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2009年07月01日

【飾り山のお披露目】

さあ、いよいよ博多の各場所で飾り山が公開されて山笠の本番シーズンとなりました。写真はそのひとつ、博多駅商店連合会がスポンサーになっている飾り山で、舁き山はありません。今年は表の標題が「長谷堂城の戦い」で、NHK大河ドラマ「天地人」の主役直江兼続が、最上氏との死闘に挑んだ際の馬上姿を躍動感たっぷりに表現しています。見送りは「華丸・大吉のなんしようと?」。博多人形師は生野四郎さん(66)です。2年前から始まった博多駅の建替え工事は今年になっていよいよ本格化し、博多駅周辺は人の行き来が複雑になって不便ですが、新生博多駅のために我慢、我慢です。

【雨と山笠】

今年は梅雨に入ってもあまり雨が降らない日が続き、一部の地域では水不足が心配されています。山笠とは、そもそも承天寺というお寺を開山した聖一国師が1241年に疫病退散を祈願し、施餓鬼棚に乗って町中を回ったのがその起源という通説があり、災害や疫病の発生しやすい時期にその防除を祈る祭りなのです。雨が少ない中、今年は山笠で雨乞いをしないといけないかもしれませんね。

【これから15日間、博多は燃えますぞ!―追い山ツアーも用意】

さあ、七百年近くにわたって続いている神事、山笠のクライマックスの15日間。博多の男たちは日々テンションを高めていって、7月15日の追い山を迎えます。例年であれば、追い山が終わるとうっとうしかった(博多弁では「しろしかった」と言います)梅雨の空がカーッと晴れ上がって真夏がやってくるのですが、これからしばらく梅雨空が続いて舁き山の男たちの汗を流してくれることでしょう。

もう数年前から始めている「追い山見学ツアー」、今年も博多のことを多くの人に知っていただきたいという思いから決行します。昨年は外国人も含めて20人近くの方々に参加していただき、博多祇園山笠の真髄に少しは触れていただけたかなあと思っています。概要は以下のとおりです。ツアー参加後は博多に惚れこむ事請け合いです。今年は僕のふるさとである御供町の東流れが1番山なので気合の入ります。

1. 日時 7月15日(水曜日) 午前4時半~6時前後

2.目的 追い山見学(10人前後のグループになって、博多っ子ならではの追い山のホットスポットをご紹介します)

3.コース 博多駅前集合⇒承天寺付近⇒聖福寺近くの旧東町筋⇒大博通り⇒西町筋⇒須崎問屋街(場合によっては大博通りから櫛田神社に戻って「鎮め能」を見るかもしれません)

4.集合場所 博多駅博多口、前日14日まで飾り山のあった場所

5.集合時間 7月15日午前4時25分(遅刻厳禁! 4時30分までに出発します)

6.現在の参加者状況 (6月26日現在6名程度)

7.昨年の参加者 外国人の方、英会話学校の生徒さんなど多彩でした。

8.連絡先 luckymentai@ybb.ne.jp

9.「追い山ツアー」の写真・・・「luckymentaiさんの旅行ブログ―凛々しい祭り―追い山」


【山笠のサイト紹介】

博多山笠のサイトを検索するといろいろな趣向を凝らしたサイトが出てきます。いくつか「これいいなあ」と思えるものを紹介しますので山笠理解の一助にしてください。


「博多祇園山笠」~中洲観光協会、中洲町連合会、博多祗園山笠振興会のサイトです。

「山笠の達人になろう2008」~CLUB九州 2008 山笠プロジェクトのページです。結構凝っていてオススメのサイトです。

「山笠があるけん博多たい」~中洲観光協会、中洲町連合会で、山笠のよもやま話が書いてあり一読の価値あり



  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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