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2009年02月19日

【手書きの良さ】

「手書き」ってやっぱりいいですよね。

 『社内文書や年賀状、ラブレターもメールで、という時代。ところが若い世代を中心に、ノートなど「手で書く」文房具の人気が高まっているという。

 算数、社会など科目ごとにマス目が工夫され、発売開始から約40年間、全国の小学生に使われてきた「ジャポニカ学習帳」。富山県高岡市の「ショウワノート」の製品だが、昨春、服飾大手「ビームス」(東京・新宿区)などの手でおしゃれな装いに変身した限定品が販売された。

 表紙は、国際的評価の高いアーティストによる風景や外国車などの写真。「ビームスの服を着る大人も、子供時代はジャポニカを愛用したはず」と話すショウワノートの担当者は、「ジャポニカ学習帳を手に会議に出席、というビジネスマンもいる」と驚く。限定販売は好評のうちに終わり、同社は「大人にも満足してもらえるノートづくりにつなげていく」と自信を示す。』(2月14日付読売新聞)


【高まる人気】

そう言えば「最近、若い人の間でちょっとした手書きノートが流行ってきているな」と感じていました。例えば、「情報は一冊のノートにまとめなさい」といった本がベストセラーになって、その本が提唱しているA5版のノートが店頭で品切れになったり、「東大合格生のノートは必ず美しい」といった本の影響で、ノートの書き方が流行ったり、目的は違うものの手で書くことの重要性が若い人達の間で見直されている証拠なのかもしれません。



実際、丸の内本店での文房具の売り上げは2004年から毎年、前年を5%以上上回っているとのことで、ノートやメモ帳などは売り上げは前年比約15%増の年もあるそうです。

そして今回の記事。「やっぱり、そうか」と思った次第です。しかも、その記事の冒頭に出てきたのが「ジャポニカ学習帳」。これも懐かしくもあり、楽しくもあり、こんな学習帳をビジネスマンも使っていると言うのも何かほのぼのとしていいですよね。

携帯メールやパソコンでの文書作成、どれも便利で手放さないのですが、誰もが同じ画一的な文字になってしまいます。それに比べると、やはり本人の手書きというのは、その人の顔やしぐさまで思い起こさせてくれるような人間のぬくもりが感じられて捨てがたいものがありますね。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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