flooding immigrants and terrorists from Bangladesh to India

I can understand that there may be differences of religion, economic disparities and perception gap of terrorist threats between the two countries as you pointed out in your article. However, before completing a long fence surrounding Bangladesh as the mere solution, Indian governments should place the top priority on helping her neighbor stand its own feet economically by boosting her own economy and accepting more immigrants as one of the newly emerged economic superpowers in Asia.

《拙訳》

インド政府がバングラデシュとの長大な国境線にフェンスを張り巡らすのが、バングラデシュからインドに洪水のように流入する移民やテロリストを防ぐ唯一の解決策だとしているのは悲しいことだ。

貴記事が指摘しているように、二国間には宗教の違いや経済格差、そしてテロに対する認識のずれがあることは理解できるが、バングラデシュを取り囲む長いフェンスが完成する前に、インド政府はアジアの新しい経済大国のひとつとして、自国経済を活性化させ、より多くの労働者を受け入れることで、隣の国が経済的に自立できるように手助けすることを優先すべきだ。
  



< 2017年05月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
プロフィール
luckymentai
luckymentai
海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
Copyright(C)2017/博多っ子の元気通信 ALL Rights Reserved