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2012年07月02日

【飾り山の御神入れ】

櫛田神社での「御神入れ」の神事も終わり、いよいよ今日から博多の各場所で飾り山が公開されて山笠の本番シーズンとなりました。

『博多祇園山笠の開幕を翌日に控えた30日、福岡市博多区上川端町の櫛田神社(阿部憲之介宮司)で飾り付けを終えた飾り山笠に神様を招き入れる神事「御神(ごしん)入れ」があった。博多祇園山笠振興会(瀧田喜代三会長)の役員や各流(ながれ)の総務など約50人が参列し、この1年間の無事を祈願した。

 同神社の飾り山笠は、年間を通して公開。山笠開幕を前に新しい題材に飾り付けが替わる。

 今年は表の標題が「大刀一閃巴武勇(だいとういっせんともえのぶゆう)」。木曽義仲とともに源平合戦を戦い、美しさと武勇を誇った巴御前を描く。見送り(後方)は「古事記献上一三〇〇年日本曙(こじきけんじょうせんさんびゃくねんにほんのあけぼの)」。太安万侶(おおのやすまろ)が古事記を編さんして1300年となることを記念して、神々が高千穂に降り立った「天孫降臨(てんそんこうりん)」を題材にした。

 阿部宮司が祝詞を上げ、「切麻(きりぬさ)」と呼ばれる白い紙片をまくなどして、神事を執り行った。瀧田会長は「いよいよ祭りが開幕する。15日の追い山まで、行事の一つ一つが安全に奉納されるように努めたい」と話した。』(7月1日付西日本新聞)


【雨と山笠】

今年の梅雨はほぼ例年どおりの雨となっています。山笠とは、そもそも承天寺というお寺を開山した聖一国師が1241年に疫病退散を祈願し、施餓鬼棚に乗って町中を回ったのがその起源という通説があり、災害や疫病の発生しやすい時期にその防除を祈る祭りです。でも、雨の降り具合からすると今年はどうやら山笠で雨乞いをする必要はなさそうですね。

【これから15日間、博多は燃えますぞ!】

さあ、760年以上にわたって続いている神事、山笠のクライマックスの15日間。博多の男たちは日々テンションを高めていって、7月15日の追い山を迎えます。例年であれば、追い山が終わるとうっとうしかった(博多弁では「しろしかった」と言います)梅雨の空がカーッと晴れ上がって真夏がやってくるのですが、これからもしばらく梅雨空が続いて舁き山の男たちの汗を流してくれることでしょう。



【山笠のサイト紹介】

博多山笠のサイトを検索するといろいろな趣向を凝らしたサイトが出てきます。いくつか「これいいなあ」と思えるものを紹介しますので山笠理解の一助にしてください。

1.「博多祇園山笠」~博多祇園山笠公式サイト

2.「博多祇園山笠」~中洲観光協会、中洲町連合会、博多祗園山笠振興会のサイトです。

3.「山笠の達人になろう2008」~CLUB九州 2008 山笠プロジェクトのページです。結構凝っていてオススメのサイトです。

4.「山笠があるけん博多たい」~中洲観光協会、中洲町連合会で、山笠のよもやま話が書いてあり一読の価値あり  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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