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2010年03月12日

【山でも通じる?】

ようやく携帯がどこの山でも通じる時代がやってくるのでしょうか。

『携帯電話各社が標高の高い山でも通話などができるよう、基地局の整備を進めている。本格化したのは00年ごろから。富士山ではNTTドコモが99年、ソフトバンク(当時はJ-PHONE)が01年、KDDI(au)は昨年から、夏の登山シーズン中、山頂に臨時基地局を設置している。

 中でもドコモは積極的で、08年には富士山の四つある登山道全域で通年通話ができるようにした。北アルプスでも、南部の槍ケ岳(標高3180メートル)と人気縦走ルートにある常念岳(同2857メートル)に、積雪期を除いて設置。今夏には南アルプスの北岳(同3193メートル)への新設も検討中だ。

 背景には利用者の要望がある。稜線(りょうせん)ではふもとにある基地局を経由して通話できる山が増え、登山の携行品として携帯電話は定番化している。警察庁によると、08年の山岳遭難1631件のうち44.9%は携帯電話を使っての通報。今月の船形山での遭難事故でも、携帯電話からの110番や家族への連絡が救出の糸口になった。

 携帯電話会社側も「遭難時に利用してもらうため」(ドコモ)と整備の意義を強調する。中高年の登山ブームを受けて「山でも通じる」と利用者を囲い込む効果もありそうだ。』(3月6日付毎日新聞)


【命綱になる携帯】

これは登山者にとっては朗報です。記事にもあるように、山での遭難事故で携帯電話からの通報が救出の糸口になることも最近は増えているようです。どんなに万全の準備をしていても天候の急変などで遭難することもあるわけですから、携帯電話がどんな山の中でも通じるようになればこれほど心強いことはありません。

今のところは、富士山や北アルプスといった有名な山ばかりが対象になっているのかもしれませんが、携帯各社はもっと全国のどこの山でも通じるようなネットワーク網を是非築いてもらいたいですね。


ただ、山岳遭難は捜索や救出にものすごい費用がかかりますから、なんでもかんでも携帯で連絡すれば助けてもらえるといったような安易な使い方をしないように登山者に対する教育もしっかりしていかないといけないと思いますが。

  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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