2007年09月24日

【マナー論争】

中国でサッカーを巡ってひと騒動あっているようだ。

『日本の女子サッカー代表チーム「なでしこJAPAN」が、17日に杭州(中国)で行われた女子W杯1次リーグA組ドイツ戦で、観客からブーイングを受けたにもかかわらず、試合後に「謝謝」(ありがとう)と中国への感謝を表した横断幕を掲げたことが、中国内で論争に発展している。「勇気に感動した。見習うべきだ」と称賛する声と「過去の侵略を認めない日本の宣伝活動に感動するなど中国の恥だ」と反発する声がメディアも巻き込んで交錯。08年の北京五輪に向け、中国では観客のマナー向上が課題となっており、今後も騒動は広がりそうだ。

 日本チームが横断幕を掲げたのは、17日に杭州で行われた女子W杯のドイツ戦。ドイツ・サポーターを装った圧倒的多数の中国人観客からブーイングを浴びる中、0-2で敗れたが、選手は試合後に観客席前で整列。「ARIGATO 謝謝 CHINA」と書かれた横断幕を広げ、深々とおじぎした。

 翌18日、四川省の成都商報(電子版)が写真付きで伝えると、話題は全国に飛び火し、主要サイトには「最大の敗者は日本選手ではなく(マナーの悪い)観客だ」(中国網)と反省を促す書き込みが。しかし「日本に手心を加えるな」「ブーイングは当然」との反論も相次ぎ、一部ではネット上でののしり合いも起きているという。』(9月22日付スポーツ報知)


【礼節と伝統】

中国のことをとやかく言う前に、僕は先ず「なでしこJAPAN」に賞賛の拍手を送りたい。観客のブーイングの嵐の中で、冷静に日本人の見識の高さと礼儀正しさを身をもって示してくれたことに本当に感動する。こういうことは一朝一夕ではできないし、それなりの覚悟と見識が要るものだ。今を生きる日本人のバックには、過去の日本人の先祖たちが営々と築きあげてきた礼節を守るという伝統があるのだ。僕らはその伝統にもっと誇りを持っていい。同時にその伝統が国内では揺らぎつつあることも胸にしっかり刻んで、今日本人は何をすべきかについて考えるべきときだと思う。

そして中国。残念ながら現在の中国には中国が誇る過去の礼節の伝統はどこかに吹き飛んでしまったように見える。サッカーの観客だけではない。最近の中国産の一部の食品や製品に「節度なく」有害物質が含まれている問題も根は同じだろう。

【勝敗以前の問題】

だからと言って、中国を口汚く罵っても問題は解決しない。却って僕らの品位を貶めるだけだろう。中国の人達でしっかりと議論して、自ら解決していく問題なのだ。中国の人達は日本人を罵れば罵るほど、吐きかける唾は自分に返ってくることを肝に銘じるべきだと思う。

来年は北京オリンピック。日本は選手もスタッフも、日本で応援する僕たちもしっかりと中国が変われたかどうかを見てみようではないか。そして「節度を持って」日本チームを応援しよう。みなさんはどう思われますか。

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