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2007年10月13日

【三菱重工の決断】

夢の実現に向けて三菱重工業が着々と準備を進めている。

『三菱重工業は9日、2012年就航を目指す国産ジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の仕様を決定し、受注活動を始めると発表した。心臓部のエンジンには燃費性能の優れた米プラット&ホイットニー(P&W)社製を採用した。受注状況をみながら、来春に事業化の最終判断を下す。悲願の“日の丸ジェット”の離陸がいよいよ最終段階に入った。

 三菱重工の佃和夫社長は同日の会見で、「課題を克服できる見通しがたった。長く欧米企業のパートナーにとどまってきた国内航空機産業の宿願達成に挑戦する」と述べ、事業化に強い自信を示した。価格は「30億から40億円程度」という。

 エンジンの選定ではメーカー3社と協議していたが、P&Wが新開発したエンジン「GTF」を選んだ。燃費を従来比2~3割向上させたほか、騒音が小さく、整備コストを低減できるなどの強みを持っている。』(10月10日付フジサンケイ ビジネスアイ)


【国産旅客機の夢】

国産旅客機と言えば、今年9月に日本エアコミューター(JAC)の鹿児島県・沖永良部―鹿児島間の記念フライトを最後に、41年に及ぶ国内の定期旅客輸送から引退した中型機YS11があります。

YS11が惜しまれながら引退した後、新しい国産旅客機の開発が期待されていました。そんな期待と夢に応えるべく、三菱重工業、川崎重工業、ホンダといったメーカーが開発に名乗りを上げていました。

その一番乗りが三菱重工業となったのです。

自動車では今やトヨタが世界のトップを走っているのに、航空機は国内に航空機産業もないような状況でした。ぜひ、三菱重工業をはじめとする三社には商業ベースで活躍できる航空機の開発・生産・販売を期待したいですね。  



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