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2007年12月19日

【いよいよ韓国大統領選!】

日本よりも激しい選挙戦が明日韓国でいよいよ投票日を迎える。

『韓国大統領選は19日、投票が行われる。野党ハンナラ党候補の李明博(イミョンバク)前ソウル市長(65)の優位は揺るがないとみられ、10年ぶりに保守政権が誕生する公算が大きい。主要候補者同士の中傷合戦に対する有権者の嫌気などから、投票率は前回(02年)の70.8%を下回りそうだ。即日開票され、同夜には大勢が判明するとみられる。

 各候補は18日、大票田の首都ソウルなどで「最後のお願い」に回った。選挙戦を終始、優位に進めてきた李明博候補は学生街での演説で「なぜ(韓国の経済が)中国や日本に比べ、うまくいっていないと言われなければならないのか。それは指導者がだめだからだ」と政権交代を訴えた。

 株価操作疑惑をめぐり、「無関係」と主張していた会社について、「私が設立した」と李明博氏自身が発言していたビデオの存在が投票3日前に明らかになった。だが、大勢に影響はないとの見方が強いためか、李明博氏は遊説先でも笑顔を振りまき、余裕の表情だった。』(12月18日付毎日新聞)


李明博(イミョンバク)氏と言えば、2002年にソウル特別市市長に当選し、清渓高架道路の撤去と清渓川の復元を実現したことで有名で、タイム誌でも昨年取り上げられた。環境にやさしく人間らしい都市づくりを進めたという意味で、首都高速の下で喘ぐ日本橋をかつての誇り高い橋に戻せない日本と比較されることもしばしばだ。もちろん、ソウル市民をはじめ韓国の人々には人気が高い政治家なのだ。

【劇的な変化の可能性も】

その野党ハンナラ党候補の李明博(イミョンバク)前ソウル市長は、いろいろな疑惑が選挙直前まで取りざたされ、与党側からの執拗な攻撃で身の危険まで囁かれながらついに念願の大統領選挙の投票日までたどり着き、旧与党系の大統合民主新党の鄭東泳(チョンドンヨン)・元統一相(54)や、ハンナラ党を離党し、無所属で出馬した李会昌(イフェチャン)・元同党総裁(72)を圧倒的な差で破り大統領になる可能性が大なのだ。

韓国では伝統的に敗れた側の大統領は投獄される。盧武鉉(ノムヒョン)大統領はそれを恐れてか、李明博候補の一連の疑惑について検察に再捜査を命じる「指揮権発動」を検討するよう法相に指示までしているのだ。

それにしても民族性からか日本では考えられないような政敵に対する怨念だ。真大統領選出後もしばらくは韓国政局は混乱が続くのではないかと思われる。

韓国が保守に回帰すれば、当然北朝鮮との関係が微妙になる。そうなれば様々な形で日本への波及も必至だろう。韓国の大統領選後はしばらく目を離せない展開となりそうだ。  



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