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2008年10月17日

【桁不足?】

米国発の金融危機を象徴するような、笑えない話が話題になっている。

『ニューヨークの繁華街タイムズスクエアに設置されている電光掲示板「借金時計」が米国の財政赤字の急増で、けたが足りなくなり、公的債務の額を示す数字の左隅に「1」を追加する応急措置が施された。AP通信が8日伝えた。

 借金時計は1989年、ニューヨークの不動産業者の故ダースト氏が造った。当時表示された債務額は約5兆5000億ドルだったが、現在は10兆ドル(約1000兆円)以上に膨れ上がっている。運営者は、来年にけたを正式に2つ増やす工事をする計画という。』(10月10日付フジサンケイビジネスアイ)


【時代の変化】

たった20年ほど前に作られたときには、こんなに早く米国の借金が10兆ドルにまで膨れ上がるとは想像していなかったに違いない。つい数ヶ月前に原油が140ドル以上に高騰し、ガソリンスタンドの電光表示板が1リットル100円台までしか想定しておらず、200円台に備えるために掲示板の改良工事を始めたというニュースを思い出す。

このふたつの事例の数字の大きさはまさに「桁違い」だが、ここ数年の経済の変化がいかにすさまじいかを物語っている。ちっぽけな僕ら人間の想像力をはるかに超えているのだ。

21世紀に入って未だ8年しか経っていないのに、この新しい世紀がとてつもない大波乱の世紀になることを数字が示しているのだ。みなさんはこの数字、どうご覧になりますか?
  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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