2010年08月31日

【年金詐欺?】

一体日本はどうなってしまうんだろうと思わせる事件がまたひとつ増えました。

 『高齢者の所在不明問題で、住民票の住所と実際の住所が違う85歳以上の年金受給者のうち、99年の死亡後も厚生年金が支給されていた大阪府の男性の親族が、日本年金機構の訪問調査を拒否していたことが分かった。男性への面会を求める職員に「忙しいんで」と返答したという。死後に支給された厚生年金は総額約2500万円に上る。厚生労働省は告訴を検討しており、年金詐取事件に発展する可能性も出ている。

 機構によると、年金受給者の生死は06年12月まで、全受給者が年1回郵送する「現況届」で確認してきた。現在は02年8月に導入された住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)を活用。死亡が確認されれば支給を停止している。

 しかし、住民票と年金記録で住所が異なるため、住基ネットで生死が確認できない受給者も存在するという。このため、同機構は現在も現況届での確認を一部行っているという。』(8月28日付毎日新聞)


【モラル崩壊】

今の日本を覆う閉そく感の中でも、最も関心が高く、また最も解決が難しいのは年金問題ではないでしょうか。旧社会保険庁のずさんな年金管理から始まったニッポン国の年金問題は、ついにというべきか、所在不明の高齢者とその家族による年金受給問題にまで辿りつきました。

100歳を超える高齢の老人が生死不明のまま、年金を受給しているという実態。それを長年放置してきた行政も悪いのですが、それ以上に自分の親族が亡くなってもそれを放置してしまっている人たちが多数存在するというのは、本当に情けないことだと思います。日本人としてのモラルもなにもすでに崩壊してしまっているといったほうがいいかもしれません。

当然のことですが、親族の死を隠して年金を不正に受給している人たちがいるとすれば、それは徹底的に摘発すべきでしょう。そうでなければ、年金制度はこの点からも崩壊せざるを得ないでしょう。

日本全体のモラル崩壊がもたらした高齢者の生死不明と年金受給問題。まだまだ問題の根は深いところにあるのでしょうか。背筋が寒くなる思いです。



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