2010年09月16日

【ジャンボ機引退?】

『日本航空グループのジャルパックが、ジャンボジェットの愛称で知られる大型機「ボーイング747-400」が今年度中に退役するのを受けて発売したツアーが、航空機ファンを中心に話題となっている。

 日航は航空機のダウンサイジングで効率化を図るため、保有する36機の旅客用ジャンボをすべて引退させる予定となっているが、ツアーが人気となれば、日航再建に向け最後のご奉公となりそうだ。

 ツアーは、大阪万博が開催された昭和45年に就航したのにちなみ、成田から万博開催中の中国・上海に定期便で行く。出発日は9月30日~10月9日で、それぞれ30人限定。上海万博の入場券や上海市内の地下鉄、バス、タクシーが使える50元(約600円)分のICカードなどが特典で付く。3~4日間の宿泊費込みで、価格は8万9800円~10万9800円。ジャルパックによると「ジャンボ退役の話題性もあり、問い合わせが相次いでいる」という。

 定員400人を超え大量輸送時代の一翼を担ったジャンボは、内外の路線で花形として活躍した。とくに日航は累計109機を導入した世界最大のユーザー。しかし、景気低迷による旅客数の減少や燃料費の高騰で、非効率なジャンボが日航の経営を圧迫するようになった。今後は、燃費の良い中・小型機にシフトしていく方針だ。

 全日本空輸もジャンボを13機保有するが、国際線は今年度中に使用を終える予定。国内線についても、27年度までに新型機に更新する計画だ。』(9月13日付産経新聞)

【時代は変わる】

ついにやってくる日航ジャンボ機引退の日。今年1月に会社更生法の申請をして経営再建中の日本航空を象徴するのがこのジャンボジェット機ではないだろうか。1970年に初めて羽田に到着して以来、日本航空を中心に日本と世界の空を飛び続けてきた大量輸送航空時代の申し子のような航空機だ。

そして忘れもしない1985年8月12日の日航123便墜落事故。520名もの命を奪ったのもあの航空機、ジャンボジェットだった。

それから20年。あの事故の後、低空飛行を続けていた日航はついに倒産という最悪の事態にまで至ったのだ。そして経営再建途上で浮かんできた燃費の非効率の象徴となったジャンボ機の大量引退。

人間に例えれば本当に波乱の人生だったのでないだろうか。本当に御苦労さまと言いたい。あの巨大の機体の中の、あのとてつもない客席に圧倒された大空の旅を味わうことはもうめったにないだろう。ジャンボ、御苦労さまでした。残された日々を存分に飛んでください。


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