2012年05月15日

【福島県の決断】

国が動かない中で福島県はよく決断したと言えるのではないでしょうか。

『福島第1原発事故の影響で人口流出が続く福島県は14日、全国初となる18歳以下の県民の医療費無料化を実施することを正式に決定した。国に実施を求めたが見送りとなり、県独自での実施を検討していた。6月の県議会に関連予算案を提出し10月から実施する。

 各市町村がすでに実施している小学3年生までの無料化策に上乗せする形で、県が小学4年生~18歳までの医療費を全額補助する制度を新たに設ける。必要な予算は年約47億円で、県民の健康管理調査のため創設した「県民健康管理基金」の一部を充てる。

 佐藤雄平知事は「福島県の将来を子どもたちが背負っていく。日本一子どもを産み育てやすい福島県づくりの象徴となる」と意義を強調した。【乾達】』(5月14日付毎日新聞)

【長く果てしない戦い】

福島県の方々には本当に申し訳ないと思うのですが、こんな核被害が起こって初めて放射能を意識しないで生活することのありがたさが本当によくわかると思います。福島県のホームページを開くと「福島県放射能測定マップ」というコーナーがあってそこをクリックすると現在の福島県内の1時間当たりの放射能測定結果がマイクロシーベルトで表示されています。

これほどまでに日常の中に放射能というものが入り込んでいるのかと愕然とさせられます。これがもし福岡県だったらと思わずにはいられません。もちろん、近い将来において福島県と同じようなマップが福岡県だけでなく日本全国の行政のページに表示され、日々その濃度をチェックしながら健康状態をチェックしなければならない日がやってくることだってありうるというのが今の日本の現実です。日本全国の電力会社の幹部の人たちはこの現実をしっかりと知るべきでしょう。自分たちの原発にはありえないとタカをくくっているでしょうから。

安全神話を信じ込まされ、過去30年以上にわたって原子力ムラが築いてきた「明るい原子力」というのはこういうことだったということを僕たちはしっかりと受け止めなければなりません。そんな中、汚染されてしまった空気も大地もそして子供たちの健康も元通りにはなりませんが、少しでもそれを改善すべく福島やその周辺の方々は日々必死の努力をされているのです。その努力に少しでも報いるようにと福島県は子供の医療の無料化を決断しました。これから出てくる放射線による子供たちの障害を少しでも和らげるための措置として歓迎したいと思います。そして依然としてさまざまな放射能除染等の対策が後手に回る続ける国に対して厳しい目を向け続けなければならないと思います。  




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