2009年07月07日

【剱岳の快挙】

映画「剱岳 点の記」が絶好調のようです。

『日本映画の名カメラマン、木村大作氏(69)が初監督した映画「劔岳(つるぎだけ) 点の記」の観客動員数が102万6258人に達した。先月20日の公開から12日間の数字で、興行収入11億2095万円を記録。東映作品では歴代興収1位の「男たちの大和/YAMATO」(05年、興収51億円)よりも1日早い100万人突破となった。自家用車で47都道府県を“宣伝行脚”した木村監督は「本当にありがたい。今後ももっとたくさんの方に見ていただきたい」と話している。』(7月3日付スポニチアネックス)

【崇高な山の魅力】

僕もこの映画、封切と同時に見に行きましたが、館内の観客のほとんどは中高年のご夫婦でした。そして目の前に現れた剱岳の映像の素晴らしさとその剱岳に淡々と挑戦する浅野忠信扮する陸軍参謀本部陸地測量部の測量手、柴崎芳太郎のひたむきな姿勢に感動しました。

長い間、地元の修験者さえもなかなかよせつけなかった急峻で崇高な剱岳の偉容は見るものを圧倒せずにはいません。監督と俳優、スタッフが一体となって山にこもってすべてを実写で撮影したからこその映像が鬼気として観客の眼前に迫ってくるのですから。

【己を知る】

しかし、一方で山と中高年にまつわる悲しい知らせもあります。7月3日付の時事通信によれば、『2008年の山岳遭難は前年比147件増の1631件発生し、遭難者は125人増の1933人、死者・行方不明者は22人増の281人だったことが3日、警察庁のまとめで分かった。いずれも統計の残る1961年以降で最多となった。
 中高年(40歳以上)の増加が目立ち、遭難者が128人増の1567人、死者・不明者は19人増の256人だった。』とのことでした。

近年の登山技術と装備の高度化・大衆化によって、かつては熟練した登山家さえもよせつけなかった山々にも比較的気軽に登れるようになりましたが、その反面、登山のリスクを侮り遭難する登山者が中高年を中心に急増しているのです。

己を知ることが先ず登山を始める前に必要なことを中高年登山者は肝に銘じるべきでしょう。





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