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2007年12月11日

【タイム誌への投稿】

12月10日号タイム誌の記事"Head Games"について12月10日に投稿しましたので公開します。

“Head Games”,TIME dated on December 10, 2007

As the father of two young daughters, I was shocked to know the fact that U.S. female soccer athletes suffered almost 40% more concussions than males did. Wasn’t there any strict guidance to prevent such female suffering on the teachers’ side at school so far?

Popular sports often require athletes to use their souls and bodies to the limit to win the game or to defeat the opponent, whether or not there are some gender differences between men and women.

However, now that the gender related vulnerability of women to men in specific sports techniques such as heading became clear, we should recommend some kind of protections or alternative sports for women to keep them safer, not only in the schoolyards but also in the professional sports, based upon the scientific research.


【拙訳】

二人の娘の父親として、米国の女子サッカー選手が男子よりも40パーセント以上も脳しんとうを起こしたという事実を知ってショックを受けました。今まで学校では先生達からそんな女子生徒の怪我を避けるための厳しいガイダンスはなかったのでしょうか?

人気のスポーツでは、選手たちは男女の性別の違いがあろうとなかろうと試合に勝つため、あるいは相手を倒すために心身ともに限界まで使うことが要求されます。

しかしながら、一部のスポーツでの性別の違いによる女性の脆弱性がハッキリとしたからには、女性たちを安全に守るために、科学的研究に基づいて学校だけでなくプロスポーツでも何らかのプロテクションや別のスポーツを推奨すべきでしょう。
  


2007年12月10日

【マック好調】

アップル社の「マック」パソコンが好調らしい。

 『長く低迷していた米アップル製のパソコン「マック」の売り上げが好調だ。国内販売シェアは今年前半からほぼ倍増し、特にデスクトップパソコンでは上位を脅かす存在になりつつある。デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」のヒットでアップルのブランドイメージが高まり、パソコンにも波及した格好だ。

 調査会社BCNによると、マックの国内シェアは、今年前半は3%台半ばに低迷していたが、11月には6.2%に回復。8月に3年ぶりにデザインを一新したデスクトップに限れば、11月は9.9%と今年前半の5%前後から上昇し、国内メーカー3位のソニー(10.3%)に肉薄した。

 さらにマックを勢いづかせたのは、10月の基本ソフト(OS)の刷新だ。ウィンドウズとの併用を可能にした新OS「レパード」の発売に踏み切った。マックは従来、独自のOSを搭載し、広く普及した米マイクロソフトのOS「ウィンドウズ」用ソフトが使えなかったが、利用者の不便が解消された。』(12月8日付毎日新聞)


【操作性はマックが上?】

ここ数年で携帯音楽プレーヤーの概念を一変させたiPod。もちろん、この革命的成果を生み出したのはスティープ・ジョッブス氏率いるアップル社だ。

このiPodの出現によって、もともとユーザー・フレンドリー(user-friendly)と言われていたマックの製品の優秀性がまたまた脚光を浴び始めたのだ。もちろん、それはiPodとの連想でマックの製品がiPodユーザーの目を引き始めたらかに他ならない。

マックをマックたらしめていたのは、ジョッブス氏がMac OSに採用して世界に広まったと言われているGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)だった。それが80年代にWindowsOSがデファクト・スタンダードになってからは、WindowOSにも採用され、マックパソコンの専売特許ではなくなってしまったのだ。

しかし今、そのGUIを120%以上活用したiPodや"iPod touch"といった音楽や映像といったエンターテインメントとうまく融合した新しいタイプの機械(gadget)が流行ったことでマックが復権を果たそうとしているのだ。こんなに嬉しいことはない。

ジョッブス氏は本当に偉大だ。ハードにばかり目を奪われている間に後退著しい日本のパソコンメーカーを尻目に今、マックパソコンはじりじりと日本や世界でのシェアを上げてきている。これからの展開が本当に楽しみだ。

iPodユーザーである僕ももう一度マック・パソコンへの乗り換えを検討しようと思っている。みなさんはどうですか?  


2007年12月09日

【今度は胃腸炎?】

インフルエンザに続いて感染性胃腸炎も流行しているという報道が目に付いた。

『ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が流行している。約110人の集団感染が判明した6日、県は緊急会議で予防策の周知徹底を確認。北海道などで例年より早く流行しているインフルエンザへの警戒も強め、高齢者施設などに注意を呼び掛ける方針だ。

 感染性胃腸炎の県内36医療機関での定点調査では11月第4週の患者数は787人。一定点当たりでは全国トップの21.86人で、警報基準値の20人を超えた。第5週は1155人、一定点当たり32.08人に急増している。

 6日に判明した感染者は(1)大分市内の専修学校の学生寮生と職員(2)同市の飲食店「加代」(6日から4日間の営業停止)の弁当を食べた客(3)国東市のバレーボール大会に参加した小学生(4)竹田市の保育所の園児と職員。おう吐や下痢などの症状を訴えたが、いずれも快方に向かっているという。』(12月07日付西日本新聞)


【予防手段の徹底を】

インフルエンザにしてもノロウィルスにしても感染の防止に最も効果のあるのは手洗いなどの徹底だ。感染者が施設内でおう吐したのが原因で感染したケースが目立つということなので、消毒液で浸したタオルで覆うなどおう吐物の処理を徹底することが先ず何より大事らしい。

そして個々人では徹底的に手洗いを励行することが感染防止につながるので、みなさんも十分気をつけてください。  


2007年12月08日

【地に堕ちたモラル】

信じられないような公務員のモラル低下が発覚しました。

 『鶴岡八幡宮や鎌倉大仏などの世界遺産登録を目指している神奈川県鎌倉市で、県から派遣された30歳代の担当職員が、登録に必要な地権者の同意書など17通を偽造していたことが6日、同市の調査でわかった。

 この職員は「作業を早く進めたかった」と事実関係を認めており、同市は近く、職員を公文書偽造容疑などで神奈川県警に告発する方針。

 同市によると、偽造されたのは、浄光明寺など3か所の周辺地域の地権者が、史跡として追加指定を受けることについての同意書などで、公有地と私有地合わせて17通。』(12月6日付読売新聞)


【世界遺産を汚す】

読売新聞の記事によると、鎌倉市は、県や横浜市などと協力し、「武家の古都・鎌倉」として2010年度の世界遺産登録を目指しているため、文化財保護法に基づく国指定史跡に登録される必要があって、その申請をするのに地権者全員の同意書が必要だったそうです。

同意書を偽造したこの職員は、申請の期限が近づく中で地権者の同意が思うように取れないので偽造を思いついたのでしょうが、あまりにもお粗末な行為です。

しかも驚くべきことに、この職員は世界遺産登録のために県から市に派遣されていたとのこと。一体、こんな行為が見つからずに済まされると本気で思っていたのでしょうか。

このお粗末な職員の行為の背景としてもうひとつ見逃せない事実があります。それは、世界文化遺産になるために国別の暫定リストに載ることが実現への第一歩といわれているものの、鎌倉市は、リストに載ったまま他候補に次々と先を越され、すでに16年目も経っているという事実です。鎌倉市の「あせり」がこの職員の不正を招いたことも否定できませんね。

こういう一職員のモラルハザドを見逃していると、社会保険庁のような組織全体の病理につながっていくことは必定です。世界遺産登録を目指すのもいいですが、それより大事なものがあるのではないでしょうか。みなさんはどう思われますか?  


2007年12月07日

【ヘディングは危険!】

サッカーではヘディングは日常茶飯事です。特にゴールキーパーとの激しいやり取りの中では、ヘディング・シュートが最後の決め手になることがよくありますよね。

そんなヘディングが危険?・・・・いや、誰でもということではなく男性よりも女性にリスクがあるというレポートが12月10日号タイム誌のスポーツ欄に「ヘッド・ゲーム」("Head Games")というタイトルで掲載されています。なぜ、女性にはリスクがあるのでしょうか?

Head Games ----Girls are getting more concussions than boys are. Why they are at risk

【脳しんとうを起こすリスク】

タイム誌によれば、女性は男性よりも頭を使ったゲームで脳しんとうや頭痛、めまいなどを起こす確率が格段に高いというのです。

そのひとつの証拠としてアスレチック・トレーニング・ジャーナル(Journal of Athletic Training)の調査で、米国の女学生のサッカー選手は男子のプレイヤーよりも40%以上脳しんとうを患っているという報告が紹介されています。具体的には、2005年~2006年の男女学生のサッカー選手の脳しんとう例は男子が約2万人に対して、女子は2万9千人にのぼるのだそうです。

これは由々しき問題ですね。サッカーだけでなく、バスケット・ソフトボール・ホッケーなど他の競技でも同様の傾向が見られるとのこと。

【男女の身体特性の違い?】

それほど男女で違いがあるのは何故なんでしょうか?ひとつは首の強さ。男性の首周りは女性より凡そ20%近く大きく、それだけ頑丈に出来ているそうです。一説には男性の首は、女性よりも50%以上強く出来ているとも言われています。

もうひとつは女性は衝撃を受けると、男性よりもひざまずいてバランスを崩すことが多いことも脳しんとうの遠因となっているようです。

今のところ、女子選手がこういった脳しんとうなどのリスクを減らすにはヘッドギアをしたり、首を鍛えたりするしかないのですが、もっと根本的には男女の身体特性をもう一度認識し直して、男子に合ったスポーツ、女子に合ったスポーツをそれぞれ推奨していくという基本に戻ることも必要ではないでしょうか。  


2007年12月06日

【オークションが変わる】

すごいニュースです。ほんとの意味で世界を相手に個人で自由にオークションが出来るようになる環境の出現です。

『ヤフーは4日、ネットオークション世界最大手の米イーベイと業務提携したと発表した。両社のオークションサイトの利用者が互いに出品、応札できる相互乗り入れを始める。イーベイのサイトへの出品はヤフー側に、ヤフーへの出品はイーベイに自動的に表示され、自国語で取引できるようになる。また、国境を越えた個人取引をサポートするため、決済や輸出入などを支援する購買代行サービスを外部委託して提供する。』(12月4日付産経新聞)

【言葉や手続きの壁】

産経新聞によると、イーベイは1995年に設立され、登録利用者は全世界で2億4800万人というネットオークションの大御所です。日本には99年に進出していますが、ご存知のとおり日本ではヤフーオークションが強大なのでヤフーとの競争に敗れて2002年に撤退していました。一方、米国では米ヤフーは今年6月、イーベイとの競争に敗れる形でオークション事業から撤退していましたので、今回の業務提携の環境が整っていたのです。

数年前、友人からイーベイで日本のアニメキャラクターなどの商品が高額でオークションされているので、やってみたいという話を聞いたことがあります。日本人のオタクが入札しようとしても言葉や手続きの壁で難しく、日本のアニメグッズなどはニッチ的な取引の場になっていたのでしょう。

そういう壁が取り払われれば、取引は一気に拡大し、両オークションに出品される商品の価格も裁定が働いていくと思われます。

【個人取引の飛躍的拡大へ】

外国から何か買おうとすると個人輸入の知識や英語が必要だった10年以上前では考えられなかったような世界との個人取引が自由に出来る時代がやってきました。

ヤフーとイーベイの提携。ネットビジネスの世界がまた大きく飛躍する可能性が出てきました。僕もさっそく新しいネットオークションの世界を試してみたくなりました。  


2007年12月05日

【興味深い結果】

豊富な石油資源で急成長する二つの国で行われた投票でまったく異なる興味深い結果が出ました。それはロシアとベネズエラです。

先ずはロシア。プーチン大統領が「院政」体制の基盤を固めたようです。

『ロシア下院選(定数450)は、3日午後(日本時間同日夜)までに投票総数の98%まで開票が進み、プーチン大統領の与党「統一ロシア」が得票率を64・1%まで伸ばし、315議席の獲得を確実にした。これで同党は、単独で憲法改正などを提起できる定数の3分の2を大きく上回ることになった。
 野党の共産党は11・6%(57議席)。極右の自由民主党は8・2%(40議席)、公正ロシアは7・8%(38議席)となった。これにより、共産党を除く与党勢力が合わせて393議席と9割近くを占めることになった。』(12月4日付読売新聞)


次はベネズエラ。米国にもズケズケとものを言うチャベス大統領もこの投票結果にはいささか驚いたようです。

『ベネズエラで2日に実施された憲法改正の是非を問う国民投票について、中央選管は3日未明、反対票が約51%で賛成をわずかに上回り、改憲が否決されたとの暫定結果を発表した。改憲の提案者で、再選制限撤廃など自身の権限大幅強化を狙った反米左派のチャベス大統領も、敗北を認めた。
 1998年に初当選して以来、同大統領が国民から投票で直接「ノー」を突き付けられたのは初めて。
 大統領は選管発表の直後、支持者らを前に結果を受け入れると宣言。一方で、「社会主義建設の戦いは続く」「今は憲法改正はできない」と述べ、時機を見て再び改憲を目指す意向を強くにじませた。』(12月3日付時事通信)


【権力者の誤算】

プーチン大統領はもともとKGB出身だけあって、大統領職を離れた後も自分の権力を極力温存するためにあらゆる手立てを打っているのでしょう。その手堅さ・手腕は欧州諸国を舌を巻くほど見事なものです。下院選でも着実に権力基盤を固めたように見えます。

片や、他国の大統領や国王には舌鋒鋭いチャベス大統領は、自国の国民から予期せぬ「ノー」を突きつけられて慌てふためいている様はちょっとみっともない光景でした。

長い間権力の座にいると、周りの者は皆イエスマンとなって本人は知らず知らずのうちに「裸の王様」となってしまうものです。そこに思いもかけない「誤算」や「スキ」が生じる。頂点に立ったときが一番危ない。サラリーマンや経営者でも同じです。

今は磐石に見えるプーチン大統領も、ドジを踏んだチャベス大統領も所詮は人の子です。権力に固執すればするほどいづれ自ら墓穴を掘ることになるでしょう。二人の大統領の今後は見ものですね。  


2007年12月04日

【いよいよ今年最後の正念場か】

今年は、年初から異様に暖かいダボスでの世界経済フォーラムでも話題になり、アメリカの幾分かの方針転換から、ゴア氏の「不都合な真実」にアカデミー賞、そしてIPCCと同氏に贈られたノーベル平和賞、各地で頻発する旱魃、永久凍土の融解から北極海に浮かぶ海氷の想定を超える大融解など地球温暖化を巡るさまざまな出来事が特に注目された1年でした。そんな中で、温暖化防止への議論は、いよいよ今年最後の正念場を迎えます。

『地球温暖化防止対策を話し合う国連の第13回気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)が3日、インドネシア・バリ島で始まった。「京都議定書」で定められていない次期枠組みの交渉を本格的にスタートさせ、2009年までの合意を目指す。約190カ国の政府関係者や、環境団体など約1万人が参加。国連の潘基文・事務総長も駆けつける。
 先進国の温室効果ガスの削減義務を定めた京都議定書では、2013年以降の枠組みについて決まっていない。経済成長の足かせになるとして議定書を離脱した米国や、目覚ましい経済成長から同ガスの排出が増加している中国やインドのような途上国も何らかの責任を負う枠組みをどう作るかが焦点だが、「現在の温暖化は先進国の責任」という途上国の考えは強固で、交渉は難航も予想される。』(12月3日付産経新聞)


【予測を超える現実に立ち向かう決意】

思えば30年ほど前にローマクラブの「成長の限界」が発表され、その予測をなぞるようにその後二度にわたる石油危機や食糧危機が発生し、地球温暖化も30年の時を経て現実のものとなってきたのです。

そして、世界の科学者達がここ数年でその科学的知見を集約して4度にわたって警鐘を鳴らしたIPCC報告書が示す以上に、地球温暖化の脅威は刻一刻と私たちの生活空間に忍び寄っています。にもかかわらず、日本に限って言っても僕ら国民にはさしたる切迫感もなく、政治家のプライオリティも低いと言わざるを得ません。

今ほど、少し先に迫りくる危機を見据える想像力を持って、自分たちが生きている間だけ無事であればいいという考え方ではなく、家族や子供たちの安全で平和な将来のために行動を起こすことが必要とされているときはないと思います。

市民も政治家も、国境を超えて、今行動を起こす決意が必要とされています。はっきり言って各国の利害が複雑に絡み合うバリでのCOP13の議論の行方は極めて厳しいと言わざるを得ません。しかし、だからこそ、僕ら市民はその行方をしっかり見届けようではありませんか。そしてちっぽけな存在である僕らは、僕らにできる事を始めようと思っています。  


2007年12月03日

【時代は「黒」】

「黒」が今、注目されています。日本でもここ数年「黒い」商品がいたるところで見られるようになりました。黒歯磨きや黒綿棒、黒シャンプー、黒いトイレットペーパーなどの黒い生活雑貨、黒いワンピースや黒ストッキングといった黒い衣類、そして黒ゴマ、黒酢、黒烏龍茶などの黒い食品など数え上げればキリがないほどです。

もともと日本では「黒」はどちらかというと喪服や訃報や悪をイメージすることが多い色ではないでしょうか。ブラックや黒は「暗黒」や「闇」を想像してしまうからかも知れません。

しかし、「黒」は高級感や中立感もイメージさせます。そういう「黒」が持つプラスの側面が最近日本だけでなく、世界で流行ってきているのです。まさに時代は「黒」。

【黒はアジアから世界へ】

そういったプラスのイメージの「黒」が食品の世界にも押し寄せてきているという記事が12月3日号のタイム誌に「黒は素敵」("Black Is Beautiful")というタイトルで紹介されています。

Black Is Beautiful. An Asian culinary trend heads west as ebony ingredients begin to show up on fashionable menus

それは、最近、米国の高級レストランのシェフが黒い穀物から野菜、チキンにまで黒い食材を好んで使い始めたというのです。そして、こういった黒い食材はアジアに長い伝統があり、アジアからアメリカに入ってきているのです。

中国の紫黒米(forbidden rice)、シルキー・チキン(Silkie chicken) 、黒いニンジンなどはアジアでは血行をよくし、健康にいいということで長い間食材として愛されてきました。もちろん日本でも黒ゴマ、黒酢などは健康食品として親しまれており、最近ではハーゲン・ダッツも黒ゴマ入りのアイスクリームを発売したほどです。

【黒の魅力】

そういった黒い食材の新鮮な輝き、高級感に目をつけてニューヨークのレストランではどんどん取り入れられているようです。あるシェフは、「お客様の目をいかに引くようにするか」が大事だと言い、「ブラック・チキンがディナーを際立たせてくれるのです」と黒い食材の効用を説いているほどです。

"We focus on eye-catching presentation," says chef de cuisine Eric Hara. "Black chicken definitely intrigues diners."

使い方によっては「黒い」食材は毒にも薬にもなるほど難しいものですが、そういったリスクがまた腕の立つシェフや客の興味を引き、「黒はクール」と思わせるのかもしれません。しばらくは、この黒ブーム、食品の世界だけでなくいろいろな分野で続きそうですね。  


2007年12月02日

【二週連続の快挙!】

今年の釣りを締めくくるビック・ボーナスをこの週末に母なる大自然からいただきました。それは二枚の大物ヒラメ。まさに至福の瞬間でした。しかも2年前の超大物ヒラメと同じ60センチの大ヒラメでした。

今年は何とすばらしい年だったんだろう。年初の目標だった悲願の大ヒラメを二年ぶりに仕留めた最高の年でした。

【天気晴朗なれども】

福岡県新宮市にある新宮港を4人の釣り客とともに出航したのは早朝5時50分。温度7度。最近暖かいとはいえ、12月ともなれば冷え込みます。そんな中、それぞれの胸には自分だけが大漁との思いを抱いてみんな寒さもものともせず船に乗り込みました。

新宮港から相島まで漁船で25分ほど。土曜日は朝から二メートル近いうねりで結構揺れました。天気晴朗なれども波高しです。
相島漁港に着いてからヒラメの餌となる小アジを調達。サビキ仕掛けにどんどん小アジがかかります。50~60尾ほど釣って浮き波止に移動。

置き竿を4本してヒラメの掛かるのを待ちました。と、隣の釣り人が続けざまに70センチ近いスズキを二本ゲット。ラッキーです。

その後すぐにその釣り人の同僚が40センチ級のヒラメゲット。やはり焦ります。

僕はというと、その後45センチ級1枚、60センチ級1枚と2枚のヒラメを仕留めることができました。めでたし、めでたし。

【夕餉の支度に奔走】

ということで、今年の締めくくりにふさわしい釣果を手にして、颯爽と帰宅。近くの魚屋に綺麗にさばいてもらって、親戚にも配り我が家の夕餉に何とか間に合わせることができました。

会社の給料も自動振込みで済まされる現代。家族が父親へのありがたみを感じる機会はめったにありません。そんな中でも、目に見える父親の威厳は趣味の釣りで得られた釣果かもしれません。家族の美味しそうな笑みを見て、父親の威厳を感じつつ至福の時は過ぎていくのでした。ああ、人生万歳!!!  


2007年12月01日

【インフルエンザの予防策】

いよいよインフルエンザの季節がやってきた。今年は1月ほど例年より早くインフルエンザが流行しているらしいが、予防策としては何が効果があるかについて興味深いニュースがありました。

『インフルエンザや新型肺炎(SARS)などの呼吸器系ウイルスの感染を予防するには、薬よりも手洗いやマスクの着用といった物理的な方法が効果的との可能性を示す研究結果が明らかになった。
 国際的な科学者チームが、51の研究結果を精査。所見を英医学会会報で発表した。
 研究チームでは「山のような証拠は、ワクチンや抗ウイルス薬がインフルエンザの感染を予防するのに不十分であることを示した」として、国の流行病対策プランはより簡単で安価な物理的手段に重点を置くべきだと提言している。
 同チームによると、手洗いやマスク、手袋、ガウンの着用はそれぞれが呼吸器系ウイルスの感染予防に効果的であり、それらを組み合わせることでさらに予防効果が高まるという。』(11月29日付ロイター通信)


【今からでも遅くない】

手洗いなどの予防策はこれからインフルエンザが流行りだしてからでも遅くはありませんが、ワクチンの注射については事前に手当てしておくに越したことはありません。

僕も先週すでに近くのクリニックでワクチン注射を済ませました。そこは注射代は安くて2000円。病院によって千差万別で3000円~4000円するところが普通みたいです。

小さな子供さんや高齢の方が同居しておられるご家庭などはできるだけ家族全員が予防注射をしておくことが望ましいと思います。みなさんはお済みですか?今からでも遅くはありませんよ。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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