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2009年11月11日

【「魔」が刺す?】

洗濯物の中に蜂が潜んでいたことはありませんか?

『洗濯したばかりの服を着たらチクリ--。こんな蜂の被害が、11月に集中していることが東京消防庁の調査で明らかになった。蜂は寒さをしのぐために巣ごもりする習性があり、洗濯物や布団に潜むことがある。冬に向かう季節を中心にけが人が相次ぎ、11月は1年の約4分の1を占める。同庁は「洗濯物や布団を取り込む際はよくはたき、蜂が付いていないか注意してほしい」と呼び掛けている。

 東京消防庁によると、06~08年に東京都内で蜂に刺され救急車で病院に運ばれた人は計965人。主に山の散策などアウトドア活動中の被害が中心で、月別では8月の213人が最も多く、続いて9月181人、7月162人と夏場が大部分を占めている。

 10月以降、被害は下火になるものの、数十件に上る月もあり、同消防庁内で「夏が終わっても救急搬送が多いのはなぜなのか」と疑問の声が上がった。このため、多摩動物公園に問い合わせたところアシナガバチなどは寒くなると巣ごもりする習性があり、洗濯物や布団に隠れることが分かったという。

 そこで、08年までの3年間の被害例を初めて詳細に調べたところ、「干したズボンやシャツを着たら刺された」「布団に潜んでいた蜂に刺された」というケースが148件あり、月別では11月が38人と最多で12月28件、10月21件と続いた。』(11月7日付毎日新聞)


【家に侵入する生き物】

最近世界各地で大量の蜂が忽然と消えてしまうという現象が話題になっていますが、そういえば自宅の庭に咲くツツジなどの花の蜜を吸いに来ていた蜂の姿がめっきり少なくなったような気がします。気候変動の影響なのか、原因は特定できていないようですが、気候の変化だけでなく都市化の影響などで家の周りにいる生物たちも数十年前とは比べものにならないくらい変化しているのではないでしょうか。

僕の家には昔はムカデハエゴキブリはよくいましたが、今はほとんど見かけません。また道路にまでよく出没していたアオダイショウなどの蛇も全く見かけることがなくなりました。小川のメダカもいなくなったし、そういえばアマガエルもほとんど見かけなくなりました。僕の家に限って言えば、未だに多いのはヤモリ君でしょうか。

冒頭紹介しました洗濯物に混じって進入する蜂だけでなく、昆虫や爬虫類が家に入ってくるのはあまり気持ちのいいものではないですが、生き物たちの姿が極端に減っているのは自然環境のとてつもない変化を彼らが身をもって人間に教えてくれているのかもしれません。 

  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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