2008年08月28日

【新規出店禁止】

ロサンゼルスで面白い実験が行われようとしています。

『肥満防止のためにファストフード店の新規出店を1年間禁止する条例案がロサンゼルス市議会で可決され、論議を呼んでいる。同様の措置を求める動きは他都市にも波及しつつあり、レストラン業界団体は「ファストフード店だけが肥満の原因ではない」と、条例化を阻止する構えだ。

 ロサンゼルス市議会で20日までに可決された条例案は、低所得者が多い南ロサンゼルス地区で住民の肥満が目立つことを受け、同地区へのファストフード店の新規出店を1年間禁止するというものだ。市議会では先月末に全会一致で可決され、現在市長の署名待ちとなっている。

 特定の形態の飲食店を禁止する条例は全米でも初めてとみられる。ロス市当局の調査によると、南ロサンゼルス地区の成人の肥満者率は30%、同地区の飲食店に占めるファストフード店の割合は73%と、いずれも市内の平均を大きく上回っている。

 同様のファストフード店出店禁止条例案はカリフォルニア州のサンノゼ市議会でも提案されており、他都市にも広がりつつある。これに対し、全米レストラン協会は「肥満の原因は複合的で、ファストフード店だけが標的にされるのは不公平」と反発している。』(8月21日付産経新聞)


【ファストフードと肥満】

アメリカという国は時々突拍子もないことをやるのですが、このニュースもそのひとつではないでしょうか。常識的に考えると、確かにファストフードは肥満の原因のひとつかも知れませんが、だからといってファストフード店の新規出店を禁止するというのは、ちょっと行き過ぎだと思います。

それにしても、この新聞記事にある南ロサンゼルス地区の成人の肥満者率は30%、同地区の飲食店に占めるファストフード店の割合は73%というのは凄い。アメリカ人の平均的な食の水準というのは、食事の多様性という観点からは日本と比べると大きく見劣りするのではないかというのが僕の実感ですが、低所得者層になるとそれが極端に現れるのかも知れません。

新聞記事でも、肥満者の増加は米国で大きな社会問題となっていると紹介されていて、米市民団体「アメリカの健康への信頼」(本部ワシントン)の調査では、成人人口の3分の2が太り気味か、肥満とみられているそうです。

ハンバーガーとコーラばかりでは、栄養が偏って極端な肥満になるというのもうなづけますよね。それにしても肥満の原因をファストフードに押し付けるやり方も行き過ぎのような気がします。社会全体で考えるべき問題を一業界に押し付けるという意味では、京都市がコンビニ業界に深夜営業自粛を迫るのと構図が似てますね。みなさんはどう思われますか?



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