2007年08月02日

【サメの大群】

本当に今年は奇妙なことが多いですね。海もその例外ではありません。

『1日正午過ぎ、福岡県古賀市の海岸線を散歩していた男性が、サメらしい魚が大量に泳いでいるのを見つけ、近くでパトロール中だった警察官に連絡した。

サメとエイの大群現る 県警のヘリコプターが上空から確認したところ、同市や福津市、新宮町の海岸線付近に20~30匹、沖合も含めると数百匹のサメやエイのような魚が泳いでいた。県警は、海水浴客に避難を呼びかけるなどして警戒している。

 県警によると、最初に発見した現場付近の海岸では、海水浴客の避難、誘導を実施。けが人は出ていないという。県警は、粕屋、宗像、西署など海岸線を管内に持つ11署のほか、海上保安部、漁協、海の家など関係団体にも、海水浴客を避難させるよう要請。上空からの情報収集を続けている。』(8月1日付読売新聞)


【安全な場所はない?】

別の新聞によると、どうもこのサメは体長が1.5メートル近くにもなる「アカシュモクザメ」という頭が金槌のようなカタチをしたサメで、最大4メートル近くになり、海岸近くを泳いで人を襲うこともあるそうです。恐ろしい。

アカシュモクザメやエイが沖合い数キロにわたって数百も泳いでいるのが確認されているのです。

地球温暖化とすぐに結びつけることはできないかも知れませんが、海流が変化したり日本近海で獲れるはずのない魚がかかったりと最近奇妙な自然現象が特に顕著に見られるようになってきました。

もうどこも安全な場所はない。「自分の住んでるところは安全」などと過信せずに、自らが情報のアンテナを常に張り巡らせて危険なところには近寄らないようにしないといけませんね。

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