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2008年04月30日

【連休から値上げへ】

連休に車での遠出の行楽を考えている人にとって痛手は大きいのではないでしょうか。

『石油元売り各社は28日、5月のガソリンの卸価格を、1リットルあたり30円前後値上げすると発表した。

 ガソリン税の暫定税率復活による税率上乗せ分(1リットルあたり25・1円)に、原油価格の高騰で3・7~7円の値上げが加わるためだ。

 レギュラーガソリンの店頭価格は、5月中に全国平均で初めて160円台に突入する公算が大きい。

 卸価格の値上げ幅は、暫定税率の上乗せ分を除けば、5月1日分から出光興産が7円、昭和シェル石油は5・2円、新日本石油は3・7円。ジャパンエナジーはすでに5円超を値上げする方針を表明している。

 レギュラーガソリンの全国平均店頭価格は、21日時点で1リットルあたり130・6円だ。各社の上げ幅は税率上乗せ分を合わせると28・8~32・1円になるため、昨年12月に記録した最高値(155・5円)を上回るのは確実だ。』 (4月28日付読売新聞)


【政治に翻弄】

自民と民主の泥仕合の結果、僕達ドライバーにとって暫定税率失効による1ヶ月足らずのつかの間の安値ガソリンが月末にも再び値上げになります。

それもここ1カ月で一段と高騰した原油価格の影響で、暫定税率分を上回る35円近い値上げになるようです。結構家計には響きますね。

最近の原油価格の高騰は、まさにピークオイルが近いとの連想を抱いてしまうくらい凄い勢いなのですが、単なる連想だけではなくすでに企業の中には近い将来200ドル/バーレルになることを想定して経営計画を立てているところもあるそうです。本当にあっという間に大変な時代になったものです。

【インフレへの備え】

相次ぐ資源価格や農産物価格の高騰の背景には、サププライム問題で萎縮する世界経済や気候変動による農作物の不足感などいろいろありますが、確実に言えるのは長かったデフレ時代が終息し、インフレが忍び寄ってきているということでしょう。

70年代の石油ショックのとき、ガソリン価格が160円くらいだったことを覚えていますが、今まさにあの時の水準も越えようとしているのです。これから本格的な物価上昇時代が始まろうとしています。

ガソリンが常に上がっていき、他の物価も次々と上がっていくことを常に念頭に置いて、頭を切り替えてインフレに強い生活スタイルを個々人が実践していく必要がありそうですね。  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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