2007年07月15日

【いよいよ本番!】

いよいよ今日が山笠の本番、「追い山」の日です。なんといっても「追い山」の醍醐味を知るのは山笠に参加して山を舁くのが一番!と思いますがそう簡単にはできません。

ではどうするか?やはり一番いい場所で観戦すること。そこでお教えします。

【一番の観戦場所】

もちろん最高の観戦場所は追い山のスタート地点である櫛田神社の清道まわりにある桟敷席。ここはテレビの中継も入っているのでよくご存知でしょう。ここから観る一番山(今年は土居流)の勇壮な走りっぷりは身震いするくらい凄いですよ。清道まわりをびっしりと埋め尽くす舁き手たちを掻き分けて進む舁き山の雄姿、そして清道での「祝いめでた」、「ああ~山笠よありがとう」って叫びたくなりますよ。

次にオススメの場所は櫛田神社の前にずらりと並ぶ舁き山の一番先頭付近の歩道。ここから一番山から七番山まで順番に櫛田入りをします。順番を待つ男たちの緊張した顔、顔、顔。そして出番。「5秒前、4秒前、3秒前、2秒前、・・・オー! オイッサ、オイッサ、オイッサ」という声、声、声。その声とともに舁き山が一気に地面から浮き上がり疾走を始めます。これもたまらないね~。

そして僕の取って置きの場所。それは山が櫛田神社を出て、東長寺の前の清道を回り、次に承天寺の清道を回って、山がぎりぎりで通れるくらい狭い東町筋の両脇です。特に日本最古の禅寺である聖福寺の前あたり。
ここも迫力ものです。狭い通りを駆け抜けていく舁き山、その周りを取り囲む舁き手たちに浴びせられる勢い水。思わず「がんばれー、東流!」と叫びたくなります。(ここの通りは僕が小学生の頃まで住んでいたところですので感慨もひとしおです)

【祭りのフィナーレ-鎮め能】

追い山の興奮はどこにいても味わえますが、それも五分ごとに舁き山が通り過ぎていき、40分ほどで終わります。まだまだ興奮の余韻が醒めない中、午前六時から櫛田神社の清道前の能舞台で「鎮め能」が行われます。

低い鼓の音、高い笛の音、そして静かな謡の響きとともに舞い人の舞が披露されます。荒ぶる神を鎮める儀式。このために「能」という伝統文化があったのだと思わずにはいられません。
この後、興奮の頂点を過ぎた舁き手たちによってあっという間に舁き山は取り壊され、飾り山もその日のうちに姿を消してしまいます。なんという早業。昨年は幸運にも土居流の取り壊し場面に遭遇しました。

また、この興奮と興奮のあとの虚脱感を味わうために、男たちとごりょんさん(山の男たちを裏でささえる女性たち)は1年後の今日をめざして準備を始めるのです。博多の町のバイタリティを創っているのは、山笠だと納得するのはこの「追い山」の行事を目の当たりにするときです。

さあ、それではみなさん、今朝は友人達と一緒に追い山見物に行って来ます! ワクワクしますね~

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