2007年07月26日

【耐震工事促進】

久しぶりに福岡のローカルな話題を掲載します。先の新潟県中越沖地震を受けて真っ先に思ったことは家の耐震補強です。

地震大国には耐震補強が必要!『地震に弱い木造住宅の耐震工事を促進するため、福岡市の工務店などが9月1日に福岡市耐震推進協議会を設立する。同市内には木造一戸建て住宅が約15万軒あるが、4割以上が耐震基準が強化された1981年以前に建築されており、16日に発生した新潟県中越沖地震と同規模の地震で4万7000軒(福岡市推計)が倒壊の危険があるという。このため、同市も同協議会の活動を支援。全国初の官民組織として、耐震工事の技術向上と住民への情報提供に取り組む。

 協議会を設立するのは、「住環境工房らしんばん」(福岡市)など中小の建築事務所や工務店5社。まず今月24日に、福岡市内の築50年の木造一戸建て住宅を5社が個別に調査。1週間後に耐震診断の結果と改修計画を持ち寄り、市や居住者も交え、誤りや無駄がないか点検しあう。』(7月23日付西日本新聞)


【先ずは耐震診断】

そう言えば、昨年新聞のチラシの中に「耐震診断を無料でいたします」という広告が入っていました。住宅リフォームや耐震補強の悪徳業者のニュースが相次いでいたので「またか」と思い、捨ててしまいました。

案の定、この西日本新聞の記事にも『一戸建て住宅の耐震化には、平均約200万円の費用がかかるため、福岡市は、古い木造一戸建て住宅の改修と建て替えに最大30万円を助成しているが、今年の利用者は計10件にとどまっている。背景には、高度な技術が必要な耐震工事を請け負える業者が地方に少ないことや、法外な料金請求などの問題が頻発するリフォーム業界に対する住民の不信感がある。』と書いてありました。

しかし、新潟県中越沖地震をはじめこれだけ日本各地で地震が頻発すると考えないわけにはいかないと思うようになってきました。

実際に先日の地震では、9600棟の住宅被害が発生し、木造を中心に960棟が全壊。死者の大半は住宅の下敷きとなっているのです。

まして福岡は2年前に大きな地震を経験したばかりです。喉もと過ぎればでみんなあまり口に出さなくなりましが、警固断層をはじめとする福岡周辺での地震の可能性はまだまだあるのです。

皆さんのお宅は一軒家ですかそれともマンション?耐震基準は満たされていますか?一度真剣に耐震補強を検討されてはいかがですか? 僕は今検討しようかと考えています。

≪参考≫
・「住環境工房らしんばん」のホームページ

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