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2008年09月12日

【意外なヒット】

夏にマフラーが売れるなんて、意外ですよね。

 『吸水性に優れたタオル地を使った夏向けの「マフラー」が今年、思わぬヒット商品となり、安価な輸入物に押され“じり貧”だった国内メーカーが息を吹き返している。夏にマフラーとは意外だが、首もとの日焼けを防ぎ、汗も吸うため愛好家が急増中。洗濯機で丸洗いできるなどのメリットも多く、ファッションの秋に向けて、さらに注目を集めそうだ。

 「増産に次ぐ増産で、生産が追いつきません」

 愛媛県今治市と並び、国内タオルの2大産地に数えられる大阪府の泉州地区。「金野タオル」(泉佐野市、金野泰之社長)では今夏、タオルマフラーの生産量が昨年の10倍以上に膨らんだ。

 気化熱で体温を下げるポリエステル系の新素材や、紫外線防止加工をした綿、麻をガーゼ状にふっくらと加工。夏用のマフラーとして売り出したところ、百貨店や雑貨店からの注文が相次いだ。』(9月6日付産経新聞)


【タオルマフラーと知事の宣伝効果】

新聞によれば、このマフラー、冬の分厚いマフラーではなく「タオルマフラー」と言って愛媛県今治市の「宮崎タオル」の宮崎弦前社長(故人)が約10年前に考案したそうです。1本1000~2000円前後と安く、タオルには見えないようなおしゃれな外見で数年前から販売されていました。

もちろん、消費者の評判も「首もとの日焼けを防げる」「汗を吸ってくれるので外では涼しく、クーラーの効いた室内では防寒にもなる」「ウールと違って洗濯機で洗える」と高く、日焼けを気にする女性ばかりか、最近ではゴルフ場で男性がしているのもよく見かけるとのこと。

売れ始めたきっかけは、大阪府の橋下徹知事が今年3月、バラエティー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に出演した際、“大阪名物”として紹介したことだそうですが、宮崎知事の県産品売り込みにあやかって、橋下知事もがんばっていますね。メディアをうまく活用して、新しい要素を工夫した商品にすれば、思いもかけない商品が思いもかけない季節に売れる典型的な見本のようなお話でした。

橋下知事のファッションセンスもなかなかのものですね。

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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