2010年10月29日

【読書の習慣】

意外に本を読まない人が多いことがわかります。

『読売新聞社の読書に関する全国世論調査(9月25~26日実施、面接方式)で、1か月間に1冊も本を読まなかった人は52%だった。

 この質問を始めた1980年以降では、2002年の54%、昨年と98年の53%に次ぐ高い割合となった。

 読まなかった理由(複数回答)は、「時間がなかった」46%(昨年51%)、「読みたい本がなかった」21%(同21%)、「本を読まなくても困らない」16%(同18%)などの順に多かった。

 電子書籍について聞いたところ「利用したことがあるし、今後も利用したい」6%(同5%)、「利用したことはあるが、今後は利用したいと思わない」3%(同3%)で、利用者の割合は昨年から大きな変化はなかった。ただ、「利用したことはないが、利用してみたい」は25%(同19%)に増え、「利用したことはないし、利用したいと思わない」は65%(同71%)に減った。』(10月24日付読売新聞)


【みんなの読書事情】

読書とひと言で言っても人によっていろいろな目的があります。趣味で読んでいる人もいれば、仕事絡みで読んでいる人もいるし、アニメや漫画ばかり読んでいる人もいれば、専門書ばかり読んでいる人もいる。ジャンルも読書に割く時間もさまざまでしょう。

ただ、現代人、特に若者は読書に割く時間は昔に比べれば減っているのは確実ではないかと思います。
それは読書以外にも、さまざまな楽しみがたくさんあるからです。僕自身も自分の趣味や愉しみが読書以外にもたくさんあって、どうしても読書に割く時間が減っているのは間違いありません。

でも今まで生きてきて、読書が人生の節目節目で如何に自分の考え方や生き方に大きな影響を与えてきたか、如何に大きな恵みを与えてくれたかを考えると、これからも読書は自分の人生にとって欠かせない生活の一部だなあと思います。あなたにとって読書とは何ですか?


  
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2010年10月27日

【暗証カード】
それにしても何とノー天気だったことか。

『クリントン元米大統領が在任中の2000年ごろ、核攻撃を命令する際に必要な暗証番号が記されたカードを紛失していたことをシェルトン元統合参謀本部議長が出版した回顧録で明らかにした。複数の米メディアが伝えた。

 シェルトン元議長は著書で「クリントン政権時代、暗証番号が数カ月も行方不明になった。大きな問題だ。とてつもない問題だ」と当時の様子を暴露した。

 暗証番号はその形状から「ビスケット」と呼ばれるカードに記されており、核攻撃の命令を受けた側が大統領本人の指令であることを確認するために使う。暗証番号は安全上の理由で定期的に更新される。

 シェルトン元議長は紛失の詳細を明らかにしていないが、暗証番号をめぐっては7年前にもパターソン退役空軍中佐が著書の中で、1998年ごろにクリントン氏がカードを紛失していたことを明かしている。

 ABCテレビによると、カーター元大統領もカードをスーツのポケットに入れたままクリーニングに出したことがあったとされるが、真相は明らかになっていない。』(10月22日付産経新聞)


【恐るべき無神経】

まるで子供の忘れもののような感覚ですが、これが世界最強の軍隊を操り、一歩間違えば世界を破滅に導くことだってある米国の大統領の忘れものですから笑い話ではすまされませんね。

シェルトン元議長がその著書の中でどこまで触れているかわかりませんが、このカード紛失事件はクリントン大統領ひとりの問題というよりも、それを気づかなかった側近、そして軍、米国政府全体の問題だと思います。大統領ひとりに任せていたら紛失だっておこることは子供でもわかることですから。
もうひとつ気になることがあります。それはまあ10年近く前にそんなことがあったというのは横に置いといても、現在のオバマ大統領がちゃんと暗証カードを忘れずに携帯するようなシステムになっているのかどうかということです。

もっとも、そんな物騒な暗証カードを大統領が持たなくてもいい世の中にするのが一番大事なのですが。みなさんはどう思われますか?

  


2010年10月22日

【人口爆発】

世界中に億単位の人間がひしめいている。

『国連人口基金は20日、2010年版世界人口白書を公表した。

 それによると、世界の総人口は、昨年より7930万人増えて69億870万人。世界最大人口を抱えるのは中国で13億5410万人、次いでインドの12億1450万人、米国の3億1760万人と続き、日本は昨年より20万人減って1億2700万人で10位だった。

 2050年の人口見通しでは、アジア、アフリカなどの発展途上国、最貧国の大幅な人口増加により、世界総人口は91億5000万人になる。インドの人口16億1380万人は、14億1700万人の中国を抜いて世界最大となり、日本は1億170万人で17番目に落ち込む見通しだ。

 地域別に見ると、日本同様に少子化に悩む欧州だけが、2010年の7億3280万人から6億9100万人に減少する。』(10月21日付読売新聞)

【危機の構造】

今、この地球上には人間との関わりの中で様々な問題が次々と起きている。地球温暖化、生物多様性の喪失、資源枯渇、環境破壊、貧困の増加、数え上げればきりがないほどだ。そしてこれらの問題の原因をたどっていくと人間そのものにぶち当たる。そう、人間が地球上に増えすぎていることが、今地球が抱える問題の根本原因だということが見えてくるのだ。

増えすぎた人間は、自分たちの生存のために、鉱物資源や食糧を奪いあい、資源を浪費し、環境を破壊し、他の生物たちの生存を脅かす。

有限な地球環境で、増殖しつづける人間は地球にとっては、まるで人間の体の中で増殖して人間自身を破滅させるガン細胞のような存在なのかもしれない。

40年後に人口が91億人に達する地球は、いったい人間を含む生物にとってどんな環境になっているのだろうか。  



2010年10月21日

【猛烈な雨】

奄美大島で過去に経験したことのないような雨が降り続いています。

『発達した前線が停滞していることに伴い、鹿児島県奄美地方は18日夜から大雨に見舞われており、鹿児島地方気象台の観測によると、奄美大島では20日、同県瀬戸内町古仁屋で1時間に86.5ミリ、奄美市名瀬では同78.5ミリの猛烈な雨が降った。地元の消防組合によると、この雨で同市住用町西仲間のグループホーム「わだつみ苑」では、入所者9人のうち7人が救助されたが、女性2人の死亡が確認された。男性職員1人とも一時連絡が取れなかったが、その後無事が確認されたという。
 市教育委員会によると、この大雨で、同市住用町の東城小中学校で55人、市小中学校で6人、住用小で49人、住用中28人の児童・生徒が下校できず、校内に取り残されたままになっている。
 県によると、同町西仲間の特別養護老人ホーム「住用の園」では、裏の川がはんらんし、入所者や職員約100人が避難できない状態になっているという。』(10月20日付時事通信) 


【想定外の災害】

20日の夜に各メディアから伝えられる奄美大島の映像は猛烈な雨の中に沈む道路や家屋でした。見ていると今までよく見てきた集中豪雨や台風に伴う大雨と大差ないように思えるのですが、1時間に80ミリ以上も降り、それが1日も2日も続くというのはあれだけ台風や大雨の被害に慣れた奄美大島の人々にとっても過去30年といった経験ではなかったような「想定外」の出来ごとだということです。

自衛隊に災害要請をしているそうですが、自衛隊でさえあまりの大雨にヘリコプターや車が出せないというのです。また、電話回線や道路の寸断で孤立している人々の実態が掴めず、まだ被害の全貌は見えてきません。

このブログをアップした21日の早朝にはある程度の被害状況が出てくると思われますが、本当に最近の雨は恐ろしい。とても他人ごとには思えない奄美大島の集中豪雨禍です。  


2010年10月20日

【まさかの現実】

「まさか」が現実になった瞬間に立ち会いました。

『プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは19日、ヤフードームで第6戦を行い、ロッテ(レギュラーシーズン3位)がソフトバンク(同1位)に7-0で快勝し、対戦成績を4勝3敗(ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む)として、5年ぶりの日本シリーズ(30日開幕)出場を決めた。ポストシーズンゲームで、レギュラーシーズン3位のチームが日本シリーズに進むのは、CS以前のプレーオフが行われていた04~06年を含めて初めて。CSの最優秀選手賞(MVP)にはロッテの成瀬善久投手が選ばれた。

 序盤はソフトバンク・杉内、ロッテ・成瀬の投げ合い。ロッテは五回、2死満塁から、連続死四球で2点。さらに今江の中前2点適時打でこの回計4点を挙げた。八回には金泰均の適時打と大松の2ランで追加点。成瀬は緩急巧みにコースを攻めてソフトバンク打線に的を絞らせず、4安打無四球で完封勝利を挙げた。』(10月19日付毎日新聞)


【実力の差?】

この日、たまたまヤフードームに行けることになって、ホークスとロッテのCS最終戦を観戦しました。そして「もしや」の不安が的中し、何と7年前にロッテに負けたのと同じように今回も再びソフトバンクはロッテの前に敗退したのです。

観戦して思ったのは、ロッテの「勢い」でした。リーグ戦3位だったロッテは逆転に次ぐ逆転で西武を下し、クライマックスシリーズへの出場権を得て、その「勢い」のままソフトバンクとの試合に臨み、ついにアドバンテージもあったソフトバンクをも下し、日本シリーズへの出場を決めたのです。

確かにその「勢い」は実力のひとつでしょう。だからロッテの勝利が決まった時、ヤフードームのソフトバンクのファンも大方は祝福の拍手を送りました。

ただ、ファイナルステージというシステムに対する戸惑いも残りました。ソフトバンクはリーグ優勝してロッテと対戦するまで中17日もあったため、見ていても何か試合慣れしていないような印象を常に感じました。それも実力のうちと言えばそれまでなのですが・・・こんなことを言うと負け惜しみに聞こえるかもしれませんが。

これでソフトバンクの今年の公式戦はすべて終了です。また、今回の敗退を反省材料に、短期決戦にも強いホークス、そして、来年こそは日本一になってほしい~それがファンの願いです。  



2010年10月18日

【ついに消失?】
富士山の永久凍土が今年ついに消滅したようです。

『富士山の南斜面から地表近くの永久凍土が消滅したとみられることが、静岡大の増沢武弘教授(植物生態学)らの調査でわかった。

 16~17日に開かれる富士学会で発表する。

 静岡大と国立極地研究所(藤井理行所長)は共同で1976年から、南斜面の標高2500メートル以上の約100か所で測定した地中温度を分析し、永久凍土の分布状況を推測している。

 増沢教授によると、地下約50センチで永久凍土が存在する下限は、76年に3200メートル付近だった。98年は3300メートル付近に上昇し、2008~10年の調査で初めて下限が確認できなかった。

 気象庁によると、富士山頂の年平均気温は、76年が氷点下7・2度で、09年が氷点下5・9度に上昇している。また、標高2500メートル付近が生育上限とされていたイネ科のイワノガリヤスが山頂付近で自生しているのが確認されたという。

 増沢教授は「(南斜面からの永久凍土消滅は)地球温暖化の影響以外に考えられない。富士山の植生が大きく変化する可能性がある」と話している。』 (10月16日付読売新聞)


【地球温暖化が原因?】

永久凍土とは2年以上連続して凍結した状態の土壌のことを言い、主に極地に存在し、北半球の陸地の20%近くを占めると言われています。日本では富士山や北海道・大雪山系と北アルプス・立山で確認されています。

そして永久凍土の分布と深度を計測することで地球温暖化がどれだけ進展しているのかを測る指標となっています。シベリアやアラスカで近年永久凍土の融解が進んでいるという報告があり、これらは地球温暖化との関連が指摘されているのです。

また、永久凍土にはメタンハイドレートが含まれていて、融解すると、強力な温室効果ガスであるメタンや他の炭化水素を大気に放出し、世界的な温暖化を激化させると考えられています。すなわち、地球温暖化の指標となるだけでなく、融解が進めばさらに温暖化が加速するという恐ろしい現象なのです。
富士山での永久凍土の消失が意味するものは、世界的な地球温暖化が加速しているというひとつの証拠ではないでしょうか。信じたくない現実がまたひとつ増えたような気がします。

  


2010年10月15日

【インターネットと写真】

知らない間に恐ろしいことが進行しているようです。

『オランダのウイルス対策ソフトメーカー、AVGテクノロジーズは8日までに、日米欧10カ国で幼児の8割が2歳までに、写真などの形でインターネットの世界に登場しているとの調査結果を公表した。
 調査によると、2歳未満の幼児を持つ母親の81%が、子供の写真をアップロードしたことがあると回答。国別では米国がトップの92%で、日本は43%で最も少なかった。
 また、全体の33%は生後数週間の新生児の写真をアップロード、胎児の超音波画像を公開した母親も23%に上った。さらに、幼児向けのメールアドレスを既に作った親も7%いた。
 こうした行動の理由として、7割超の母親が「家族や友人と共有するため」と答えた。ただ、AVGは親の動機に理解を示しながらも、「プライバシー保護対策を講じなければ、情報はネット世界全体に流れてしまう」と注意喚起している。
 調査は9月に日本、米国、カナダ、欧州5カ国(英、仏、独、イタリア、スペイン)、オーストラリア、ニュージーランドで、2200人の母親を対象に行われた。』(10月9日付時事通信)


【ネットの怖さ】

ネット上で様々な検索をしていると、かなりの確率でブログなどに家族の写真や子供の写真を結構無防備に掲載している例を多く見かけます。それらは、単に友人や知人との情報交換や情報共有を目的としているものが多いのですが、おそらく今回の記事にある調査でもそのような「無邪気な」掲載が大半だという結果が出ているようです。

でも、ネットの怖さはその即時性と広範性です。いったん、掲載されると全世界に瞬時に広まってしまう。それがネットなのです。したがって悪意のある人間がそれを利用しようとすればいかようにも出来る。そういう怖さを知った上で写真なり、プライバシーに関する情報をネットに掲載するというある種の「覚悟」を持って利用する必要があります。

そうしなければ、突然、子供たちを大変な危険にさらすことになるのです。最近の児童ポルノに関する議論もその最たる例なのですが、無垢な子供たちを守るのは親や大人たちの責任であるということを肝に銘じておくべきでしょう。  



2010年10月13日

【やっと解放】

中国で拘束されていた現地法人の日本人社員がやっと釈放されて帰国しました。

『中国河北省石家荘市で、軍事管理区域に立ち入り違法な撮影を行ったとして、中国国家安全局に拘束されていた中堅ゼネコン「フジタ」の現地法人「藤田中国建設工程有限公司」(上海)社員、高橋定(さだむ)さん(57)が10日、帰国し、東京都内のフジタ本社内で記者会見した。

 高橋さんは解放から一夜明けた同日午後0時30分頃、上海からの中国機で羽田空港に到着。家族と同社で再会した。

 会見で高橋さんは「日本国民の皆様にご心配をおかけして、おわび申し上げます」と切り出し、「日本に帰って、大変うれしく思っている」と話した。

 自らが撮影していたビデオを中国当局の取り調べ中に見せられたところ、「軍事禁区」であることを示す看板が録画され、同行していた現地法人の中国人社員が、軍事禁区であることを指摘する音声も録音されていたという。高橋さんは「軍事禁区という意識で撮影はしていない。(中国人社員の声は)認識していなかった」と説明した。』(1011日付読売新聞)


【誰にでも起こりうる恐怖】

たまたま尖閣諸島を巡る日中間の対立が表面化した時期だったとはいえ、高橋さんの突然の拘束は誰にでも、そして海外であればどこでも起こる恐怖だと言ってもいいのかもしれません。特に一党独裁の中国や、政治的に不安定な国々などは要注意でしょう。

僕も3月に上海に旅行してきましたが、そのときはビデオやカメラを撮りまくりました。世界有数の大都会とは言え、高橋さんが拘束されたのと同じ国ということを思うとゾッとします。もちろん、軍事施設を撮影すれば拘束される危険があるのはどこの国でも同じかもしれません。しかし、その国と日本との政治的な揉め事が起こったときにたまたまその施設の付近を撮影していた個人の旅行者がその「人質」にされることは十分にありうることです。今回のケースもそれに近いかもしれないのですから。

国家同士の関係がどうあれ、個人で海外に行ってビデオやカメラを撮影するときには十分に注意しておく必要がありそうですね。

  



2010年10月06日

【恐ろしい可能性】

まだまだ福岡には再び大きな地震がやってくる可能性があるのではと思わせる怖いニュースです。

『海上保安庁は4日、福岡県北部の活断層帯の西山断層帯について、これまで分かっていた陸上だけでなく、海底にも活断層が延びている可能性が高いと発表した。西山断層帯ではマグニチュード(M)7.3程度の地震が発生すると推定されてきたが、陸上と海底の断層帯が一体ならばM8程度と予想されるという。
 海保によると、8月に福岡県沖の響灘から玄界灘にかけ海底地形調査を実施した。その結果、同県宗像市の北西約20キロから北西方向に約30キロの長さの海底断層を発見。横ずれ断層の活動でつくられたとみられる約5メートルの段差や深さ約2メートルの溝が確認された。』(10月4日付時事通信)


【忘れたころに】

5年前の2005年3月20日の春分の日に福岡で想定外の大地震が起きました。その翌日に書いたブログを以下に引用します。

『昨日、「一瞬の油断が大きな災禍に発展するので備えを」とお伝えした翌日に大きな地震がここ福岡でありました。午後3時現在で150人近い方々が怪我をしているとのことです。 福岡では西暦1700年ごろ以降震度6クラスの地震は起きていないとのことなので、まさに自分も含めて福岡には地震はないと思っていた油断が災禍を大きくした可能性があります。

自分も久しぶりに出勤して残務整理をしていたのですが、ビルの10階だったため大きく揺れました。近くのキャビネットは倒れるし、広いフロアに1人しかいなかったため、地震の恐怖を体験しました。 外に出るとJRの駅は家路を急ぐ人たちでごった返していました。その中を家まで普段の倍以上の時間をかけてバスで帰ってきました。みんな無事でした。

日本列島は地震の巣というのは、小学生でも知っていることですがスマトラや東北の地震は他人事と思っていたのは自分だけでしょうか。油断は禁物です。』

まさに「油断は禁物」です。あのとき、あの瞬間の怖さをもう一度思い起こして、備えるべきことは備えていなければならないと今回のニュースを読んで改めて思いました。みなさんはもう福岡の大地震忘れていませんか?地震は忘れたころにやってきますよ。  



2010年10月05日

【次世代テレビ開発】

パナソニックと楽天が共同開発するそうです。

『パナソニックが楽天と提携し、電子商取引に対応した次世代の薄型テレビを共同開発することが2日、明らかになった。プラズマテレビ「ビエラ」を大容量インターネットに接続し、簡単なリモコン操作で商品を購入できる機能を開発。パソコンのような複雑な操作をしなくても、国内最大のインターネット商店街「楽天市場」を高画質のテレビ動画で楽しめ、リモコンで商品を注文できるようにする。共同開発の次世代テレビは国内外で11年末に発売する。

 両社は10月上旬に発表する。パナソニックは家族が集まる居間の中心に位置するテレビとリモコンの機能を高め、パソコンよりも簡単に使いこなせる先端機器とすることを目指している。03年にネットに接続できる薄型テレビを発売し、検索などパソコンに近い機能をテレビに持たせたところ、居間で電子商取引を楽しむ家族のニーズが高いことが判明。この分野のノウハウをもつ楽天に共同開発を打診した。

 これに対して、楽天は「パナソニックのブランド力を借りて世界進出を拡大するチャンス」と快諾。楽天市場は食料品や化粧品など幅広い業種の約3万3000店が出店し、会員は全国に約6500万人いるものの、20~30歳代がユーザーの中心で、50歳代以上の顧客開拓が課題となっていた。テレビとリモコンの操作なら、パソコンになじみの薄い富裕層の中高年層も取り込めると判断した。

 現在のパソコンは動画よりも静止画が中心。テレビであれば大量の動画配信が可能となり、パナソニックが得意とする3D(三次元)など高画質・大画面の動画でネットショッピングを楽しむことができる。楽天はビエラ向けに特化した楽天市場の配信も検討しており、専門チャンネルのテレビ通販などと合わせ、楽天が目指す「放送と通信の融合」が進む可能性がある。

 楽天市場の売上高は8002億円(09年度)で、大手百貨店に匹敵する。居間で子どもからお年寄りまで、テレビを見ながらのネットショッピングが一般化すれば、将来的に日常の買い物もテレビのリモコンで済ますことができ、新たな「流通革命」が起きる可能性もある。』(10月3日付毎日新聞)

【操作性が課題】

記事の中身から判断すると、この次世代テレビには画期的な新技術というわけではなさそうですが、画面で買い物をするという単純な消費行動をだれもが簡単にできるようにするという意味では、求められてはいてもなかなか出てこない新商品だったかもしれません。

特に中高年以上でパソコン操作に慣れていない人にとっては朗報でしょう。iPadの登場によってお年寄りでも気軽に電子書籍を読んだり、ネットショッピングを楽しんだりという世界が広がってきたのですが、なんといってもほとんどの家庭にあるテレビという商品とこれから買わなければならない商品との差は歴然としています。

果たして中高年層にも購買層を広げたいという楽天の思惑は当たるのでしょうか。それは画期的に操作性に優れた次世代テレビをパナソニックが開発できるか、そして手ごろな値段で販売できるかにかかっているように思います。  



2010年10月01日

【ビックな統合】

これは大きなインパクトがありそうです。

『米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手フェースブックとインターネット電話サービス大手のスカイプが、両社のサービスをより緊密なものとするため交渉中だという。事情に詳しい関係筋が29日明らかにした。

この提携では、フェースブックのユーザーが「フェースブック・コネクト」のアカウントを通してスカイプのログインし、スカイプの提供するテキストメッセージの送受信や、他のフェースブック利用者との音声チャットや画像チャットができるようになる。今後数週間のうちに発表される見通し。  

同関係筋によると、この機能は、今後数週間内に発表予定のスカイプのバージョン5.0に組み込まれる。  

今回の提携は、ユーザーの取り込みでフェースブックとしのぎを削るインターネット検索最大手のグーグルへの圧力を高めることになりそうだ。グーグルは先月、電子メールサービス「Gmail(ジーメール)」に電話との通話機能を追加したばかりだ。  フェースブックとスカイプの提携に詳しい関係筋は、フェースブック上でブラウザーでみられる音声・画像チャットを可能とするのは、この提携の「論理的に当然の成り行き」だ、と述べた。  

今回の提携でスカイプ登録会員の5億6000万人(このうち1億2400万人は1カ月に最低1回使用している)とフェースブック会員の5億人を一層緊密に結びつけることになる。  スカイプはユーザー同士がインターネットを通じて無料でテレビ電話ができるソフトウエアを無償で配布しているほか、スカイプから固定電話や携帯電話へ低料金で通話できる有料のサービスを提供している。  

グーグルはインターネット電話サービス市場に照準を当てており、フェースブックとスカイプの提携は同社にとって手ごわい挑戦となる。グーグルは、自社サービスを「よりソーシャル」にすることによってユーザーがフェースブック上で費やす時間がますます増加している傾向に歯止めをかけようとしている。』(9月30日付ウォール・ストリート・ジャーナル)


【広がるフリー経済の担い手】

この記事にもあるように、世界で5億人が利用しているフェースブックと世界中でフリー電話としていまや確固たる地位を築いているスカイプが手を組むのは当然の成り行きかもしれません。

フリーエコノミーはグローバル・スタンダード同様、急速に世界中に広がっていますが、フェースブックやスカイプはその重要な担い手のひとつでしょう。そのノウハウを知っている人にとっては、これほど便利なモノはありません。昔、デジタルデバイドという言葉が流行りましたが、今でもフェースブックやスカイプを自在に操れる人と何も出来ない人との差はどんどん広がっています。知識さえあればそれほど大きなコストを払わなくても世界とつながる時代です。

ますますウェブのツールが発展して、私たち普通の人間が安いコストでどんどん世界とコミュニケーションができるようになってほしいですね。その意味でもフェースブックとスカイプ、クーグル、アップルなどが競い合って新しいツールを次々生み出していくことを願っています。  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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