2010年10月15日

【インターネットと写真】

知らない間に恐ろしいことが進行しているようです。

『オランダのウイルス対策ソフトメーカー、AVGテクノロジーズは8日までに、日米欧10カ国で幼児の8割が2歳までに、写真などの形でインターネットの世界に登場しているとの調査結果を公表した。
 調査によると、2歳未満の幼児を持つ母親の81%が、子供の写真をアップロードしたことがあると回答。国別では米国がトップの92%で、日本は43%で最も少なかった。
 また、全体の33%は生後数週間の新生児の写真をアップロード、胎児の超音波画像を公開した母親も23%に上った。さらに、幼児向けのメールアドレスを既に作った親も7%いた。
 こうした行動の理由として、7割超の母親が「家族や友人と共有するため」と答えた。ただ、AVGは親の動機に理解を示しながらも、「プライバシー保護対策を講じなければ、情報はネット世界全体に流れてしまう」と注意喚起している。
 調査は9月に日本、米国、カナダ、欧州5カ国(英、仏、独、イタリア、スペイン)、オーストラリア、ニュージーランドで、2200人の母親を対象に行われた。』(10月9日付時事通信)


【ネットの怖さ】

ネット上で様々な検索をしていると、かなりの確率でブログなどに家族の写真や子供の写真を結構無防備に掲載している例を多く見かけます。それらは、単に友人や知人との情報交換や情報共有を目的としているものが多いのですが、おそらく今回の記事にある調査でもそのような「無邪気な」掲載が大半だという結果が出ているようです。

でも、ネットの怖さはその即時性と広範性です。いったん、掲載されると全世界に瞬時に広まってしまう。それがネットなのです。したがって悪意のある人間がそれを利用しようとすればいかようにも出来る。そういう怖さを知った上で写真なり、プライバシーに関する情報をネットに掲載するというある種の「覚悟」を持って利用する必要があります。

そうしなければ、突然、子供たちを大変な危険にさらすことになるのです。最近の児童ポルノに関する議論もその最たる例なのですが、無垢な子供たちを守るのは親や大人たちの責任であるということを肝に銘じておくべきでしょう。


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