2009年09月29日

【強気一転張り】

政権に入ったことで、亀井氏はますます図に乗ってきているようだ。

『亀井静香金融・郵政改革担当相は27日のテレビ朝日の番組で、中小企業などの融資返済を猶予する制度の導入について、「鳩山由紀夫首相は(反対なら)わたしを更迭すればいい。できっこない。最初から合意している話だ」と強気な発言を繰り返し、実現に自信を見せた。亀井氏は出演後、記者団に「首相とは価値観を共有している。『友愛』を返済猶予の形で実現していく。首相も喜んでいると思う」とも語った。
 また、亀井氏は同番組で、借り入れ元本の返済に加えて金利支払いの猶予も視野に検討する考えを表明。亀井氏は28日にも直嶋正行経済産業相と会談し、中小企業の経営実態について意見を聞く。
 一方、亀井氏の返済猶予方針が銀行株下落の一因になっているとの指摘に対しては、「わたしが言ったからといって、株が下がるほど脆弱(ぜいじゃく)な銀行は、銀行業を営む資格はない」と強調した。』(9月27日付時事通信)


【裸の王様】

僕は、亀井氏の政権入り、しかも郵政や金融担当になることを最も危惧していた。多くの人も本音はそう思っていたのではないだろうか。

亀井氏が代表を務める国民新党は、大勝利を収めた民主党とは違い、なんと選挙前の4議席から3議席に議席を減らした政党なのだ。そなんな体たらくでありながら民主との連立を組めたことをいいことに、代表が大臣の椅子についたという漁夫の利を得ただけなのである。そんな政党でもキチンとした理念と、しっかりとした代表がいればいいのだが、亀井氏はそんな淡い期待など吹き飛ばしてしまうような、理念も理性もない、ただ小泉憎しだけの、最も古いタイプの以前の自民党の政治家ではないだろうか。

そんな危惧が現実のものだと感じさせるような言動が大臣就任後続いているのだ。郵政会社の西川社長への辞任要請はまだいいとしても、中小企業に対する返済猶予モラトリアムなどは金融のど素人の仰天発言、単なるポピュリズム、人気取りだというのが大方の見方なのだ。このまま行けば日本の金融業界は大きな混乱を起こし、機能不全に陥るだろう。その結果は、亀井氏の思惑とは裏腹に金融市場でのモラルハザドが広がり、銀行の中小企業への貸し渋りを招くことになるだろう。官僚と対峙する民主政権では官僚にも頼れず、羅針盤なき大臣の迷走はまさに「裸の王様」なのだ。

【一刻も早い大臣交代必要】

能力のない人に経済運営の重大な舵取りのひとつである金融部門を任せた首相に責任があるのだが、鳩山首相は自身の人気が高い今のうちに、そして傷口が小さいうちに、率直に人事ミスを認めて亀井大臣のクビをすげ替えるほうが得策だと考えるが、どうだろうか。

《参考》
・「亀井氏、防衛相から一転郵政・金融担当相? 」・・・2009年9月15日付の僕のブログ記事
  




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