上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  


2010年09月30日

【いよいよ本腰】

はたしてうまくいくでしょうか。

『「地に足を付けてやっていく」――世界最大のSNS「Facebook」が日本での展開に本腰を入れ始めた。今年2月に日本法人を設立。9月には新サービスを投入するなど、機能強化も進めている。9月28日には日本法人初の記者説明会を開き、代表を務める元ヤフーの児玉太郎さんが現状や今後の戦略について語った。

 Facabookは2004年に米国でスタートし、月間のアクティブユーザーが5億人という世界最大のSNS。ユーザーは18~24歳が30%、25~34歳が28%、35歳以上が28%となっており、現在は35歳以上のユーザーが伸びているという。

 実名での利用を推奨しており、リアルの友人同士の交流の場と位置付けている。日記や写真など毎月300億件以上のコンテンツがユーザー間で共有されているという。APIを公開し、外部開発者が自由にアプリを開発・提供できる仕組みも特徴の1つ。現在は15万以上のアプリが公開されている。

 70カ国語で展開しており、日本語版は08年にスタートした。日本法人は東京・原宿にオフィスを構え、児玉さんが代表に就任。「日本で地に足を付けてやっていく」と話す。』(9月29日付ITmedia News)

【文化の違い】

日本のSNSの定番と言えば、ミクシィですがそのユーザーは2千万人くらいでしょうか。それに比べてFacebookは5億人。やはり世界を相手にすると規模が違います。しかし違うのは規模だけではありません。文化の違いが随所にあるのです。

先ずは記事にもあるように、匿名と実名。日本はセキュリティの関係もあって圧倒的にハンドルネームでの登録が多いのですが、世界のウェブ上の大勢は実名。Facebookはその典型です。個人情報を考えると少し心配になることはあるのですが、やはり実名のほうが本当のやりとりが出来るし、なんでもいいたい放題のハンドルネームよりも信頼関係が築きやすいのが利点ではないでしょうか。

ぼくの場合も外国人の友人とのやりとりは圧倒的にFacebookというのも、5億人のユーザーがいるグローバル・スタンダードの強みでしょう。きめの細かさではミクシィ、幅の広さではFacebook。それぞれを使い分けて、みなさんも中身の濃いSNSライフを楽しんでみませんか?  
タグ :mixiFacebook



2010年09月28日

【いよいよ日本へ】

アジアの大手格安航空会社がいよいよ日本上陸です。

『アジア最大手の格安航空会社(LCC)であるマレーシアのエアアジアは21日、羽田空港と同国の首都クアラルンプールを結ぶ路線を12月9日から週3便運航すると発表した。羽田に乗り入れる初のLCCで、9月23日正午から片道5千円のキャンペーン運賃を自社サイト(www.airasia.com)で発売する。

 運航する傘下のエアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者が21日午後、東京都内で記者会見した。大手航空会社の成田―クアラルンプールの正規割引運賃は現在、最も安い価格帯でも往復6万~7万円程度。エアアジアは格安運賃で来日経験のないアジアの旅行客を取り込み、日本からの旅行客の需要も開拓する狙いだ。

 LCCの日本乗り入れが相次いでいるが、発着枠に余裕がない首都圏では定期便は今のところ、オーストラリアのジェットスターが成田空港に就航しているだけだ。成田はLCC専用のターミナル建設や着陸料の割引を検討中で、首都圏でも今後、LCCの運航が本格化する見通しだ。 』(9月21日付朝日新聞)

【衝撃的な運賃】

それにしてもキャンペーン価格とはいえ、羽田―クアラルンプール間が片道5千円とは・・・・すごい価格です。どうやったらこんな運賃で運航できるのか、日本の大手航空会社もよく研究してもらいたいですね。

しょっちゅう海外に出かける人にとっては朗報でしょう。でも気になることもあります。徹底した合理化で実現している格安料金ですから、当然それがサービス面での乗客の「我慢」にゆだねているところもあるわけです。そのひとつが座席。一見写真で見ると普通の座席ですが、座席数は大手より35%増やしているためにリクライニングは使用できないし、席の間隔は極端に狭くとてもくつろいで乗るというには程遠いようです。

そしてもうひとつ。航空機を選ぶ際に本当に重視すべきは「安全」です。徹底的な合理化と安全がどこでどう折り合っているのか、そのあたりの「合理的」な説明がなければ、いくら値段が安くても易々と命を預けるわけにはいかないのではないでしょうか。そのあたりが航空会社もメディアもあまり語っていないのが気になるところですね。みなさんはどっちを選びます?大手それともエアアジア?  



2010年09月27日

【突然の釈放劇】

「唖然」という言葉は、こういうときのためにあると正直思いました。

『沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)近くで中国漁船が日本の海上保安庁巡視船「みずき」に衝突した事件で、那覇地検は24日、公務執行妨害容疑で逮捕・送検された中国人船長、※其雄(せん・きゆう)容疑者(41)を処分保留で釈放すると発表した。鈴木亨次席検事は記者会見で「我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄の拘束を継続して捜査を続けることは相当ではないと判断した」と述べ、日中関係悪化が判断材料となったことを認めた。日本政府は「捜査上の判断」(仙谷由人官房長官)、「指揮権を行使した事実はない」(柳田稔法相)などと「政治的な配慮」を否定しているが、対抗措置を強めた中国側に譲歩したとの印象はぬぐえず、対中国外交で禍根を残す結果になった。

 那覇地検は手続きが終了次第、※船長を釈放する見通しで、25日未明に中国のチャーター機で帰国するとみられる。』(9月24日付毎日新聞)

【外交的敗北】

中国漁船と海上保安庁巡視船との衝突事件の後、次々とエスカレートする中国政府のやり方は、まさに国家による恫喝そのものだと先日書きました。そして、船長釈放というニュースは、中国が世界の産出量の9割以上を握るレアアースの輸出停止を決めたとの報道や、中国河北省で中国当局から準大手ゼネコン「フジタ」の社員4人が取り調べを受けているとの報道に及んで、緊迫感が一段と高まってきたときに唐突に入ってきました。

多くの人が「日本政府は中国の恫喝に負けた」とその瞬間感じたのではないでしょうか。事実がどうだったのかはこれからしっかり検証する必要はあるでしょうが、少なくとも現時点ではそうとしか思えないような那覇地検や日本政府のおかしな動きばかりが伝えられています。

日本政府のこの一貫性のなさが、これからもずっと中国政府につけいられる要素となっていくでしょう。残念なことです。少なくとも日本政府は、今回の失敗を教訓として、今後も中国は戦略物資から中国国内の日本企業社員まで人質に取って、「恫喝」を続けていくということをしっかり頭に入れて、レアアースを必要としない製品開発や中国国内の日本企業の危機管理などに本腰で取り組んでいくべきでしょう。もう、本当に情けないというか、苛立たしさばかりが募るここ数日の動きでした。  



2010年09月24日

【ホークス圧勝】

奇跡というべきか、すごい展開となりました。

『ラストスパートに入ったチームの勢いが止まらない。先制された直後の初回、打者12人の猛攻で大量8点を奪い、一気に試合をひっくり返したソフトバンクが4試合連続の逆転勝ち。並外れた集中力で3位・ロッテを圧倒した。

 この日も先発の和田が2ランを浴びて先制を許す。初回に先発投手が本塁打で失点するのは5試合連続だが、マウンドに歩み寄った小久保は和田に言った。「大丈夫。初回にホームランで取られても勝てるから」

 言葉通りの逆転劇を呼び込んだのは、長打力が自慢の助っ人が見せた送りバントだった。安打と投手失策で無死一、二塁とし、続く3番・オーティズが「後ろが打っているので、つなげることがチームの勝利につながる」と、自らの判断で送りバント。意表を突く手でチャンスを広げると、今季初の満員御礼となった本拠地の大声援に後押しされるように、松田の左越え2点適時二塁打など5安打で一挙8得点。早々に試合の大勢は決した。

 「一試合、一試合」。終盤戦、負けが続いて苦しい状況になっても、淡々と同じことを言い続けてきた秋山監督。狙い通りの巻き返しで、2位以上は確定した。最終盤までもつれにもつれたマラソンのようなリーグ戦も残りわずか。あとは最後の直線勝負、トップで駆け抜けられるかどうかだ。』(9月24日付毎日新聞)

【いよいよ優勝まであと2試合】

今日のソフトバンクの試合は、1回に8点もの大量得点をしたため、安心して見られました。9回表のロッテの粘りには少しハラハラする場面もありましたが、最後は見事ダブルプレーでゲームセット。後は夕方から始まる西武対楽天の試合のゆくえを見守るだけでした。

そして、午後9時半すぎ、最後まで粘ったものの西武が楽天に3―4で敗れたため、西武の優勝マジックが消え、ソフトバンクにマジック2が初めて点灯しました。これで、ソフトバンクは残り2試合で2位以上が確定し、ロッテの優勝がなくなりました。やったねえ、ソフトバンクに優勝の二文字が現実のものとなって目の前に迫ってきました。
 さあ、25日にソフトバンクが日本ハムに勝ち、西武が楽天に敗れると、ソフトバンクの7年ぶり14度目の優勝が決まります。もう本当にここまで来たら「今年は優勝せないかんばい、ホークス!!!!」 頑張れ!!!!!  



2010年09月22日

【寄生虫を食べる?】

世の中にはすごい研究熱心な人がいるものです。

『大分県水産研究部(佐伯市)養殖環境チームの主幹研究員、福田穣(ゆたか)さん(53)が魚の寄生虫を食べてみるという果敢な試みを続けている。「単なるゲテモノ食い?」と勘違いされる向きもあろうが、「海の魚の寄生虫のほとんどは無害。正しい知識を持ち、必要以上に恐れないで」と福田さんはいたってまじめ。寄生虫への不安解消をアピールしている。

【写真】本当に食べられます! タイノエを食べる福田穣さん

 イタリアには「マカロニ・ディ・マーレ」(海のマカロニ)という料理がある。実は、小麦粉で作ったものでなく、魚の腹に寄生するサナダムシの仲間が原料なのだ。日本でも北海道や東北で、この虫をきしめんのように生でつるつる食べる習慣があったという。

 これまで約20種類を試食した福田さんのイチ押しが、マダイの口の中に寄生するタイノエだ。エビやカニと同じ甲殻類。大きなものは5センチある。空揚げにすると「卵がいっぱい詰まった旬のシャコのような味で、殻ごとパリパリいけて最高」と言う。

 挑戦の原点は20年前。「ブリをさばいたら、赤黒く細長い虫がいた」との職場への1本の電話だったという。線虫の一種で、「その虫なら心配ないです」と答えた。しかし、電話の主は「あなたは食べたことあるの?」と反論。以来、「何でも自分で試そう」のスタイルを貫く。この線虫もポン酢で食べたが、まずかったという。

 「無害がほとんど」とはいえ、イカやサバに見つかる悪名高きアニサキスだけは、生食だと腹痛や吐き気など急性胃腸炎の症状を起こすため要注意とのこと。しかし、これも4、5年前、勇猛果敢に2匹を口に入れた。「虫体に傷が付けばすぐ死ぬ」との定説を実証するためだ。1匹はかみつぶしたものの、もう1匹はツルンと胃へ。幸い腹痛は起こらずホッとしたという。一連の食体験は、消費者グループなどに養殖魚の安全性を伝える際、披露することもあるという。』(9月19日付毎日新聞)


【グロテスクな外観】

そもそも魚の寄生虫にはどのような種類があるのでしょうか。この記事にあるように現在20種類くらいあると言われていて、その多くの外観はもう見るだけでおぞましく、グロテスクなものばかりです。福田さんが注意を促すアニサキスをはじめ、カツオ糸状虫、イサキなどに寄生するフィロメトラなどは細長い虫でもう見ただけで寒気がするようなものです。それから福田さんが薦めるタイノエ(写真上)のような種類の甲殻類のような寄生虫も多くあります。

「魚の寄生虫」・・・魚に寄生する19種類の寄生虫の写真とその特徴についてのウェブ・サイト(かなりグロテスクですので見たくない人はクリックしないでください)

こんなものをいくら研究のためとは言え、ひとつひとつ食べたというのは本当に驚きです。ただ、僕にとっては、日頃から魚釣りで自分で釣った魚を刺身を食べる機会が多い中、改めて寄生虫のおぞましさを知らしめてくれたこと、はやり生の魚を食べるときには用心には用心をしなければならないということを認識させてくれたことには福田さんに感謝したいと思います。

今回は気持ち悪い話をすみませんでした。  



2010年09月21日

【や、やった~】

ホークスがやってくれました。

『(パ・リーグ、ソフトバンク5-4西武、最終戦、西武14勝10敗、20日、ヤフードーム)ソフトバンクが3試合連続で逆転勝ちし、首位・西武とのゲーム差を0・5に縮めた。西武は3連戦の結果次第ではこのカードで優勝が決まる可能性もあったが、マジック4のままで対象チームのソフトバンクとの今季の対戦を終えた。

 西武は一回にソフトバンクの先発・ホールトンを攻め、一死一塁から中島、フェルナンデスの連続本塁打で3点を先行。その裏に先発の石井一の暴投などで1点を返されたが、四回に二死二塁から片岡が右中間を破る二塁打を放ち差を広げた。片岡はこの走塁中に足を痛めて代走を送られた。

 ソフトバンクも五回裏、先頭の松田が左翼席へ叩き込み反撃ののろしを上げると、六回にも死球と二塁に回った原の失策で無死一、二塁のチャンスを作る。ここで多村が投手を強襲する適時打を放ち1点差に詰め寄る。石井一は打球を左手に当てて降板した。

 マウンドを受け継いだ西武の2番手・岡本篤はペタジーニに四球を与え無死満塁のピンチを招いたが、続く長谷川、松田を連続三振に切って取る。二死満塁の場面でソフトバンクは田上の代打にオーティズを送る。オーティズは岡本篤の初球をセンター前にはじき返す2点適時打を放ち、ソフトバンクが逆転に成功した。

 その後はソフトバンクが攝津、馬原と繋いでリードを守りきった。四回二死から登板し打者7人を完璧に封じた森福が2試合連続の勝ち投手となり、今季3勝目を挙げた。』(9月20日付サンケイスポーツ)

【優勝に向けて一直線だ】

9回表の西部・中島とホークス守護神・馬原との対決は歴史に残る名勝負でした。もう、ファウルで12球目も粘られて嫌な雰囲気が漂う中、最後は鋭く落ちるフォークボールでストライクアウト!!!

テレビで見ていても球場のホークスファンの大歓声が伝わってきました。そりゃそうでしょう、それまでの2試合でことごとく馬原は守護神の役目を果たせずやられてきていたので、ハラハラしながらの観戦だったでしょうから。それにしても、今年のホークスは粘りがある。これは「もしかして」ではなくて、本当に「優勝」のに二文字に向かって残り3試合を全力投球してほしいと願わずにいられません。

頑張れ、ホークス!!! 今年は本当にやらんといかんばい、ここまで来たんだから。  



2010年09月16日

【ジャンボ機引退?】

『日本航空グループのジャルパックが、ジャンボジェットの愛称で知られる大型機「ボーイング747-400」が今年度中に退役するのを受けて発売したツアーが、航空機ファンを中心に話題となっている。

 日航は航空機のダウンサイジングで効率化を図るため、保有する36機の旅客用ジャンボをすべて引退させる予定となっているが、ツアーが人気となれば、日航再建に向け最後のご奉公となりそうだ。

 ツアーは、大阪万博が開催された昭和45年に就航したのにちなみ、成田から万博開催中の中国・上海に定期便で行く。出発日は9月30日~10月9日で、それぞれ30人限定。上海万博の入場券や上海市内の地下鉄、バス、タクシーが使える50元(約600円)分のICカードなどが特典で付く。3~4日間の宿泊費込みで、価格は8万9800円~10万9800円。ジャルパックによると「ジャンボ退役の話題性もあり、問い合わせが相次いでいる」という。

 定員400人を超え大量輸送時代の一翼を担ったジャンボは、内外の路線で花形として活躍した。とくに日航は累計109機を導入した世界最大のユーザー。しかし、景気低迷による旅客数の減少や燃料費の高騰で、非効率なジャンボが日航の経営を圧迫するようになった。今後は、燃費の良い中・小型機にシフトしていく方針だ。

 全日本空輸もジャンボを13機保有するが、国際線は今年度中に使用を終える予定。国内線についても、27年度までに新型機に更新する計画だ。』(9月13日付産経新聞)

【時代は変わる】

ついにやってくる日航ジャンボ機引退の日。今年1月に会社更生法の申請をして経営再建中の日本航空を象徴するのがこのジャンボジェット機ではないだろうか。1970年に初めて羽田に到着して以来、日本航空を中心に日本と世界の空を飛び続けてきた大量輸送航空時代の申し子のような航空機だ。

そして忘れもしない1985年8月12日の日航123便墜落事故。520名もの命を奪ったのもあの航空機、ジャンボジェットだった。

それから20年。あの事故の後、低空飛行を続けていた日航はついに倒産という最悪の事態にまで至ったのだ。そして経営再建途上で浮かんできた燃費の非効率の象徴となったジャンボ機の大量引退。

人間に例えれば本当に波乱の人生だったのでないだろうか。本当に御苦労さまと言いたい。あの巨大の機体の中の、あのとてつもない客席に圧倒された大空の旅を味わうことはもうめったにないだろう。ジャンボ、御苦労さまでした。残された日々を存分に飛んでください。  



2010年09月15日

【菅首相の勝利】

民主党代表選は菅首相の勝利で終わりました。

『民主党は14日午後、都内のホテルで党代表選挙を行い、菅直人首相を再選した。菅首相は国会議員、地方議員、党員・サポーター票の全1212ポイントのうち、721ポイントを獲得。小沢一郎前幹事長は491ポイントだった。 

 菅首相はこの後、記者会見に臨み、あらためて首相として進めてきた政策の実現を訴える見通し。 

 菅首相は代表選の政見で、「雇用創造」と「不安解消」を最優先課題に掲げるとともに、財政健全化に逃げることなく取り組むことや、社会保障改革に向けて消費税を含む税制抜本改革など財源と一体となった議論の必要性を主張。マニフェスト(政権公約)の実現では、誠実に取り組むとする一方、財源制約で実現が困難な場合には、国民に説明して理解を求める方針も示した。 

 民主党代表選は、菅首相と小沢氏の一騎打ちとなり、共同会見や公開討論会などで政治主導のあり方や経済政策などについて激しい論戦を繰り広げてきた。菅首相は、この間、代表選に勝利した場合の小沢氏の処遇について明言を避ける一方、代表選後は小沢氏と協力していくことを明言している。今後は、小沢氏の処遇を含め、内閣や党役員の人事にも注目が集まる。』(9月14日付ロイター通信)

【ひとまず決着】

民主党の中での権力闘争はひとまず菅首相の勝利で終わりました。巷でささやかれているように、かなりあからさまに闘った菅氏と小沢氏の間に「しこり」が残るのはある程度やむを得ないかもしれません。ひとつだけ評価できることは、いろいろ言われながらも公開の場で勝負をしたことでしょう。自民党時代であれば、戦う前から「党内調整」をしたうえでシャンシャンで決めていたでしょうから。

しかし、世論を味方につけて勝利を得た格好の菅民主党の前途は多難です。菅首相自身が語っていた通り、権謀術数、数とカネの論理では一回りもふたまわりも巨大な小沢氏を党内に抱えての党運営、そして政府の運営です。鳩山前首相の迷走後も、民主党は経済・財政、外交、福祉政策など多くの基本的政策課題で軸足が定まらず、長期的展望もない状況のままです。霞が関を抑えることもできず、頼ることも、懐柔することもできない菅内閣にこの国はどこまで耐えられるのでしょうか。  



2010年09月13日

【お店が提訴】

ネットの口コミは果たしていいことなのでしょうか。

『飲食店の「口コミ」情報を集めたウェブサイト「食べログ」をめぐり、佐賀市内の飲食店を経営する男性が、店舗情報の削除を求める訴えを佐賀地裁に起こしたことが2010年9月9日明らかになった。「食べログ」を運営するカカクコムは、削除に応じないと見られる。

 訴状などによると、2010年3月、店舗の外観やメニューなどが、店に無断で投稿・掲載された。その後、店は外観やメニューを変更したが、「食べログ」の掲載内容は変更されないままだった。店舗側は「食べログ」に削除を要求したが、受け入れられなかったという。

 また 店側は、独自のウェブサイトを開設しているものの、検索エンジンでは食べログの方が上位にヒットする。この点についても、「混乱を招く」と問題視している。』(9月10日付J-CASTニュース)

【店と消費者の論理】

インターネットが発達して、消費者はインターネットを通じて様々な情報を入手することが出来るようになり、作り手側や供給側の一方的な宣伝や論理だけに惑わされることが少なくなったことは事実です。それどころか、それらの情報を元に個人でも自分が本当に望んでいる食事やサービスや商品を取捨選択できる幅が広がっています。

この「食べログ」もその典型的な例でしょう。 食べログは、全国約60万店の情報が掲載されている国内最大級の口コミグルメサイトで、情報量の多さには定評があります。すなわち、誰もが全国どこにいてもインターネットの「食べログ」に投稿された口コミを事前に知ることによって、その店の「善し悪し」を判断する材料を得ることが出来るのです。

しかし、一方で今回の店側の提訴にあるように、店としては「食べログ」に掲載されている情報が古くなっているのに、それを見た消費者がその情報に引きずられて店に来ない可能性があることを懸念しているのです。だからといって「食べログ」を運営するカカクコムにしてみれば全国60万件ちかいお店の情報をいちいち訂正・削除するようなことは無理でしょう。

さらに言えば、口コミをする消費者側も善意で情報を書いている人ばかりだけではなく、悪意を持っていたり、間違った情報を載せている場合もあり得ます。

【第3者の目】

ではどうするか。簡単な解決策はないというのが現状なのでしょう。ただし、口コミを載せる側、載せられる側、それを利用する側にそれぞれ言い分があり、それなりのメリット、デメリットがあって、3者がそれぞれその利点を享受している以上、物別れで終わるのではなく、よりよいシステムを作るべく3者で少しずつでも改善を進めていくことが求められるのではないでしょうか。

もうインターネットによる公開社会は後戻りが出来ないところに来ています。あとはそれを利用する側がどうそれを改善していくかにかかっているように思いますが、みなさんはどう思われますか?  



2010年09月10日

【福岡市が新サイト開設】

ヤフーニュースを眺めていたら、福岡市がアジアを紹介するサイトを立ち上げたというニュースが目に留まりました。

『福岡市は9月1日、福岡市内のアジアの文化遺産を紹介する情報サイト「Fu:a(ふーあ)」を開設した。

 1989年のアジア太平洋博覧会を機に、アジア太平洋フェスティバルや福岡アジア文化賞、アジアフォーカス・福岡国際映画祭など、福岡市は20年以上にわたってアジア文化事業を展開。「アジアと深い交流のある福岡の特性を生かそう」(福岡市市長室広報課の八尋さん)と立ち上げたという。

 サイトでは、アジアフォーカス・福岡国際映画祭の特集ページやアジアに関連するイベント情報などを掲載。「今後は、市が所蔵する美術品や映像なども公開していきたい」と八尋さん。今月中旬には、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応する予定。

 八尋さんは「福岡市民の皆さんがアジアを知り、交流イベントに参加していただくきっかけになれば」と期待を寄せる。』(9月9日付天神経済新聞)


【9月はアジア・マンス】

福岡では9月と言えば、「アジア・マンス」の月というのが少なくとも福岡市民にはかなり定着してきたのではないでしょうか。福岡は一年中何かしらのお祭りがあっているという本当にお祭り好きの街なのですが、その中でも9月はアジアと福岡のつながりを感じさせてくれる国際色豊かな月なのです。

この「ふーあ」というネーミングも「ふくおか」の「ふ」と「アジア」の「あ」をつなげているようですが、少し間抜けな感じがしてインターナショナルではないような・・・・まあ、福岡市のご愛嬌と言うことで大目に見てあげましょう。

それにしても、来週からは大きなイベントだけでも福岡アジア文化賞の受賞式やら、アジア・フォーカス福岡国際映画祭、アジア太平洋フェスティバル2010など盛り沢山のエンターテインメントが用意されています。

どれもこれもというのは無理なので、例えば韓国に関係するイベントだけに的を絞って行ってみるとか、個性的なアジア・マンスの楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。そのナビゲーターとして、この「ふ~あ」というサイト、役に立つかもしれませんよ。

 幸い、明日と明後日の11日・12日には、エルガーラ・パサージュ広場(天神1)でこのアジア紹介サイト開設記念イベントが実施されるそうですので、出かけてみてはいかがですか。

≪参考≫

・福岡市のアジア文化遺産を紹介するサイト 「Fu:a(ふーあ)」
  



2010年09月09日

【開き直りの極地】

この人の常とう手段なのだうろか、またしても沈黙の後の「開き直り」です。

『民主党の小沢一郎前幹事長は7日午前、日本テレビの番組収録で、資金管理団体の土地取引事件をめぐる検察審査会の審査で強制起訴となった場合でも、「離党したり、(議員)辞職したりする必要はない」と明言し、政治責任を問われないとの認識を示した。

 小沢氏は「検察の1年以上の捜査で何も不正はない、実質的な犯罪がないと実証された。私自身も何もやましいことはない」と強調。強制起訴となった場合は、「整斉と対応していきたい」と述べ、首相に就任するかどうかにかかわらず、あくまで法廷闘争で潔白を主張する考えを示した。』(9月7日付朝日新聞)

【権力むき出し】

この記事を見て検察権力と全面対決してほぼ勝利しつつある小沢氏の発言らしい発言だと思いました。秘書が逮捕されようが、強制起訴になろうが、自身の権力のほうが一枚も二枚も上手なのだと自信たっぷりなのです。しかし、小沢氏の過剰な自信とは裏腹に、政権交代後の民主党の迷走はいよいよ佳境に入ろうとしています。今年の夏の暑さのように「もうウンザリ」と思っている人は多いのではないでしょうか。

これほど権力に固執する強権政治家がいよいよニッポン国の宰相になるときが刻一刻と迫っています。菅氏も権力志向が強い政治家ですが、そのスケールは小沢氏のほうがひとまわりもふたまわりも大きいのは誰もが認めるところではないでしょうか。

【国家存亡の危機】

問題なのは、同じ政党の中にいて、この国の基本的な骨組みといえるような外交や安保、経済運営などにおいてそのイデオロギーや政策や手法に大きな違いがある二人が首相の座を巡って争い、小沢氏が勝つことでまたしても鳩山前首相のときのような普天間問題等の対外関係や国家の基本をなす部分で混乱が続きそうだということです。

米国では民主党の大統領であろうと共和党の大統領であろうと、国の根幹をなする外交や軍事といった政策では共通の立場を維持するように国家としてのポリシーがはっきりしているといいます。

以前「国家が衰亡するとき」というタイトルの本がありましたが、まさに今ニッポン国は衰亡どころか存亡の危機にあるのかもしれません。そういう崖っぷちにニッポンを追いやろうとしているのは、迷走する政治家とそれを選んだ私たち国民なのだということを忘れてはいけないと思います。 戦争は突然やってくるのではなく、知らない間に身辺に迫ってきてとめようと思った時にはもう手遅れだと言われます。国家存亡の危機というのもそういうものかもしれません。  



2010年09月08日

【収入と幸せ】

心の中ではそう思っている方が多いのではないでしょうか。

『収入が上がるにつれ生活の満足度は上がるものの、必ずしも幸福感が増すとは限らないとする調査結果をダニエル・カーネマン米プリンストン大教授らがまとめ、米科学アカデミー紀要で7日発表する。

 「幸福は金で買えない」という通説を裏づける報告と言えそうだ。カーネマン教授は、米国人45万人以上を対象に調査会社が実施した電話調査のデータを基に、年収と幸福の関係を統計的に分析した。暮らしに対する満足度を10段階で自己評価してもらう「生活評価」の数値は、年収が増えるにつれ一貫して上昇した。

 しかし、「昨日笑ったか」などの質問で測る「感情的幸福」の度合いは、年収7万5000ドル(約630万円)前後で頭打ちになっていた。

 教授は「高収入で満足は得られるが、幸せになれるとは限らない」と結論している。』 (9月7日付読売新聞)

【幸せの物差し】

僕もサラリーマン生活を長く続けていて、上司や同僚、知人などを見ていてつくづくそう思います。もちろん、それなりの生活をしていくためにはある程度の収入は必要かもしれませんが、必ずしもその収入の過多が幸せに結びつかない例は枚挙にいとまがないほどたくさんあるのではないでしょうか。

仕事の満足度、妻や子供との安定した暮らし、友人や知人、会社の上司や部下との関係、自分の人生を豊かにする要素というのはいろいろあります。最低限の暮らしが出来る収入があって、自分の人生の目標や家族との良好な関係があれば、収入だけが幸せのバロメーターではないのは明らかです。

その幸せの物差しを持って、幸せかどうかを測るのはまさに自分自身です。本当の幸せをつかむためには、自分や家族の幸せを妨げようとする様々な障害に打ち勝っていくことが必要です。あなたは今、ほんとうに幸せですか?  


2010年09月07日

【広がるナラ枯れ】

東京都にもナラ枯れが予想以上に進行しているようです。

『東京都は2日、八丈島など伊豆諸島のうち3島でカシノナガキクイムシ(カシナガ)による樹木の枯死が都内で初めて確認されたと発表した。都は今月から飛行機による被害状況の調査を実施し、殺虫剤による駆除を始める方針。

 都によると、7月下旬に八丈島に自生するスダジイ(シイ属)でカシナガ被害を初確認。都が調査したところ2日現在、八丈島(約10万本)と御蔵島(約200本)、三宅島(約130本)の3島で被害が見つかった。

 カシナガはナラなど広葉樹に被害を与える体長約5ミリの昆虫で、夏に繁殖のため樹木の幹に穴を開け入り込んだメスを媒介に、樹木に菌が蔓延(まんえん)することで水分が行き渡らなくなり枯死する。

 カシナガによるナラなどの枯死被害は近年、西日本を中心に急増しており、問題となっている。』(9月3日付産経新聞)


【増える報道】

実はこのナラ枯れの被害については、このニュースだけではなく、最近いろいろな地域での被害実態がよく発表されるようになりました。

林野庁によると、平成10年度の被害は8府県で278ヘクタールでしたが、21年度には23府県で2511ヘクタールに拡大しています。また、被害エリアも、従来多かった日本海側だけでなく、愛知県や三重県など太平洋側にも広がっているとのことです。

こういう報道を見るにつけ、本当に日本はどうなるんだろうかと心配になります。もちろん、日本だけではなく世界的に生態系の異常が見られるのですが、やはり身近なところで起こると無関心ではいられなくなるものです。

政治は相変わらず、小さなコップの中で権力闘争を繰り返し、まったく日本の将来の展望も戦略もほったらかしにしか見えません。こんな人間たちの愚かさを笑うかのように、木が枯れ、生き物が死に、取り返しのつかない事態が迫っているように感じるのは僕だけでしょうか。  
タグ :ナラ枯れ



2010年09月03日

【数字も裏付け】

今年の夏が個人的な感覚以上のものだったことが数字でも裏付けられました。

『気象庁は1日、今夏(6~8月)の全国の平均気温が平年より1.64度高く、1898(明治31)年の統計開始以来最高だったと発表した。特に8月は平年を2.25度も上回った。暑さは9月も続く見通しで、1日も気象庁が観測する921地点中242地点で9月の観測史上最高気温を記録。157地点で35度以上の猛暑日、789地点で30度以上の真夏日となった。気象庁は「異常気象」として3日に専門家などによる分析検討会を開く。

 全国の平均気温は、都市化の影響が少ない国内17地点の平年との差を平均して算出。過去の夏の平均気温の1位は、94年の平年比プラス1.36度だった。地域別でも、北日本と東日本が過去最高で、西日本も4位。8月の平均気温は、沖縄・奄美を除く全地域で平年を2度以上上回り、過去最高だった。

 地点別では、全国154カ所の気象台・測候所などのうち、夏の平均気温は55カ所、8月の平均気温は77カ所で過去最高。夏の平均気温が最高だった主な地点は▽札幌市22.0度(平年比プラス2.4度)▽東京都心27.1度(同2.3度)▽名古屋市27.0度(同1.8度)--など。8月の平均気温が最高だった主な地点は▽東京都心29.6度(同2.5度)▽大阪市30.5度(同2.1度)▽福岡市30.3度(同2.7度)--だった。

 気象庁は高温の原因として▽偏西風の北への蛇行により、勢力の強い太平洋高気圧に覆われた▽オホーツク海高気圧などの影響がほとんどなかった--を挙げる。特に太平洋高気圧については、気象庁が大気に関する詳細なデータを解析し始めた79年以降で、最も勢力が強かったという。』(9月1日付毎日新聞)


【原因様々】

今年のこのような「異常な夏」は日本だけでなく、少なくとも北半球ではアメリカ、ロシア、欧州の一部などいたるところで見られたことも忘れてはいけません。

さらにその原因については、気象庁は次のように発表しています。

『期間を通して冷涼なオホーツク海高気圧や寒気の影響をほとんど受けなかったこと、梅雨明け後、上空の偏西風が日本付近で平年よりも北に偏って流れ、勢力の強い太平洋高気圧に覆われたこと、今春まで継続していたエルニーニョ現象の影響で北半球中緯度の対流圏全体で気温が上昇したこと等の要因が重なったためと考えられます。また、背景として二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が現れているとみられます。』(9月1日の気象庁ニュースリリースより抜粋)

これを読むと今回の異常高温は偏西風の動きや高気圧の位置といった現象面の事実だけでなく、温室効果ガスの増加による地球温暖化の影響についても言及していることは、やはりというべきか、気象庁も無視できないと考えているのでしょう。

これが百年に一度の現象で終わるのか、それとも多少のブレを伴いながらも、今後も気温上昇が常態化しているのか非常に気になるところです。異常な高温とともにゲリラ豪雨による都市や山間地での被害も急増しています。おそらく、高温は海や山などに生息する動植物にも多大な影響を与えていることでしょう。

これほどの異常現象が起きる原因をとことん突き止める必要はあるのですが、今わかっている範囲で、あるいは想像力を働かせて「今やるべきこと」を一人一人が真剣に考えなければならないということを自然が警告しているのかもしれません。  



2010年09月02日

【本音発言】

乙武さんが本音で「つぶやいた」ことが波紋を広げている。

『スポーツライターとして活躍している乙武洋匡さん。彼は、生まれついての先天性四肢切断という障がいで両腕と両脚がない。しかし、その精神力と意欲的な活動は健常者に負けないほどパワフルなものであり、多くのファンが彼を支持している。

そんな乙武さんが、日本テレビの人気番組『24時間テレビ』に対して否定的なコメントをし、インターネット上で大きな話題となっている。なんと、「24時間テレビ、僕も好きな類(たぐい)の番組ではありません」と発言したのである。この発言にインターネット上で賛同者が続出。『24時間テレビ』に対して不信感を持っている人たちが少なからずいる事が露呈するかたちとなった。

事の顛末(てんまつ)はこうだ。『Twitter』の一般ユーザーが乙武さんに「AKB48が24時間テレビでダウン症の方々とダンスするそうです。僕は、こういうのが大嫌いです。障碍者を利用して視聴率を稼ごうとしてるかんじが許せません。この様なことについてぜひ乙武さんの見解を聞かせていただきたいです。おねがいいたします」と質問をした。それに対して乙武さんが「24時間テレビ、僕も好きな類の番組ではありません」と返答したのである。』(8月28日付ロケットニュース)


【24時間テレビの功罪】

24時間テレビが始まったのは1978年。すでに33年もの長い間続いている長寿番組だ。スタートした当初は「愛は地球を救う」というキャッチフレーズで各地でチャリティーキャンペーン活動を行うという内容で、福祉をテーマにした画期的な番組であった。そして年々その規模は拡大し、今では「日本テレビ系の夏の風物詩」とまで言われ、今年のはるな愛のマラソンゴール場面は35%近い視聴率を獲得するなど話題に事欠かない。

確かにテレビ局のネットワーク力を最大限に発揮して募金を集めるので、その視聴率に比例して募金額も大きくなり、それらの募金は国内外の様々な福祉・環境・災害援助活動に使われており、誰もがその社会貢献的な側面は否定できないだろう。

しかし、今回批判が起きているように出演しているタレントがボランティアではなく、ギャラをもらっているとか、障害者を視聴率競争に利用するのはけしからんとか、いろいろな批判も絶えないのも事実だ。僕も結果としての募金の有効性は別にして生理的に好きではない番組のひとつだ。

社会に必要な偽善があるとすればこの番組はその典型例なのかもしれない。なにもしないよりは、偽善であっても、どんな批判もものともせずやり通す。そういうことも何もかもが狂っている今の日本ではマシな活動かもしれないのだ。

そう思うと、何かやりきれないような気になるのは僕だけだろうか。ただ、少なくともこの番組を批判する人(健常な人)たちは自分の胸に手を当てて、自分はこの番組以上のことを個人としてやれているのか自問してみることも必要だろう。批判はそれからでも遅くない。  



2010年09月01日

【日本上陸地決定!】

間寛平さんが来年1月に日本に戻ってきます。

『マラソンとヨットで世界一周する「アースマラソン」に挑戦中のタレント・間寛平(61)の日本上陸地が福岡県に決定した。中国・青島からヨットで日本を目指し、来年1月、『西福岡マリーナ マリノア』港に到着する予定。寛平は同製作委員会を通じて「日本から2年間離れてました。ほんま2年ぶり、めっちゃ久しぶりです。福岡に着くのは楽しみです。着いたらとんこつラーメン食べたい」と日本上陸を心待ちにしているコメントを寄せた。

 寛平は25日、カザフスタンを抜け最後の国・中国へ入った。青島までの約4600キロを4か月掛けて走破する予定で、青島からはヨットで福岡へ向かう。寛平は現在中国を走っている最中で、「今は日本の土地にちょっとでも早く着きたい気持ちがいっぱいで毎日走ってます」と、はやる気持ちを押えきれない様子だ。

 2008年12月に大阪から始まった「アースマラソン」は、翌2009年1月に千葉・鴨川からヨットで太平洋横断を開始し、米ロサンゼルスに上陸したのがおよそ2か月後。2010年1月には前立腺がんを公表、放射線治療のため4月から一時中断するなど、まさに波乱万丈な冒険の日々を寛平は送って来た。来年1月、いよいよ世界一周踏破へのカウントダウンが始まる。』(8月29日付 オリコン)


【大阪から福岡へ】

間寛平さんと言えば、昔は吉本新喜劇のお笑いタレントとして一世を風靡しましたが、最近ではどちらかというとマラソンを走る姿の方が目に浮かんでくるほど「マラソン・タレント」としてお茶の間に登場することが多くなっていたのではないでしょうか。

その寛平ちゃん、マラソンを始めた理由は、心臓疾患の治療のためだったのですが、マラソンを続けているうちに心臓疾患を克服したばかりか、心臓の強さが陸上選手並みになったそうです。そしてそのルーツは足腰が強かった祖母にあることのこと。やはり血を受け継いでいるのですねえ。

今回の「アースマラソン」の間に還暦を迎え、前立腺がんの放射線治療のため一時マラソンを中断することはあったものの、あと半年あまりで完走するところまでこぎつけました。その最終地点が福岡ということで、嬉しい限りですね。まだまだ来年1月まで厳しいアースマラソンは続きますが、是非完走して福岡の地に辿りついてほしいですね。頑張れ、寛平ちゃん!!!  




< 2010年09>
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
hLg
プロフィール
luckymentai
luckymentai
海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
Copyright(C)2024/博多っ子の元気通信 ALL Rights Reserved