2010年09月15日

【菅首相の勝利】

民主党代表選は菅首相の勝利で終わりました。

『民主党は14日午後、都内のホテルで党代表選挙を行い、菅直人首相を再選した。菅首相は国会議員、地方議員、党員・サポーター票の全1212ポイントのうち、721ポイントを獲得。小沢一郎前幹事長は491ポイントだった。 

 菅首相はこの後、記者会見に臨み、あらためて首相として進めてきた政策の実現を訴える見通し。 

 菅首相は代表選の政見で、「雇用創造」と「不安解消」を最優先課題に掲げるとともに、財政健全化に逃げることなく取り組むことや、社会保障改革に向けて消費税を含む税制抜本改革など財源と一体となった議論の必要性を主張。マニフェスト(政権公約)の実現では、誠実に取り組むとする一方、財源制約で実現が困難な場合には、国民に説明して理解を求める方針も示した。 

 民主党代表選は、菅首相と小沢氏の一騎打ちとなり、共同会見や公開討論会などで政治主導のあり方や経済政策などについて激しい論戦を繰り広げてきた。菅首相は、この間、代表選に勝利した場合の小沢氏の処遇について明言を避ける一方、代表選後は小沢氏と協力していくことを明言している。今後は、小沢氏の処遇を含め、内閣や党役員の人事にも注目が集まる。』(9月14日付ロイター通信)

【ひとまず決着】

民主党の中での権力闘争はひとまず菅首相の勝利で終わりました。巷でささやかれているように、かなりあからさまに闘った菅氏と小沢氏の間に「しこり」が残るのはある程度やむを得ないかもしれません。ひとつだけ評価できることは、いろいろ言われながらも公開の場で勝負をしたことでしょう。自民党時代であれば、戦う前から「党内調整」をしたうえでシャンシャンで決めていたでしょうから。

しかし、世論を味方につけて勝利を得た格好の菅民主党の前途は多難です。菅首相自身が語っていた通り、権謀術数、数とカネの論理では一回りもふたまわりも巨大な小沢氏を党内に抱えての党運営、そして政府の運営です。鳩山前首相の迷走後も、民主党は経済・財政、外交、福祉政策など多くの基本的政策課題で軸足が定まらず、長期的展望もない状況のままです。霞が関を抑えることもできず、頼ることも、懐柔することもできない菅内閣にこの国はどこまで耐えられるのでしょうか。  




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