2009年08月31日

【山、動く】

ついに自民党王国が落城し、山が動いた。民主党が天下を取ったのだ。民主主義という体制のもとで、民意が選択した政権交代である。民主党の政権運営には不安がいっぱいというのも本音だが、これはこれでひとつの日本国民の下した判断なのだ。ひとまず、鳩山代表、そして民主党に「おめでとう」と言わなければならないだろう。しかし、正念場はこれからだ。



【思想なき政党】

衆院選挙前の自民党と民主党のマニフェスト合戦もこれで勝負がついた。しかし、そのマニフェストを見ても果たして民主党も自民党も国家百年の計に立って、本当に日本国のために、しっかりとした思想と戦略を示していただろうか。多くの国民はそう思っていなかったのではないか。子育て支援や高速道路の無料化などバラマキ政策や、消費税先送りといった大衆迎合的なマニフェストばかりだったのではなかろうか。もっと国家運営の根本の部分、すなわち外交政策や教育といった国家戦略とも言うべき部分で明確な指針が示されただろうか。

答えは「否」である。こんなことでは、今後少なくとも数年間にわたって日本政治の混乱が続き、世界からの信頼はますます得られなくなるのではないかと危惧するばかりだ。

【米国の反応】

その危惧のひとつに米国との外交関係がある。衆院選の前から日米関係に影響を与えかねない「政権交代」の可能性について、米国ワシントンでは日本への関心が久々に高まっていた。

『ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、民主党を「中道左派」と位置づけ、「自民党は50年にわたり、おおむねワシントン主導の外交政策に従ってきたが、民主党は近隣諸国との結びつきや貿易を深め、米国とより対等な関係を目指すと主張している」と指摘、日本の外交姿勢が「米国の国益と反する」方向に変化する可能性を紹介した。

 米外交問題評議会(CFR)も27日、シーラ・スミス日本担当上級研究員による電話での記者会見で、「(米政府や議会など)ワシントンのほとんどの人々は、日米関係の説明に彼ら(民主党)が好んで使う『対等』という意味に頭を抱え込んでいる」と外交政策の不透明さに言及し、「オバマ政権は辛抱が必要になる」と指摘した。』 (8月28日付産経新聞)


この記事にあるように、米国政府は同じ名前の民主党政権でありながら、日本の民主党の外交政策の不透明さに疑心暗鬼が広がっているのだ。これからG8をはじめとする国際会議が目白押しとなるが、果たして米国政府のような日本の政権交代後の外交姿勢に不安を感じている国々に、民主党はきっちり外交交渉をしていくことができるのだろうか。官僚との対決姿勢ばかりが強調されてきたが、国の根本となる政策や基本方針については政権獲得後すみやかに内外に表明して、それらの不安を払拭することが必要だろう。そうでなければ国際社会の信頼を失い、漂流列島になってしまうだろう。  


2009年08月28日

【高額宝くじ】

すさまじい金額の宝くじに当選が出たようです。

『イタリアの宝くじ「スーパーエナロット」で、欧州では過去最高の賞金額となる約1億4700万ユーロ(約200億円)の当せん者が22日に決まった。高額賞金を手にしたのは、イタリア中部トスカーナ州の小さな町に住むイタリア人とみられる。国営イタリア放送協会(RAI)などが報じた。
 スーパーエナロットは、6つの数字を選ぶ方式。1月末から当せん者が出ていなかったため、同くじを買い求める人がイタリア国内にとどまらず、近隣諸国からも押し寄せる騒ぎになっていた。
 同国の通信社ANSAは、当せん者の名前は明らかになっていないが、くじの購入金額は2ユーロ(270円)のみだったと伝えた。』(8月23日付ロイター通信)


【一攫千金の夢】

スーパーエナロットとは1から90までの数字6個を当てる国営宝くじで、1回1ユーロで購入するそうです。今回の当選数字は2、16、38、67、70、84だったとのこと。

今年の1月以来当選者が出ずにキャリーオーバーとなっていたのですが、ついにお膝元のイタリア国内で当選者が出たわけです。世界的には、現在の宝くじ賞金の世界最高額は、2007年に記録した米国の宝くじ「メガ・ミリオンズ(MegaMillions)」の1億5770万ユーロ(約210億円)でしたので、今回の200億円は二番目の額。すごいですね。

6個すべての数字がそろう確率は6億2200万分の1だそうで、まさに一攫千金そのもののような確率ですね。それでも夢追い人がイタリア各地のくじ売り場に殺到したほか、フランスやドイツからも多くの人がくじを買いにやってきていたそうですから、人間の欲望の深さのほうにため息がでますね。
  


2009年08月27日

【新たな検定】

またひとつ検定制度がスタートします。

『「あなたはすし通?」-。全国すし商生活衛生同業組合連合会(全すし連、山県正会長)は、和食の代表格すしへの正しい理解と一層の普及を目指し、国内外で検定や研修などをスタートさせる。来春の開始を目指しているのが、すしに関する基礎知識をクイズにした一般向けの「すし検定」。にぎりをはじめとした江戸前ずしや、押しずしで知られる関西ずしのルーツのほか、すし店で茶を「あがり」、わさび下ろしを「なみだ」と呼ぶ特有の言葉などが出題の対象という。
 検定は、同連合会のホームページ(www.sushi-all-japan.or.jp)上で手軽にクイズに挑戦してもらい、一定の基準をクリアした場合に証明証などがプリントできるような仕組みを検討中だ。一方、海外で増えるすし店の質的な向上を狙いに、外国人を対象とした「すし職人認定制度」も創設する。ヘルシー志向の高まりで、欧米やロシア、中国などですし店が増えており、「中には生魚の扱いを知らない人がすしを握り、食中毒を起こした店もある」と山県会長。日本の代表的な食文化に対し、マイナスイメージを与えかねないとの懸念から「われわれ日本のすし職人が必要な知識や技術を伝えよう」(山県会長)と制度を立ち上げることにした。』(8月22日付時事通信)


【世界に広がる寿司】

いまや「Sushi」は日本だけではなく世界的に認知された言葉であり、食べ物であり、食文化です。かつて僕も学生時代にアメリカ・カリフォルニアでカリフォルニア・ロールやアボカドを刺身に見立てたSushiを食べたことがありますが、今ではロシアでロンドンで、そしてサンパウロでいろいろな材料を使った寿司が世界中の人々に食べられているのです。

ウィキペディアによれば、寿司の歴史は千年近く前の平安時代にさかのぼりますが、今のように生の魚介類などをシャリに乗せるにぎり寿司が巻き寿司、稲荷寿司、押し寿司など保存食的な寿司と同じように食べられるようになったのは魚などの生鮮品の鮮度が保たれるようになった戦後のことです。

しかし、世界中にSushiが広まった結果、韓国や中国人といった日本人以外の寿司屋が増え、本当に日本人が作っているすし屋は世界のすし屋の10%にも満たなくなって本物の和食の寿司が何かについてしっかりとした理解と普及の努力が求められているのです。

【普及のための検定】

そういった一般の理解や普及を深めるために最も手っ取り早いのが、検定制度でしょう。食に限らず最近では、検定制度ブームで「漢字検定」や「日本語検定」、「歌舞伎検定」など様々な検定制度が出現して人気を博しています。それにあやかったのか、寿司に関しても全国すし商生活衛生同業組合連合会が「すし検定」や「すし職人認定制度」を設けようというものですが、一過性の話題づくりに終わらずにぜひとも日本だけでなく、世界のSushi普及と理解のために継続した努力を続けて欲しいものですね。  



2009年08月26日

【心霊スポット】

神奈川県厚木市の廃墟となった病院が話題になっています。

『夏といえば肝試し。全国各地に心霊スポットはあるが、神奈川県厚木市にある廃虚病院は幹線道路のすぐそばにそびえ立つ。テレビ番組やインターネットなどでも紹介されて有名となり、夜な夜な訪れる若者が後を絶たない。ごみを捨てたり、落書きをしたり、病院は荒れに荒れている。10年以上前から夜中の騒音などが問題になっているが、今月17日には放火騒ぎがあるなど、付近の住民は「早く撤去してほしい」と悲鳴を上げているのだが…。

 問題の病院は、交通量の多い厚木市の国道129号沿いにある「恵心病院」。畑や住宅、飲食店などに囲まれた7階建てのコンクリート造のビルは異様な雰囲気を放っている。四方を見渡すとあちこちの壁にスプレーで書かれた派手な落書きがされ、窓ガラスはすべて割られている。ペットボトルなどのごみも散乱し、まさに廃虚と呼ぶのにふさわしい状況だ。

  [フォト] ひどすぎる…異様、不気味な壁面の落書き

 病院は以前、テレビの心霊番組で紹介され、有名となった。平成12年ごろには、少年が病院の屋上から飛び降りて死亡するなどしており、警察がパトロールを強化していたという。

 インターネットでは、「病院長が焼身自殺した」「医療ミスがあり患者が死んだ」などという真偽不明の書き込みが踊り、それを見た若者が「度胸試し」で訪れる。建物の出入り口は封鎖されているが、お構いなしだ。』(8月22日付産経新聞)


【メディアの功罪】


この荒廃した病院は、心霊スポットということでテレビが取材し、それから有名となって心無い若者が出入りするようになったと言います。ほんとうにひどい話ですね。つい先日、テレビで淡路島の所有者不在の100メートル近くある仏像と五重の塔のような建物が風化していつ倒れるかわからないような状態になっていて住民に不安が広がっているという放送がありました。

これもどちらかというと興味本位の取材なのですが、こういう番組がきっかけとなって役所が動いて問題が解決に向かうということもありえないことではないので、あながちメディアばかりを責めるわけにもいきませんが、それにしても自分達が住んでいるところから離れた場所での騒ぎは、視聴者や傍観者にとっては興味本位でしかありえません。

【ことなかれ主義】


しかし、そこに住んでおられる住民にとってはまさに重大な問題なのです。そんな中、廃墟になっているこの「恵心病院」も現在は所有者が不明のため、警察も保険事務所も手のつけようがないといって場当たり的な処理しかしていないのです。こんな「ことなかれ主義」でいいのでしょうか。

日本全国いたるところにこれと同じような廃墟になった建物が点在しています。これからも増え続けていくでしょう。人口の高齢化や経済不況などによって所有者が不在という事態も増え続けると思います。

もし事態を改善すべきだと本気で考えるのなら、そこに住む住民のみなさんが立ち上がって「ことなかれ主義」の役所に問題を認識させて早急に解決させるよう動かすべきでしょう。「ことなかれ主義」に立ち向かうには当事者が身体を張って主張するしかないのが今の「この国のかたち」なのかもしれません。みなさんはどう思われますか?
  



2009年08月25日

【オバマ不支持】

オバマ大統領に不支持が広がっています。

『米紙ワシントン・ポストは21日、ABCテレビとの合同世論調査の結果を報じた。それによると、オバマ大統領が「国のために正しい判断を下す」と答えた人は49%で、4月より11ポイントも下落した。
 オバマ大統領が目指す医療保険改革への反発などが影響しているとみられる。特に昨年の大統領選で勝敗を左右した無党派層の落ち込みが大きいという。
 また、「国が間違った方向に進んでいる」との回答は4月より7ポイント増え55%に達した。大統領支持率は同月のピーク時の69%から57%に下がった。
 世論を二分している医療保険改革に関しては、オバマ大統領の取り組み方を支持する人は4月より11ポイント低い46%で、不支持の50%に逆転された。
 一方、財政赤字に対する取り組みには半数以上が不支持だったが、景気刺激策に対しては43%の人が支持し、不支持の23%を大幅に上回った。調査は今月13~17日、全米の成人約1000人を対象に実施された。』 (8月22日付産経新聞)


【不支持の原因】

不支持の原因は明らかにオバマ大統領の医療保険改革(通称、「オバマケア」)への反発でしょう。オバマケアは、高額な医療支出を削減すると同時に新たな公的保険を設け、約4700万人いる無保険者の解消を目指すものですが、10年間で1兆ドル(約95兆円)というコストが最大のネックとなっているのと、何と言っても大きな政府を嫌うアメリカ国民の反発、それをうまく利用した共和党の戦術が功を奏していると言えるかもしれません。

7月から夏休みの休会に入ったアメリカ議会両院の議員は、それぞれの地元に戻ってタウンミーティングで有権者にオバマケアについて意見交換をしていますが、CNNをはじめとする米国のメディアが連日報道している通り、オバマ大統領や民主党議員の思惑とは裏腹に政府介入を嫌う保守層の反発が日増しに強まっているようです。

【オバマケアの行方】

大統領就任から7ヶ月あまり。百年に一度といわれる金融・経済危機への速やかな対応などでしっかりと国民の支持を広げてきていたオバマ大統領ですが、ここに来て大統領自身の言葉を借りれば「歴史は明らかだ。改革が可決に近づくと、特別利益団体があらゆる手段を使って抵抗してくる」状況に後退を余儀なくされているようです。

変化を志向し、ドラスティックな改革を進めようとすれば必ず既得権益を持った勢力が猛反発してくるのはどこの国でも同じことです。これまでの改革にあまり反発がなかったのが、異例だったということでしょう。オバマ大統領は政治生命を賭けてここはしっかり腹を据えて、クリントン政権がなしえなかった本物の医療改革を実現してほしいものです。

  


2009年08月24日

【ミラクルショット!】

劇的なショットでなんとか予選を通過したようです。

『関西オープン第2日、石川遼は予選通過が厳しい2オーバーで迎えた最終18番(パー4)でチップインイーグル。跳び上がってキャディーと喜び「最後まで応援してくれたギャラリーのおかげ」とコースを埋めたファンへの感謝を真っ先に口にした。

 最善の結果を導く準備を怠らなかった。「会心の当たり」と言う第1打を360ヤードあまり飛ばして残りは50ヤード。しかし、深いラフ。それでも石川遼はグリーンまで傾斜を確認に向かった。「カップ二つくらいのフック。もし見に行かなかったら、入るイメージは一パーセントもわかなかったと思う」。サンドウエッジでふわりと上げ「思った通りの球筋でイメージ通りに転がってくれた」と自賛する球は、10ヤードほど転がってカップに吸い込まれた。

 グリーンを確認した行為にはもう一つ意味があった。「カップを狙っているんだという姿勢をギャラリーの方にも分かってほしかった。それでさらにみんなが僕のことを見てくれて、集中できる舞台が整う」。常に期待の視線を浴びる17歳が、その重圧を力に変えてみせた。』(8月21日付サンケイスポーツ)


【実力の証?】

それにしても遼くんにはいつもながら感心させられることがあります。

その第一は、心身両面のリカバリーの早さです。前日にあわや失格になりそうになったOBのミスショットは、競技委員の誤指示によるものとはいえ、遼くん自身にも責任がなかったとはいえない。そういった心理的プレッシャーをはねのけて翌日にミラクルショットを放つあたりは心身両面で大物だと思わせる何かがありますよね。

そして次に、ファンへのサービスを片時も忘れない謙虚さ。いつも試合終了後のコメントには奢ったところがなく、17歳らしい謙虚さが随所に出て感心させられるのですが、今回もギャラリーのおかげで集中力を高められたと言うところあたりは「さすが」と思わせずにはいられませんでした。昔は平然とコースでタバコをふかしたりするプロゴルファーもいましたが、やはりプロであるよりも先ずは紳士でなければファンは増えないし、世界で活躍できる本物のプロにはなれないですよね。

いづれにしても、遼くん、さすがですね。  


2009年08月21日

【高速道路政策】

「高速道路無料化」は民主党の重要なマニフェストのうちのひとつだ。

『民主党は衆院選で政権を獲得した場合に、マニフェスト(政権公約)に掲げた「高速道路原則無料化」を着実に実現するための工程表の概要を固めた。同党関係者が13日までに明らかにした。

 それによると、道路公団民営化に伴い2005年に独立行政法人として発足した「日本高速道路保有・債務返済機構」を12年4月にも廃止し全高速道路を国有化。これに合わせて首都高速、阪神高速など一部路線を除いて無料化する。

 保有・返済機構が旧日本道路公団から引き継いだ約37兆円の債務のうち、08年度末現在で約31兆円ある未返済分は国が承継。低利の長期国債に順次借り換え、60年間で償還する。債務をそのまま国の借金にする構想に「受益者負担の原則に反する」との批判が出るのは必至だ。

 東日本高速道路など高速道路会社6社は業務内容を見直し整理・統合した上で維持、管理に当たらせる。これらの実現のため11年1月からの通常国会に関連法案を一括提出するとしている。

 高速道路無料化は子ども手当、農業者戸別所得補償制度などと並ぶ民主党の「看板政策」。工程表には衆院選だけでなく来年の参院選に向け、公約を着実に実施する姿勢を有権者にアピールする狙いがある。

 しかし債務の返済方法に加え、無料化に伴う料金所係員の再雇用問題、影響を受けるバス・鉄道会社への対応、通行量増加による排ガス対策なども求められることになる。

 政権公約で示した10年度からの「段階的実施」期間は一部の地方路線で無料化を実現したい考え』(8月14日付共同通信)


【ポピュリズム】

僕も今回の衆議院総選挙は民主党と自民党の「政権交代」を起こすかどうかが有権者の最大関心事であり、最大の選択肢だと思う。今回の選挙は、だからこそ歴史的な節目になるうるものだ。

そういう目で、自民党と民主党のマニフェストを眺めたら、いかにこの二大政党が日本という国をまともに引っ張っていく政党としては信頼できないかがよくわかる。中でも、高速道路の無料化という民主党の公約はポピュリズムそのものと呼ばずしてなんと呼ぼう。案の定、各界から疑念の声がどんどん上がっているのだ。東京都の猪瀬副知事も、東日本高速道路の八木重二郎会長も民主党の案について公の場で批判している。

民主党では段階的に高速道路を無料化し、旧道路公団の40兆円にのぼる債務は借金を国債で肩代わりし、年1・3兆円の税金を投入して60年かけ返済する案を示しているが、これでは与党の「1000円走り放題」を大幅に上回る国民負担が生じることになるだろう。

また、無料化により利用車が増えることで一定の経済効果が得られるかも知れないが、それにもまして現在すでに1000円の通行料でも起こっている渋滞による経済的損失の増加、さらには温室効果ガスの抑制とは逆行するという問題もある。

【国家百年の計】

一体、民主党は国家百年の計に立って国を立て直す気概と戦略があるのだろうか。一般国民の耳に聞こえのいいことばかり、マニフェストに書いて政権奪取できても早晩ポピュリズム的政策のほころびが出て数年で行き詰るのは必定だろう。

それは高速道路無料化だけでなく、郵政民営化の見直ししかり、消費税4年間据え置きしかりである。確かに官の無駄をなくすことは必要だが、それと同時に中長期的な国家の債務負担をいかに計画的に減らし、国民負担を将来に残さないようにしていくかという道筋を示さなければ責任ある政党とは言えない。

今の自民党のような無責任なことにならないように、しっかりと初心に戻って、言うべきことはたとえ国民が嫌がることでも直言し、国家百年の計に立った戦略を描いて欲しいものだ。  


2009年08月20日

【国家的大事業】

相当ドラスティクに社会全体を変えていかないと達成はおぼつかないだろう。

『斉藤鉄夫環境相は14日午後、記者会見し、温室効果ガスを2050年に05年比80%削減させる長期目標に関する国立環境研究所の試算を発表した。その上で「十分に達成可能」として、国民に努力を呼び掛けた。
 同研究所は、経済発展型と地域重視型の2通りの社会を想定し、80%削減の可能性を計算。それによると▽太陽光発電を05年の120~140倍に▽乗用車のすべてを電気自動車(EV)か、ハイブリッド車とEVが半分ずつに▽火力発電所に二酸化炭素(CO 2)回収・貯留(CCS)技術を導入-といった対策を講じれば、いずれの社会とも80%削減は可能という。
 対策に必要な投資額は算出していない。同相は、投資コストが大きいとしても、気候変動による被害予防や日本の温暖化対策技術の優位性を確保できるメリットは大きいとしている。』(8月14日付時事通信)


【自然エネルギー大幅増】

この国立環境研究所の試算では、(1)成長重視で1人当たりの国内総生産(GDP)成長率を年2%で維持(2)生活のゆとりを求め地方に人口・資本が分散し成長率が年1%にとどまる-の2ケースが想定されていて、それぞれにおいてCO2の80%削減に向けたエネルギー転換の必要性を示している。

その中心は自然エネルギーの大幅増計画と新技術の導入だ。すなわち、現在、水力を含めた自然エネルギーの割合は約6%だが、2%成長の場合で28%、1%成長でも40%まで拡大する。またCO2を回収して地中に貯留する技術の導入も、2%成長の場合、すべての火力発電所に導入。エコカー普及では、1%成長でも、すべての乗用車を半分ずつの割合でバイオ燃料を使用したハイブリッド車と電気自動車に転換する必要がある。

【危機感とコンセンサス】

これだけのエネルギー転換を進めるのに必要なものは何か?それは国民全体の危機感の共有と社会全体の変革に対する国民的コンセンサスだろう。もちろん、それらを導くための政府や産業界のリーダーのリーダーシップが欠かせない。コンセンサスのない試算は単なる数字合わせの空想にしかすぎないのだ。
気候変動、さらには地球温暖化が原因と疑われる大洪水や旱魃、海面上昇、北極の海氷消失、南極の棚氷崩壊、頻発する森林火災など世界中で頻発する大異変は数十年先の話ではなく、現実に世界の人々、特に貧しい地域の生活を脅かしつつある。そういった気候異変が日本にも多大の被害をもたらすという危機感をもっと多くの人が持つことが先決だろう。

地球温暖化の脅威を声高に叫んで、危機感を煽って一儲けしようとしているのではないかといった声もあるが、もうそんな人間同士の利害など一瞬で吹き飛んでしまうほど気候異変は予想を超えたスピードで人間社会に迫っている。そして未来の結果は、現在の延長線上にしかあり得ない。今前に一歩でも進んでいないのに50年後だったら出来るというのはあり得ないのだ。
少なくとも世界の大半の科学者が地球温暖化の原因は人間活動によるCO2の排出だというコンセンサスはすでに得られているのだから、後は政治家や経済人が目先の利害を捨てて、率先してこの危機の克服のためにリーダーシップを取るべきだろう。みなさんはどう思われますか?
  



2009年08月19日

【主なきブログ】

「自分がいなくなったら、ブログはどうなるんだろう。」~みんな一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

『自分がこの世を去ったら、日々更新しているブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の日記はどうなるのか-。サービス業者によると、たいていは誰かが削除の依頼をしなければ、残り続けることになるという。書き込みが死後も消えないのは複雑な気持ちだが、残ることで訪問者が絶えない“墓碑”のような存在のブログもある。「お盆だから、亡くなったあの人の書き込みを見てみよう」。そんな時代が来るかもしれない。』(8月13日付産経新聞)

【様々な生きざま】

ブログは本人が語る本人の「生きざま」です。この産経新聞の記事に引用されているのは、7月28日に乳がんで亡くなった川村カオリさんのブログ「川村カオリの調子はいいんだけど…。」です。このブログは今も削除されず、訪問者が絶えることはなく、死亡を伝えるエントリへのコメントは1万2千以上もあるとのことです。

インターネットが普及して今日のように個人の日記をブログという形で公開するような「社会現象」がでてくる前は、個人の私的な記録はよほどの有名人などでないかぎり他人が見ることは出来ませんでした。しかし、時代は変わりました。若い人も年寄りも、男も女もどんどんブログやSNSに自分の日常の出来事を書いて公開しています。そしてそれらのブログ記事はよほどのことがない限り、本人がいなくなってもバーチャルな空間に残り続けるのです。
まだこういったブログ全盛時代は始まってから数年しか経っていないので、書き手が死んだらどうなるのかというのはあまり話題にもならなかったのではないでしょうか。

【生きざまを「残す」】


人はなぜブログを書くのか?それはきっと、「何かを伝えたい」、「誰かに知ってもらいたい」、「自分の生きざまを残しておきたい」と考えるからではないでしょうか。であるならば、バーチャル空間に漂うブログは本人の生死にかかわらず、その人の生きざまの証しそのものなのかもしれません。

記事の中で、インターネットに詳しい関西学院大学の鈴木謙介助教(社会学)は「(サービス会社が)永続するとは限らず、記述が永久に残るということはない。ただ、管理してくれる誰かがいれば、ブログは死者をしのぶ新しい手段になるかもしれない」と話しているとありますが、これからは主のいなくなったブログは「ネットの墓標」として人々に語り継がれていくようになるかもしれませんね。
  


2009年08月18日

【馬総統、謝罪】

ここまで来ると謝罪をせざるを得なくなったのでしょうか。

『台湾の馬英九総統は15日、台風8号で被害を受けた中部・南投県を視察し、政府の対応の遅さに被災者や民衆らの不満と批判が高まっていることを受け、「申し訳なく思う」と謝罪した。馬総統は14日、台風による死者は南部・高雄県などで500人以上に上るとの見通しを示したが、公に謝罪したのは初めて。
 台湾メディアによると、馬総統は「もっと適切に、もっと早く(対応)できたが、われわれはそうしなかった。大変申し訳なく思う」と述べた。台風上陸から1週間以上が過ぎたが、救助作業が遅れている上、指揮系統も混乱し、いまだ被害の全体像がはっきりしておらず、犠牲者がさらに膨らむとの見方も強まっている。』(8月15日付時事通信) 


【50年ぶりの大災害】

それにしても今回の台風8号の被害は相当すさまじかったようです。僕はたまたま台風が台湾を直撃していたとき台北にいたのですが、台北の各テレビ局は一日中各地の被害を生々しく伝えていました。その台北も台風8号のコースに当たっていましたので、激しい雨と風に見舞われ、故宮博物館や夜市をはじめとする市内の観光地はすべて閉鎖される事態でした。僕も果たして日本に帰れるのだろうかと心配したほどだったのです。

幸いにして、台北は台風の進路だったもののそれほど大きな被害にはなりませんでしたが、台風の影響で激しい豪雨に見舞われた台湾南部の高雄県甲仙郷小林村では生き埋めとなった約380人の生存が絶望的になったほか、7000人以上が自宅を失い、財産損失は500億台湾ドル(約1450億円)を超えたとの報道がありました。また、同県では小林村や、桃源郷の3村落でさらに計数百人が生き埋めになり、安否が分からなくなっているとの情報もあるそうです。

【冷ややかに見える日本国内】

これほどの被害がわずか飛行機で福岡から2時間ほどの国で起こっているのに、帰国してからのメディアを代表とする日本国内の反応の鈍さに正直驚きました。自分が初めて台湾に行って台湾の人達の日本人への暖かい思いに触れてきたばかりなのでかもしれないのですが、一体このギャップは何なのだろうと思ったのです。

馬政権が日本からの救援要請を断ったとあるメディアは報道していました。はっきりしたことはわかりませんが、中国に対する遠慮みたいなものがあるのかも知れません。でも、ことは人道問題です。政治や過去の経緯などは切り離して、一般市民である僕たちが率先して困っている隣人に手を差し伸べるべきではないでしょうか。

ご参考までに募金を募っている日本李登輝友の会の募金先と愛知李登輝友の会ブログを下記に表示いたします。みなさんのご好意に期待いたします。

《日本李登輝友の会の募金先》

台湾の台風被害に対する「お見舞い募金」お振り込み先
・お見舞い募金は「お志」ですので、いくらでも結構です。
・礼状はお出しできませんことをご了承のほどお願いします。

☆郵便局 加入者名:日本李登輝友の会 口座番号:00110-4-609117
・通信欄に「台湾」「お見舞い」「水害」などとお書き添えください。
・一般の方は郵便局備え付けの「郵便払込取扱票」を、会員の方は、機関誌『日台共栄』に添付の郵便払込取扱票をお使いください。

☆銀 行 三菱東京UFJ銀行
 本郷支店 普通:0012742 日本李登輝友の会事務局長 柚原正敬

《愛知李登輝友の会ブログ》・・・http://ritouki-aichi.sblo.jp/article/31328459.html

  


2009年08月17日

【力士が感染】

ついにお相撲さんにも広がっているようです。

『八幡平市大更の市総合運動公園体育館で15日に開かれた大相撲の夏巡業「八幡平場所」に参加するため同市を訪れていた力士らの新型インフルエンザへの感染が確認された。このため、観客約2000人に急きょマスクが配られ、予定の一部が変更されるなど会場には、緊張感が漂った。

 主催する「岩手巡業実行委員会」は、同市が備蓄していたマスク約2000枚を用意。出入り口には消毒液を設置した。

 田村正彦市長は、土俵上で「インフルエンザでご迷惑をおかけしおわび申し上げる」と陳謝。取組前の力士や観客席にもマスク姿が目立った。盛岡市盛岡駅西通、主婦池浦さなえさん(35)は「集団感染と聞いて驚いた。1歳の娘にもしっかりマスクをつけないと」と興奮気味に話した。』(8月16日付読売新聞)


【静かに拡大】

新型インフルエンザの患者は、深く静かに全国に拡大しているようで、特に沖縄県ではついに感染が拡大しており、慢性腎不全を患っていた男性(57)が15日に新型インフルエンザに感染して死亡したとのニュースがありました。

ここ福岡でも7月半ばにアジア太平洋こども会議というアジアの国々から子供たちを呼んで地元との交流を図るイベントがあるのですが、このイベントでも新型インフルの患者が出たため急遽中止になりました。その後も福岡市内では学校などで広がっているというウワサをよく耳にします。

国立感染症研究所(感染研)によると、インフルエンザの患者がこの夏は急増しており、全国的に流行入り目前となっているとのことです。また、患者は10代が約4割、5~9歳が約2割を占め、児童生徒が中心で、9月から学校が始業してから感染がさらに拡大する恐れもありそうです。

【九州場所が心配】

これから秋、そして冬がやってきます。インフルエンザは本来寒い季節に用心すべきものですから、感染力の強い新型インフルエンザはなおさら警戒が必要でしょう。
僕が気になるのは11月に行われる大相撲九州場所。もともと東京や大阪といった大都市とは大相撲の地盤の裾野がそれほど広くない福岡では、最近お客さんの入りが少なく頭を痛めているのに、新型インフルエンザが加われば九州場所そのものの開催さえ危ぶまれる事態さえあり得るかもしれません。

今から新型インフルエンザ対策をしっかりとっておく必要がありそうですね。

  


2009年08月14日

【価格安定のため】

冷夏による野菜の価格高騰が「規格外」野菜を市場にデビューさせようとしています。

『農水省は12日、「曲がったキュウリ」「ヒビが入ったキャベツ」など、通常は「規格外」として処分される野菜の出荷を生産者に求める方向で検討に入った。長雨や日照不足で値上がりが続く野菜の価格安定のため、全国農業協同組合連合会(JA全農)や流通関係者とも調整して品薄感の解消を図る。実行されれば、台風の被害が相次いで市況が平年の5~6倍に高騰した2004年10月以来、5年ぶりとなる。
 東京都卸売市場の平均取引価格(10日現在)はジャガイモ、タマネギ、大根が平年の1.7~2.4倍と、依然として高値。さらに、レタスも月初に比べ約100円高の1キロ当たり235円など比較的、安かった品目も上がってきた。
 そのため農水省は11日、出荷の前倒しをJA全農に要請。例えば、「LL」サイズでの販売を想定したレタスを「L」サイズの生育段階で市場に送るなどの方法で、当面の供給量確保を目指す。』(9月12日付時事通信) 


【異常な冷夏続く】

昨年の熱波とは反対に今年は異常な冷夏・長雨が続いている。台風や活発な梅雨前線の影響で全国的な悪天候が続いていて、北部九州では梅雨明けが昨年より1ヶ月以上遅れたし、東北地方は、梅雨明けが判断できないまま、秋への移行期に入ったとの気象台の発表もあった。気象庁によれば、この冷夏はエルニーニョ現象などの影響で偏西風が強まり、平年より南寄りに蛇行したことが主な要因とのことだ。

このエルニーニョ現象、気候学者はつい最近まで熱帯の太平洋における小規模な異常であり、より広い世界においては一時的な興味の対象にすぎないと見なしていたが、ここ20年間、エチオピアからインドネシア、エクアドルにまで大洪水や火災などの異常気象をもたらし、その発生頻度や影響が以前よりも強烈になってきているとのことだ。ただ歴史的な記録があまりないために、エルニーニョ現象の活発化が、正常な気象パターンのひとつなのか、地球規模の気候変動の兆候なのかはわかっていない。

【価格安定が急務】


冷夏の原因がどうあれ、日常生活に欠かせない野菜類の価格安定はまったなしだ。このまま対策をとらずに放置していると、値上がりが続いているジャガイモやタマネギ、にんじんなどに加えて、キャベツなどの葉茎菜類にまで、値上がりが広がりそうな雲行きなのだ。

農水省は、野菜の価格安定のため生産者と調整して一刻も早く「曲がったキュウリ」「ヒビが入ったキャベツ」など「規格外」野菜の市場への放出を実施してほしいものだ。

それから僕ら消費者も普段から野菜のかたちにこだわらず、いいものは買うという姿勢でありたいものだ。そうすれば、生産者の意識も変わり冷夏のような異常事態による規格外野菜の放出というかたちではなく、普段から「良い」野菜が出回るようになるだろう。
  



2009年08月13日

【温暖化と雲】

地球温暖化と雲の増減の因果関係はまだ未解明の部分が多い。

『太平洋上の雲が50年前に比べ減少しているために、太陽光が直接海面に降り注ぎ、温暖化を促進している可能性がある。

 米マイアミ大学のエイミー・クレメント教授(気象学・海洋学)の研究チームが米科学誌サイエンスに発表した報告によると、1952年から2007年にわたってメキシコ沖の300万平方キロを超える太平洋海域で採取した気象データから、地球温暖化によって独自の永続的なサイクルが生まれていることが分かった。

 雲は、森林火災、北極圏の永久凍土層と並んで温暖化促進の潜在性が指摘され、研究対象となっている。これらの機能は依然として未解明の点が多く、気温予測に対する科学的な共通認識(コンセンサス)が得られずにいる。このため、将来どれほど厳しい嵐、干魃(ばつ)、北極圏の氷の融解に見舞われるのかは予測困難だ。

 サイエンス誌のホームページ上で、クレメント教授は「21世紀は大幅な気温上昇が予測されているが、今回の研究はその上昇幅が大きなものになることを示している」とコメントしている。

 クレメント教授によると、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)で使用された18の予測モデルのうち、英国気象局のモデルだけが雲の減少を正しく予測していた。さらに英国気象局は、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が2倍に達した場合、平均気温がセ氏4.4度上昇すると予想。この数字は他の予測数値に比べると高く、IPCCの最新報告書の予測値は2~4.5度となっている。

 クレメント教授は「特定の予測モデルだけに頼るのは危険」と指摘する。雲の中の水蒸気はCO2同様に大気中の熱を閉じ込めるが、同時に太陽光を反射するため、その影響を計算するのは非常に難しい。

 NASA(米航空宇宙局)の研究者だったロイ・スペンサー氏によると、実際に雲は「太平洋10年規模振動(PDO)」と呼ばれる海洋と大気の循環サイクルの一部として、地球温暖化の大きな要因となっている。

 クレメント教授は「CO2は気温上昇要因の一部に過ぎない」と述べ、「気候変動に果たす雲の役割を理解することが重要」と説いている。』(8月4日付産経新聞、ブルームバーグ Jeremy van Loon)


【未解明の要因-雲】

実はこの記事に取り上げられている「雲」は、IPCCの気候モデルに使われている地球温暖化の要因分子の中では最も軽視されている要素だ。何故なら、雲が気候に与える影響については未解明の部分があまりにも多すぎるからだと言う。

単純に考えれば、雲が増えれば地球に降り注ぐ太陽光線を遮って気温を低く保つのではないかと思うのだが、事はそれほど単純ではない。何故なら、雲の温度に与える影響は雲の性質-雲の高さ、奥行き、色、密度-によってまったく変わるからだ。

さらに、温暖化の未解明の要素としては、工場や家庭から出る煤煙などのエアロゾルと呼ばれる汚染物質がある。ただし、雲やエアロゾルによって地球温暖化が抑制されるかどうかは科学的には証明されていないらしい。科学者の間でも要因が複雑に入り組んでいるのでわからないというのが正直なところなのだ。

恐ろしいことに、一般的には雲やエアロゾルといった要素が地球を冷やす効果があり、それによって地球温暖化の流れが相殺されると考えがちだが、一部の気候学者によれば、それらは相殺されるどころか、温暖化を加速させる可能性もあるというのだ。その場合、大気中のCO2濃度が産業革命前の二倍のレベルになると、地球の温度は1.5度から4.5度になるというIPCCの予測より温度上昇はもっと大きくなり、今世紀中に10度以上にもなるという見方もあるのだ。(詳しくは、『「地球最後の世代」、P.166-179 フレッド・ピアス著、日本放送出版協会』を参照)

肝に銘じておきたいことは、「未解明だから、不確実だから何もしなくてよい」ということにはならないことだ。気候変動や地球温暖化の脅威は確実に、急激に我々の日常を脅かしつつあるから。
  



2009年08月12日

【揺れた原発】

駿河湾沖を震源とする地震が昨日早朝、中部地方を襲いました。原発施設もその例外ではありません。

『震源から約40キロの中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)では11日、運転中だった4、5号機が自動停止した。経済産業省原子力安全・保安院や中電によると、放射能漏れや火災は起きていないという。

 5号機では地震発生直後、原子炉建屋内の燃料交換エリアで空気中の放射線量が高いことを示す警報が出た。最大で通常の8倍の毎時0.019ミリシーベルトを記録したが、午前7時には警報値(0.01ミリシーベルト)を下回った。主排気筒の放射線モニターの数値に異常はなく、中電は「外部への影響はない」と説明している。』(8月11日付毎日新聞)


【東海地震を想起?】


幸いにして今回の地震は「想定されている東海地震に結びつくものではない」というのが気象庁の判断でした。それは昨日午前8時から東海地震の判定会委員打ち合わせ会を開催した結果気象庁が出した結論です。

しかし、東海地方では地震発生直後、「すわ、東海地震だ」と思った方が大勢いたということでした。無理もありません、震度6もの地震が起きたのは65年ぶりくらい久しぶりのことであり、しかも常日頃から東海地震の発生可能性が高まっていると脅かされているのですから。

もちろん、浜岡原発のことも多くの人が想起したことでしょう。それは今日本で最も危険な地域にある原発のひとつであり、ひとたび大地震が起きて原発事故につながれば、日本全国を緊急事態に陥れる可能性のある場所なのです。僕自身も1990年に製作された黒澤監督の「夢」という作品の中で原子力発電所が爆発し赤く染まる赤富士のイメージがふと湧き上がってきました。

【天災か人災か】

地球温暖化はまさしく、人類が増えすぎたためにCO2がとめどもなく増加し気候変動を後戻りの出来ないところにまで狂わせようとしているために起きる「人災」です。

それに対して地震は、人間の力など及びもつかない地球自身のとてつもないエネルギーが引き起こす「天災」です。地球温暖化を止めるために、今人類は躍起になって原発の建設に再びまい進し始めていますが、私たちはたとえ原発を地球温暖化のためにやむを得ず増設するにしても、地震という「天災」原発事故という「人災」を引き起こす可能性は決して消えてはいないのだということを常に肝に銘じておかなければなりません。今回の駿河湾沖地震はそういう可能性を再び教えてくれたのではないでしょうか。

  



2009年08月11日

【スターから一転】

ここ1週間あまり、日本だけでなく台湾や中国でも大いに注目された女優の酒井法子失踪事件は、本人の出頭という形で幕を閉じました。

『女優の酒井法子容疑者(38)の覚せい剤取締法違反事件で、同容疑者が警視庁の9日の調べに、覚せい剤所持を認めた上で「昨年夏ごろから、夫に勧められてやっていた」と述べ、継続的な使用も認める供述をしていることが分かった。深く反省した態度を示しているという。
 同庁は夫婦の使用実態を調べるとともに、入手先を捜査する。10日午前、酒井容疑者を送検する。
 同庁組織犯罪対策5課によると、酒井容疑者は夫の高相祐一容疑者(41)=同法違反容疑で逮捕=とともに、火であぶったり、パイプを使ったりして覚せい剤を吸引していた。
 失跡の理由については「夫の逮捕で気が動転していた」と供述。東京都新宿区や中央区を泊まり歩き、山梨県にも行ったという。
 テレビニュースで捜索願が出され、大騒ぎになっていると知り、パニック状態になったと説明。逮捕状が出たと知り、出頭するために知人を通じ、弁護士に連絡したという。
 逮捕後の尿検査の結果は陰性だったが、DNA型鑑定では、自宅マンションで見つかった吸引用のストローやパイプに付いた唾液(だえき)と、酒井容疑者の口の中から採取した試料の型が一致した。
 酒井容疑者は9日午前に数時間、取り調べを受けた。高相容疑者は午後、酒井容疑者逮捕を伝えられると、「夫婦でやっていた。私が勧めた」と供述したという。』 (8月9日付時事通信)


【怪しい逃亡劇】

僕は酒井法子のファンでもないので本人の性格など詳しいことはわからないが、素人目に見ても今回の逃亡劇は華やかな芸能人としての表の顔とは裏腹に、プロまがいの手口が見え隠れして、夫婦ともども「怪しい」という印象が強い。もちろん容疑者の段階で下手な推測をすべきではないが、刑罰の対象になるかどうかは別にしても多くのファンを持つ芸能人という言わば「公人」としての言動だと考えればあまりにも軽率で、他人の痛みを考えていないといわざるを得ないだろう。

そんな僕の見方を裏付けるような話がメディアやネットでも流れていた。そのひとつが 8月9日放送の日本テレビ系「ザ サンデー ネクスト」に出演した、麻薬Gメンとして38年間活躍した小林潔氏の話だ。小林氏によると、「職務質問の時から高圧的な態度で対応をかわし、逃げたということから、普通の人はしないことです。ということは彼女はかなり(覚せい剤を)やっていたのではないかという見方もできる」と常習性の可能性を指摘していた。「きっこの日記」にも酒井容疑者の逃亡劇について、一般的に覚醒剤の反応が出なくなると言われている「5日間」をクリアしたから出頭した可能性について言及している。そう思われても仕方がないだろう。

【酒井容疑者が今後なすべきこと】

果たしてそこまで酒井容疑者が「ワル」なのかどうかは、僕にはわからない。これから法廷で明らかにされるだろう。

執行猶予付きの判決が出るとしても、はたまた無罪になるとしても、酒井容疑者がこれからなすべきことは世間を騒がせたお詫びを心から、子供、親族、そして大勢のファンにすることだろう。それはこれからまだ長い人生の中で、二度と同じような騒ぎを起こさないという敢然とした決意みたいなものが感じられなければウソだろう。そして全てを出直すことだ。たとえ家族が過去に過ちを犯していたとしても、自分さえ決意を持って出直せばいいのだ。そうしなければ、二度と再び人々は酒井法子を信用しなくなるだろう。今はまだ多くのファンは彼女のことを信じてくれているのだから。


  



2009年08月10日

【安全優先】

日本航空が安全を優先する勇気ある決定を下しました。

 『日本航空は1日から、離着陸のシートベルト着用時に乗客からトイレ使用の申し出があった場合、客室乗務員が機長に判断を求めていた「トイレ許可」の連絡を、国内・国際の全便で取りやめた。事故が発生しやすい離着陸時のトイレ使用は原則禁止だが、操縦室への連絡が社内で規定されていた。これを機長や副操縦士が操縦に専念できるよう見直した。

 日航では07年4月から3カ月、安全運航を評価する米国の専門会社の協力を得て、国内・国際線合計435便を調査した。その結果、シートベルト着用時のトイレ使用による離席や飲酒などの問題で操縦室に連絡する事例が10便に1便の割合であり、日航特有の問題と指摘された。これまでに客室からの呼び出しで管制との通信が妨げられたり、着席が確認できなかったため、着陸をやり直したケースもあるという。 』(7月31日付毎日新聞)


【クリティカル11ミニッツ】

飛行機は離着陸時が最も危険な時間帯ということで、パイロットはこの時間帯に最も緊張を強いられると言われています。

その時間帯は、事故の大半が離陸後3分と着陸前8分に集中することから「クリティカル11ミニッツ」(危険な11分)とも呼ばれており、飛行機のルートで言えば、飛行機が駐機場を出てから離陸し、高度1万フィート(約3000メートル)に達するまでと、1万フィートから降下し、着陸後に駐機場に入るまでを指します。

この記事に寄れば、この「クリティカル11ミニッツ」(危険な11分)の時間帯には、操縦室を運航の安全と直接関係のない事象から隔離するのが世界では一般的で、米連邦航空局(FAA)では81年、クリティカル11ミニッツの間は「飛行に不可欠な事項以外の業務や行為の禁止」を法制化しているとのこと。

そもそもそれほど飛行機の安全にとって重要な時間帯に客室からの連絡を受けていたということが僕にはにわかには信じがたいのですが、顧客サービス優先の考え方から日航ではそうしていたのでしょう。これは明らかに行き過ぎた顧客サービスだったと思います。客室にはチーフパーサーなり、乗客の安全に責任が持てるスタッフがいるのですから、よほどのことがないかぎり操縦室への連絡までは必要なかったのではないかというのが、素人の僕の考えです。

とにもかくにも、その規定を見直し安全運行上、離着陸時のトイレ使用禁止・操縦室への連絡禁止を決めた日航の決定を評価したいと思います。ちなみに全日空は操縦室への連絡規定そのものがないそうです。  


2009年08月07日

【熱帯種、また北上?】

日本の沿岸各地で今まで見かけなかった熱帯魚を見かけたという報告が多くなっている。

『熱帯の海に生息するバイカナマコ(シカクナマコ科)が、串本で初めて確認され、採集された。花びらのような大きなイボイボの突起が特徴。和歌山県串本町有田の串本海中公園センターで展示されている。
 同町高富でダイビングショップを経営する南信吾さんが7月15日、潮岬沖をガイド中、水深10メートルで発見。その後観察してきたが、遠くに移動して観察できなくなることを心配し、2日に同センタースタッフと一緒に採集し、センターに持ち込んだ。
 バイカナマコは、種子島以南のサンゴ礁域に分布する大型種で、最大で体長80センチほど。体は円筒形で黄褐色か赤褐色。今回採集したのは、体長23センチ、体重550グラムで小型。
 同センターの野村恵一学芸員は「熱帯の海を代表する大型ナマコ。串本での分布は初確認で、北限記録の更新となる。串本で見られるようになったのは、近年の高水温現象の影響だろう。大変貴重なので、大切に飼育したい」と話している。』(8月3日付 紀伊民報)


【海水温の上昇がもたらす異常】

この珍しいナマコが発見された和歌山県串本町ではすでに何年も前から海水温の上昇で北上し、冬にも死滅せず生き残った熱帯魚が数多く見られるようになっていた。昨年11月の産経新聞の記事によれば、『近年は温暖化の影響ともいわれる海水温の上昇が続き、熱帯魚の生態も変化。晩秋でも多くの熱帯魚が見られるようになった。平成18年ごろからは、クマノミが越冬するケースも確認されている』という。

海水温の上昇による異常は和歌山だけでなく、日本だけに限っても全国各地の海で報告されており、海の生態系はここ数年で様変わりしている可能性が高い。果たしてこれから何が起ころうとしているのか、私たち人間に何が出来るのか、ほんの一地域だけが汚染されたりしていた今までの公害問題や環境問題とは全くスケールが違う事態にとまどうばかりというのが本音ではないだろうか。もう一地域だけの対策や小手先の解決策だけでは解決は極めて難しいだろう。

とにかく、僕としては新聞などで各地から報告される異常な事態をこれからも追い続けて、出来るだけ多くの人に今の自分達がどれだけ大変な時代に生きているのかを知ってもらうことだけでも続けていこうと思っている。  


2009年08月06日

【ついに公開-EV車】

トヨタにハイブリッドで後塵を拝している日産がついにEVを発表しました。

『日産自動車は2日、横浜市西区に完成したグローバル本社ビルの完成に合わせ、来年度後半に日本や北米、欧州で発売する予定の量産型電気自動車(EV)「リーフ」を報道陣に公開した。

 リーフは走行中に二酸化炭素(CO2)などの排出ガスを出さない「ゼロ・エミッション車」。90キロワット超の出力を発生するラミネート型コンパクトリチウムイオンバッテリーと80キロワットの電気モーターを搭載し、ガソリン車同様の高いレスポンスを得ている。またフル充電で160キロ以上の走行が可能。フル充電には200ボルトの普通充電で約8時間かかるが、急速充電器を使えば30分で80%まで充電できる。価格は来年末に発表の予定だが、買いやすい価格を設定するとしている。

 カルロス・ゴーン社長は「日産リーフは、すべての日産の従業員が誇りを感じて良いほど非常に素晴らしい。私たちは、エミッションが少ないのではなく、エミッションがゼロとなる車を公開するこの日を実現するために懸命に取り組んできた。これは世界中の人々が間違いなくエキサイティングに感じる新しい時代に向けた最初の一歩である」と語った。またセレモニーに出席した小泉純一郎・元首相は「脱石油社会の実現に向けて、きっと普及すると思う」と述べた。』(8月2日付毎日新聞)


【問題は価格と利便性】

日産マーチとトヨタ・プリウスを足して2で割ったようなスタイルのボディーながら、なかなかかっこいいですね。でも、なんかエコカーというとどうして同じようなデザインになるのでしょうか?ちょっと疑問。

またスタイルは置いといて、どれだけ「エコ」かという点ではハイブリッド車よりも進んでいることは間違いありません。なにしろCO2などを全く排出しないゼロ・エミッションですからね。

次に走行性能。公表された性能は、一回の充電で160キロ以上の走行が可能で、最高時速140キロ。家庭からの充電では8時間かかるそうです。うーん、まだ電気を充電するスタンドがない現状では遠出は無理かもしれません。市街地用ですね。

そして最後は、価格。まだ来年度末の発売ということで公表されていませんが、一部の報道にあるように300万円台ではちと高いという印象です。やはりプリウスやインサイトに対抗するには、200万前後が理想だと思います。価格をリーズナブルにしないと、まだまだ電気自動車の爆発的普及には遠い気がしますね。1年後の価格設定がどうなるか楽しみです。  



2009年08月05日

【特赦発表】

クリントン米元大統領の電撃的な北朝鮮訪問から一夜明けた今日未明に拘束されている2人の米国記者の特赦のニュースが入ってきた。

『朝鮮中央通信(KCNA)が4日伝えたところによると、北朝鮮の金正日総書記は、拘束中の米国人記者に対する特赦の供与と釈放を命じた。
 KCNAは声明で「(総書記は)国防委員長として、重労働の刑を受けていた米国人ジャーナリスト2名に対する特赦の供与と釈放を命じた」と述べた。』(8月5日付ロイター通信)


【拉致→大物訪問→釈放】

拘束中の記者とは、米ケーブルテレビ「カレントTV」のローラ・リンさんとユナ・リーさんの二人で、今年3月、中朝国境付近で取材中、北朝鮮に拘束され「不法国境出入罪」などで起訴され、6月、労働教化12年の判決を言い渡されていた。拘束後直ぐにCNNのラリーキングの番組に家族が出演して解放を訴えていたのを覚えている。当然のことながら、北朝鮮はこの二人を米国との交渉のカードとして使うために「拉致」という常套手段を駆使したのだ。

あまりの駄々っ子ぶりに米国も策に困り、今回のクリントン氏訪問につながったのだろう。その結果としての特赦。何が引き換えの条件となったかは現時点では定かではない。

今回の動きで鮮明に思い出すのは、小泉元首相が2002年9月に電撃的に北朝鮮を訪問して、金正日総書記と初の日朝首脳会談を実現し、日朝平壌宣言に調印し、5人の拉致被害者を帰国させたときのことだ。拉致→大物訪問→釈放という全く同じパターンだ。北朝鮮側の主役は金総書記のままで、小泉氏がクリントン氏と入れ替わっただけ。あのときの金総書記も満面に笑顔だったと記憶する。

【東アジアのトゲ】


核兵器や拉致被害者を「道具」にわがままを繰り返す恫喝おやじに世界はほとほとあきれ返っているのだが、米国でさえこのわがままに有効な対抗手段がないのだ。

自国の民を極貧に喘がせたまま、勝手気ままな行動を続けるこの東アジアのトゲのような国家と一体いつまで世界は付き合わなければならないのだろうか。  



2009年08月04日

【内閣府の調査】

内閣府から発表された調査に、わずかながらではあるが国民の意識の変化がうかがえるようだ。

『内閣府が1日付で発表した「環境問題に関する世論調査」によると、循環型社会に移行するためには現在の生活水準を落としても構わないと考える人が5割を超えたことが分かった。地球温暖化問題などが深刻化する中、環境や生活スタイルへの国民の意識の高まりがうかがえる結果となった。
 調査は6月4日から14日にかけて、全国の成人男女3千人を対象に実施。回収率は64.0%だった。』(8月1日付時事通信) 

【待ったなしの地球温暖化、気候変動】

最近、環境ジャーナリストのフレッド・ピアス氏が書いた「地球最後の世代-自然が人類に報復しはじめた」(日本放送出版協会、2009年6月25日第一刷)を読んだ。この本は2005年にピアス氏が執筆しているのだが、今から4年前でさえ地球温暖化問題が人類だけでなく、地球上に住むあらゆる生物にとって極めて差し迫った危機であることを改めて確認させるものであり、非常に衝撃的だった。

それによれば、地球温暖化に関しては世界中の科学者がその裏づけに全力を挙げているものの、気象はまだまだ不確定な要素や未知の部分が多く、果たして人間の活動がどれだけ気候変動の原因になり、これからどれくらいの時間的尺度で破局的な事態が来るのか来ないのか、わからない部分も多いという前提のもとでも、科学者たちの大方の合意は、人間活動によるCO2の排出が大きな影響を与えているのは間違いなく、北極海の海氷消失、南極の棚氷崩壊などに見られるように制御できないほどの大きな気温上昇、気候変動のリスクが相当高まっており、ここ10年くらいの間に決定的といえるような対策を打たなければ完全に手遅れになるというものだ。いや、たとえ対策を打ってもすでに限界点を超えているのかもしれないのだ。

【不安の裏返しの懐疑論】

日本国内では最近、「地球温暖化論のウソとワナ」といった懐疑派による本がベストセラーの一角に何冊も置かれているが、これは最近頻発する局地的豪雨や異常な暑さなど天候の異変が続く中で、一般の人々が「地球温暖化は現実であってほしくない」という願望が、懐疑派の意見を勢いづかせているのだと思われる。

というのは、2007年にIPCCが第四次報告書を発表し、地球温暖化の事実が科学的にも世界的に認知されたにもかかわらず、国内でもいまだに賛否が渦巻き、海外の国際交渉の場では途上国と先進国の間で深刻な政治的対立が続くなど、現実に多発する世界各地の異常気象とは裏腹に対策は後手後手に回っていることに人々がいらだちや不安を深めているのではないかと推測する。

今回の内閣府の世論調査にもそのような不安を少しでもやわらげたいと思う人々が地球温暖化を防止するためならある程度生活水準を落とすことも厭わないと答えたのだろう。しかし、今の世界の政治・経済状況からすると、地球温暖化を阻止するための全世界的な統一行動がここ数年のうちに劇的に実行される可能性はますます小さくなっているのも紛れもない現実なのだ。

それでも今回のような人々の心理的な変化に少しでも希望をつなぎたいと思う。



  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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