2010年02月08日

【またしても】

榛名湖のワカサギ釣りが今年も中止となったというニュースが目に留まりました。

『榛名湖(高崎市)の結氷が進まず、榛名湖利用安全協議会(鹿野宏会長)は2日、ワカサギ穴釣りのための氷上オープン中止を決めた。昨シーズンに続く中止。ワカサギの氷上釣りは冬の最大の収入源だけに、湖畔の観光業者は肩を落としている。
 同協議会によると、氷上オープンには厚さ15センチ以上の締まった氷が必要。最低気温が氷点下15度程度の冷え込みで氷が成長するが、今冬は同10度以下になる日も続かなかった。例年なら一番寒さが厳しくなるはずの1月下旬も、春を思わせる陽気となった日があったという。
 前橋地方気象台の観測データによると、湖畔に比べ標高が約900メートル低い高崎市上里見町で1月下旬に、最低気温の平均が氷点下2・0度と平年に比べ1・1度高く、最高気温は12・5度と4・4度も高くなっている。
 このため2月になっても湖の東側3分の1が凍らず、結氷部分も人が乗れるような状態まで成長しなかった。近年では、07年も全面結氷せずに中止。昨年も氷上オープン日を決めた後に暖かな日が続き、2度の延期の末、オープンを断念した。
 榛名観光協会榛名湖支部の小林信彦支部長は「榛名湖の氷上釣りは簡単でファミリーに人気がある。天候のこととはいえ、心待ちにしていたファンの方に申し訳ない思いだ。2年連続の中止で、今後の誘客への影響が心配だ」と話している。』(2月3日付毎日新聞)


【緩やかに進む温暖化】

榛名湖のワカサギ釣りが出来なくなったという記事は2007年に初めて目にしてブログ記事としても取り上げましたが、またも同じような事態になってしまったようです。ワカサギ釣りの釣り客を当て込んで地元で商売をしておられる商店街や宿泊施設の方々にとってはまさに死活問題なのですが、自然が相手なので打つ手がないといったところのようです。

今年の冬は世界的に強烈な寒波が訪れて、地球温暖化なんて単なる杞憂だったのではないかと思われる向きもあるかもしれません。しかし、このワカサギ釣りの記事などを見ると、やはり地球温暖化の影響はじわじわと各地で進行しているのだなと思わずにはいられません。地域的あるいは時間的なバラツキはあっても、気候変動は年々ひどくなっており特に21世紀になってからの気温の上昇はそれ以前とは全く比べものにならないほど進行しているというのが真実のようです。

実質的な合意が先送りされてしまった昨年12月のCOP15。人間たちの思惑や対立とは無関係に気候変動は日増しにひどくなり、欲望深い人間をあざ笑っているかのようです。


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