2007年09月27日

【静かなデモ拡大】

ミャンマーで市民や僧侶による静かなデモが広がっている。

『ミャンマーの軍事政権に抗議する僧侶や市民らは25日、最大都市ヤンゴンや地方都市などでデモを続行した。デモは8日連続で、AFP通信によると、10万人規模。軍事政権は同日、これまでの黙認姿勢を転じ、デモに参加しないよう市民に警告、同日夜には盾やライフル銃で武装した治安部隊をヤンゴン中心部に配備した。26日のデモ再発を阻止する構えとみられる。
 軍事政権は25日朝、広報車をヤンゴン市内に走らせ、「デモに参加しないように。命令に従わない者には法に基づいた措置を取る」と警告し、デモ隊が集結地点としている中心部の大仏塔シュエダゴンパゴダ近くに軍用トラックを配備した。
 僧侶らは「脅しに屈するな」と市民らに呼びかけ、警告を無視して午後からパゴダ近くに集まりデモを繰り広げた。デモ隊は「民主主義を」「我々は対話を求める」と叫びながら行進し、対決姿勢を強めた。デモは中部マンダレーや西部シットウェなど全国の主要都市に広がり、少数民族グループなども加わった。』(9月26日付毎日新聞)


【高まる緊張】

軍事政権による弾圧で久しくデモがなかったミャンマーでの動きだ。国内では相当、緊張が高まっているのではないか。デモには軟禁中のアウンサンスーチー書記長の「国民民主連盟」(NLD)幹部も混じっているようだ。

『ロイター通信によると、最大野党「国民民主連盟」(NLD)のアウンサンスーチー書記長が23日に軟禁中の自宅から刑務所に身柄を移されたとの情報が流れたが、AFP通信によると、警察当局は移送情報を否定した。
 また、1000人以上の死者が出たとされる88年のデモ鎮圧に動員された東部の軍師団がヤンゴンに向かって移動したとの情報があり、軍事政権が武力鎮圧の準備にかかったとの見方も出ている。』 (9月26日付毎日新聞)


【米大統領動く】

緊張感が高まる中で、ブッシュ米大統領が国連総会の場でミャンマー軍事政権への追加制裁とアウンサンスーチーさんをはじめ「1000人を超す政治犯」全員の釈放を要求した。さすがにアメリカの動きは早い。

軍事政権はあくまでも武力を背景に強権での鎮圧を目論んでいるようだが、軍政下で貧困に喘ぐ民衆の怒りを押さえつければ不測の事態も十分考えられる。

しばらくはミャンマーの動きには注意が必要だ。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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