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2008年07月10日
【ボストンの浮世絵】
凄いものがこの夏、福岡にやってきます。といってもマドンナやシュアちゃんといった有名人ではありません。アメリカに所蔵されている日本の浮世絵です。
7月12日から8月31日までほぼ2ヶ月間にわたって、福岡市美術館にボストン美術館から持ち込まれる約150点におよぶ日本の浮世絵の名品の数々です。
ボストン美術館に所蔵されている浮世絵は5万点におよぶと言われており、その質の高さと数量は世界一だそうです。しかし、今までそれらの大半が公開されてはいなかったとのことで、もちろん今回福岡に2ヶ月近く展示されるのも初めての試みです。
【友人の努力】
あまり美術館の展覧会など紹介してこなかったこのブログで、なぜ今回ご紹介するかといいますと、それはこの展覧会に僕のアメリカの友人が関わっているからです。
もう20年近く前にアメリカのワシントンDCに2年間駐在していたとき、その事務所で働いていたアメリカ人女性が、その後東京芸術大学に留学し、古美術品の修復(英語ではコンサーベーション(conservation)と言います)を研究し、修士号をと取るとともに東京の下町の古美術品の修繕をするところで修行をした後、ボストン美術館に就職し、子育てをしながら日本の美術品の修復をやっていたのです。
その女性はアメリカ人と日本人の混血で、アメリカ人的なバイタリティと日本的な古風な女性の良さを兼ね備えた立派な人で、もうひとつの古里日本のことを大好きだったのです。
その友人が修復を手がけたであろうボストン美術館の浮世絵。当然、長期間の展示のための準備で来日し、それらの浮世絵の名品が傷まないように万全の体制を取るのでしょう。本当にすばらしい仕事だと思います。
【これからも日米のために】
来福中はものすごく忙しいらしくて、本人と会えるかどうかわかりませんが、是非福岡の市民のために万全の体制でアメリカにある日本の素晴らしい浮世絵の名品が見られるようにしっかりと仕事してくれればと願っています。
これからも日米のために、いい仕事をしてほしい。そしてまたいつの日か福岡に来れるようになることを心から祈っています。
《参考》
・ボストン美術館浮世絵名品展のポスター
・福岡市美術館の「ボストン美術館浮世絵名品展」のサイト
凄いものがこの夏、福岡にやってきます。といってもマドンナやシュアちゃんといった有名人ではありません。アメリカに所蔵されている日本の浮世絵です。
7月12日から8月31日までほぼ2ヶ月間にわたって、福岡市美術館にボストン美術館から持ち込まれる約150点におよぶ日本の浮世絵の名品の数々です。
ボストン美術館に所蔵されている浮世絵は5万点におよぶと言われており、その質の高さと数量は世界一だそうです。しかし、今までそれらの大半が公開されてはいなかったとのことで、もちろん今回福岡に2ヶ月近く展示されるのも初めての試みです。
【友人の努力】
あまり美術館の展覧会など紹介してこなかったこのブログで、なぜ今回ご紹介するかといいますと、それはこの展覧会に僕のアメリカの友人が関わっているからです。
もう20年近く前にアメリカのワシントンDCに2年間駐在していたとき、その事務所で働いていたアメリカ人女性が、その後東京芸術大学に留学し、古美術品の修復(英語ではコンサーベーション(conservation)と言います)を研究し、修士号をと取るとともに東京の下町の古美術品の修繕をするところで修行をした後、ボストン美術館に就職し、子育てをしながら日本の美術品の修復をやっていたのです。
その女性はアメリカ人と日本人の混血で、アメリカ人的なバイタリティと日本的な古風な女性の良さを兼ね備えた立派な人で、もうひとつの古里日本のことを大好きだったのです。
その友人が修復を手がけたであろうボストン美術館の浮世絵。当然、長期間の展示のための準備で来日し、それらの浮世絵の名品が傷まないように万全の体制を取るのでしょう。本当にすばらしい仕事だと思います。
【これからも日米のために】
来福中はものすごく忙しいらしくて、本人と会えるかどうかわかりませんが、是非福岡の市民のために万全の体制でアメリカにある日本の素晴らしい浮世絵の名品が見られるようにしっかりと仕事してくれればと願っています。
これからも日米のために、いい仕事をしてほしい。そしてまたいつの日か福岡に来れるようになることを心から祈っています。
《参考》
・ボストン美術館浮世絵名品展のポスター
・福岡市美術館の「ボストン美術館浮世絵名品展」のサイト