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2008年06月04日

【大規模デモ】

当選当初は国民から人気を博していた韓国の李明博大統領が、意外な問題で窮地に立たされている。

『韓国政府による米国産牛肉の輸入再開に反対し、ソウル中心部で行われた大規模な抗議デモは1日朝まで続き、聯合ニュースによると、警察はデモに参加した228人を連行した。デモ隊の100人以上が負傷し、警官隊も約40人がけがを負った。
 5月31日の夜から始まった抗議集会には警察側発表で約3万8000人が参加し、連日行われているデモでは最大規模となった。一部が青瓦台(大統領府)への行進を試み、阻止しようとした警官隊が放水するなどの騒ぎに発展した。』(6月1日付時事通信)


【就任3ヶ月】

李明博大統領は就任してまだ3カ月足らずというのに、時事通信のニュースにあるように米国産牛肉の輸入再開問題で国民から激しい批判を浴び、支持率は20%台と政権発足直後としては異例の低水準に落ち込んでいるのだ。

これは僕にとっては意外だった。期待が大きければ失望も大きいのだろうが、その上韓国の人たちには一旦、感情に火がつくとなかなか止まらない国民性がある。

日本でも米国産牛肉の輸入問題は相当国民的な議論に発展し、政府が窮地に陥ったこともあったが、いつの間にか再開されている。それに比べると、韓国では政権の命取りにもなりかねない大騒ぎになっているのだ。

【国民の命】

やはり、国民の命に直結するような問題に対しては、政府は真摯に対応しなければならない。日本の厚生労働省がエイズ問題などで国民の怒りを買ったのもあまりにも国民の命をないがしろにするようなことを平気でやっていたからだ。

李明博大統領、経済の建て直しも重要ですが、そのボトムラインは国民の命だということを肝に銘じて、しっかり軌道修正するように望みます。政権発足から数ヶ月しか経っていないのにグラグラしていると北朝鮮に足元をすくわれますよ。
  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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