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2009年02月23日

【ミシュランの格付け】

観光に関しては、パリ好きの日本人と日本文化礼賛のフランス人は相思相愛のようですね。

『レストランの格付けガイドで知られる仏タイヤ大手ミシュランが3月16日、観光地格付け案内「緑のガイド(ギド・ベール)」の日本編(仏語、初版1万部、定価19.9ユーロ=約2350円)を初めて発売する。フランス人の好奇心をわしづかみした星三つの観光スポットとは--。

 「緑のガイド」は1926年創刊の伝統ある旅のガイドブック。仏北西部ブルターニュ地方編を皮切りに、08年現在307編が発刊されている。レストランガイドと同様、観光地を星の数で格付けしているのが特徴で、アジアではタイとシンガポールに次いで日本が3カ国目。「緑のガイド」の簡易版である「ボワイヤジェ・プラティック」の日本編はすでに発売されているが、「緑のガイド」はその国の文化に重点を置き、格式も高いとされる。』(2月21日付産経新聞)


【それぞれの格付け観光地】

このミシュラン「緑のガイド」にある格付が気になるところなので、いつくか記事の中から紹介します。

三つ星・・・京都、富士山、日光、屋久島、高尾山、川平湾(沖縄・石垣島)

二つ星・・・浅草、六義園、築地市場、石垣島(沖縄)、竹富島(同)、西表島(同)

一つ星・・・浜離宮、深川江戸資料館、妻籠、水納島(沖縄)


もともとこのガイドに紹介されている日本の観光地は三つ星が56カ所、二つ星が189箇所、一つ星が309箇所もあるので上に挙げたくらいではフランス人の好みまではわからないのですが、沖縄の島々がそれぞれの星の中に入っているのは意外ですね。

この記事によれば、今回の出版のためにミシュランは日本で暮らすフランス人10人と本国スタッフ1人、日本人1人の計12人のチームを編成、日本国内200カ所を訪ね、印象深さ、歴史的遺産価値、自然の美しさ、もてなしの質など9項目を分析し、都市だけでなく史跡や公園、博物館なども3ランクに分けて星の数で評価したとのこと。その人達の沖縄に対する評価が高かったのでしょう。

【日本好きのフランス人】

この本の編集長であるテフォ氏によれば日本について「近年、日本からフランスにアニメやオタクなど幅広い情報が入り、興味を持つ人が増えた」とフランスでの日本人気を分析。円高の心配にも「日本に行く人は強い目的意識を持っている。旅費が多少高くなっても影響はない」とのことだそうですが、実際に日本に昨年訪れたフランス人旅行者は14万7600人で、一昨年に比べ7%以上増えたと記事は伝えています。

それほど、日本に興味を持つフランス人。単なる西洋人の東洋趣味だとしても、実際に来てもらって生の日本を見てもらうことからすべては始まると思えばうれしいことですね。そういえば、ミッテラン元大統領も福岡の九州場所に以前来てたのかな。

  




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