2010年10月05日

【次世代テレビ開発】

パナソニックと楽天が共同開発するそうです。

『パナソニックが楽天と提携し、電子商取引に対応した次世代の薄型テレビを共同開発することが2日、明らかになった。プラズマテレビ「ビエラ」を大容量インターネットに接続し、簡単なリモコン操作で商品を購入できる機能を開発。パソコンのような複雑な操作をしなくても、国内最大のインターネット商店街「楽天市場」を高画質のテレビ動画で楽しめ、リモコンで商品を注文できるようにする。共同開発の次世代テレビは国内外で11年末に発売する。

 両社は10月上旬に発表する。パナソニックは家族が集まる居間の中心に位置するテレビとリモコンの機能を高め、パソコンよりも簡単に使いこなせる先端機器とすることを目指している。03年にネットに接続できる薄型テレビを発売し、検索などパソコンに近い機能をテレビに持たせたところ、居間で電子商取引を楽しむ家族のニーズが高いことが判明。この分野のノウハウをもつ楽天に共同開発を打診した。

 これに対して、楽天は「パナソニックのブランド力を借りて世界進出を拡大するチャンス」と快諾。楽天市場は食料品や化粧品など幅広い業種の約3万3000店が出店し、会員は全国に約6500万人いるものの、20~30歳代がユーザーの中心で、50歳代以上の顧客開拓が課題となっていた。テレビとリモコンの操作なら、パソコンになじみの薄い富裕層の中高年層も取り込めると判断した。

 現在のパソコンは動画よりも静止画が中心。テレビであれば大量の動画配信が可能となり、パナソニックが得意とする3D(三次元)など高画質・大画面の動画でネットショッピングを楽しむことができる。楽天はビエラ向けに特化した楽天市場の配信も検討しており、専門チャンネルのテレビ通販などと合わせ、楽天が目指す「放送と通信の融合」が進む可能性がある。

 楽天市場の売上高は8002億円(09年度)で、大手百貨店に匹敵する。居間で子どもからお年寄りまで、テレビを見ながらのネットショッピングが一般化すれば、将来的に日常の買い物もテレビのリモコンで済ますことができ、新たな「流通革命」が起きる可能性もある。』(10月3日付毎日新聞)

【操作性が課題】

記事の中身から判断すると、この次世代テレビには画期的な新技術というわけではなさそうですが、画面で買い物をするという単純な消費行動をだれもが簡単にできるようにするという意味では、求められてはいてもなかなか出てこない新商品だったかもしれません。

特に中高年以上でパソコン操作に慣れていない人にとっては朗報でしょう。iPadの登場によってお年寄りでも気軽に電子書籍を読んだり、ネットショッピングを楽しんだりという世界が広がってきたのですが、なんといってもほとんどの家庭にあるテレビという商品とこれから買わなければならない商品との差は歴然としています。

果たして中高年層にも購買層を広げたいという楽天の思惑は当たるのでしょうか。それは画期的に操作性に優れた次世代テレビをパナソニックが開発できるか、そして手ごろな値段で販売できるかにかかっているように思います。  




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