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2008年12月16日

【元気の源】

あのエムケイタクシーが元気いっぱいだ。

『関西、関東などで低運賃タクシーを運行するエムケイグループの傘下で、福岡都市圏で今月中の事業開始を計画する福岡エムケイ(福岡市)は11日、今後1年間で運転手など社員約1000人を新たに雇用する方針を明らかにした。同グループが全国10拠点で今後1年間に計1万人を新規雇用する「緊急全国雇用創出計画」の一環。9月の金融危機以降、製造業で働く非正規従業員の削減の流れが強まる中、失業者らに対する受け皿を提供すると同時に、事業拡大を加速させる狙いがある。

 同グループのタクシー運転手の平均年収は453万円で、タクシー業界の水準に比べ、3割ほど高く、今回の計画は失業者らの注目を集めそうだ。』(12月12日付西日本新聞)


【親切だったエムケイ運転手】

僕は昨年京都に出張に行ったときに、エムケイタクシーを利用する機会があった。そのタクシーは貸切で高かったこともあるのだが、そのサービスは秀逸だった。運転手は礼儀正しく、しかも観光案内は詳しいだけでなく、客の興味を引くような語り口だった。

そのエムケイタクシー、最近は必ずしもいい評判ばかりではないのだが、経営は独創的で、タクシー業界の規制緩和のきっかけを作った会社であることは間違いないだろう。ましてや客として接したときの印象からすれば、世にある平均的なタクシーよりもサービスの水準は高いと感じた。

そのエムケイが、昨今の雇用情勢の悪化が全国的に伝えられる中で、「今後1年間で運転手など社員約1000人を新たに雇用する方針を明らかにした。」と言うのだ。機を見るに敏というか、たとえ話題性を狙ったものだとしても、すごいことだと思う。

【がんばれ、エムケイ】

新聞によれば、グループ全体の計画で、現在3050人の社員を1年後に1万3050人に増やすとのこと。その増員計画の一環として1000人もの社員を先ず1年で増やすのだ。その背景として、タクシーの供給過剰による運転手の賃金低下などを受けて国土交通省が新規参入や増車の再規制を検討しているため、「来年秋にも規制強化の恐れがあり、早めに事業を拡大する狙いもある」という同グループの思惑はあるものの、雇用不安が日本を席巻する中、明るい話題であることは確かだ。

「がんばれ、エムケイタクシー」と僕は応援したくなった。みなさんはどうお考えですか?

  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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