2011年05月24日

【孫氏、動く】

ほんの少しではありますが、日本にも希望の光が見えてきました。

 『東日本大震災と福島第1原発事故の発生以降、原発依存からの脱却を訴えているソフトバンクの孫正義社長が、全国10カ所に大規模太陽光発電所「メガソーラー」を建設する検討に入ったことが21日分かった。

【大阪府も】脱原発にメガソーラー検討 広域連合で提唱へ

 関係者によると、「脱原発」構想を掲げる橋下徹大阪府知事が孫氏に共鳴。これをテコに孫氏は7府県でつくる関西広域連合などと連携。総額約800億円を投じて、1施設当たり1万~5万キロワットのメガソーラーを建設したい考え。事業費については、各自治体にも一部負担してもらうよう要請する方向だ。

 埼玉県の上田清司知事は21日、県内で記者団の取材に応じ、孫氏側が79億円、県など地元自治体が1億円をそれぞれ負担して、80億円の事業費でメガソーラーを建設する計画を進めていることを明らかにした。発電能力は約2万キロワット以上という。』(5月21日付毎日新聞)

【「狂気の沙汰」に挑む】

3月11日にもしかしたら日本だけでなく世界が終わっていたかも知れない福島第一原発の核惨事。あの日以降もまだまだ水素爆発や再臨界の危機は去っていませんし、依然として1号機から4号機の破壊された建屋からは放射能が放出され続けて、福島周辺の空気と土地と水と海水を汚染し続けています。

れほどの事態を経験しても未だに原発依存から抜け出そうとしない原発メーカー、経産省をはじめとする官僚組織や電力会社、そして原発に関わる学術関係者。それらの勢力に支えられた政治家たち。

自分たちの利益のためには国家が破滅しようと、子供たちの健康が脅かされようと、地球環境がどうなろうと一顧だにしない人たちに何度訴えても無駄かもしれません。それよりも、孫さんのように別の切り口で彼らに方向転換を迫って行く方が賢明なのかもしれません。そのひとつが今回のような事業計画の実現でしょう。まっとうな事業家やまっとうな政治家、まっとうな市民が、反対運動ではなく、新たなエネルギー事業によって既得権益集団の方向転換を促す、すばらしいことだと思います。こういう動きが功を奏するかどうかは市民の支持、そして天然ガスや自然エネルギーが今後市場原理に乗るかどうかにかかっていると思います。孫さんや橋本知事には是非頑張ってほしいです。


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