2011年05月31日

【IT先進国】

IT先進国の韓国はついにここまで来ました。

『韓国中部・公州(コンジュ)市の病院に、過度のインターネット利用により、突然逆上したり、引きこもりになったりした「インターネット中毒」の人を治療する専門の診療科が設置された。

 韓国では若年層の1割強がネット中毒と推定され、「ネット中毒診療科」は今後、増える可能性がある。

 韓国でネット中毒は正式な疾病として認定されてはいないが、国家情報化基本法は「ネット依存により身体、精神、社会的な機能障害を負った状態」と定義する。

 公州の病院ではまず、来院者にアンケートを行う。「インターネットをしていない時にも、ネットのことを考えている」といった全20問の設問に該当する割合が高いと、ネット中毒になっている危険性が高い。

 病院では治療として、集団で楽器をひいたり、せっけんを作ったりする作業を通して、対人関係改善の契機を作ると同時に、磁気をあてて脳を局所的に刺激して脳波の安定を図る。本来はうつ病に使われる治療法で、欧米ではすでに広く用いられているが、韓国では珍しく、効果が期待される。

 診療科の李在元(イチェウォン)部長によると、ネット上で文章を送り合って会話する「チャット」を頻繁に行う女性にネット中毒者が多い欧米と異なり、高速大容量回線が整備された「IT先進国」韓国では、ネットゲームに熱中する男性に中毒者は多い。

 韓国では、キャラクターを育成するゲームを好む余り、引きこもるになるタイプと、敵を倒すゲームにはまって周囲に攻撃的になるタイプに二分される傾向があるという。』(5月27日付読売新聞)

【ネット中毒に注意】

韓国のIT先進国ぶりは目を見張るものがあります。例えば、その普及率。2010年の時点で家庭内のインターネット普及率は95%と100%に近づいており、日本の78%と比べても驚異的です。また、住民登録などの電子政府機能も日本よりはるかに進んでいますし、学校教育でもインターネットを使った授業などが盛んに行われています。

そもそも韓国がこれほどIT先進国として発展したのは、1997年のアジア通貨危機がキッカケと言われています。あのとき韓国は国家的な金融危機に見舞われ、中小企業や財閥が次々に倒産、IMFの緊急支援を受け入れ、その代わりに様々な経済的な制約を受けることになりました。その後1998年にIMFからの借り入れを返済し、金融危機から脱出するとともに、IT産業やインフラ投資を積極的に行って現在のような強い経済が実現したと言われています。

しかし物事には常に二つの側面があります。インターネットの普及による経済の活性化とは裏腹に今回の記事のような心の病が韓国社会に広がっているというのがその裏の側面の最たるものかもしれません。

インターネットばかりに狂奔していると、いつのまにかリアルな世界の人間関係が稀有になり、引きこもりや攻撃的になったりと様々な精神的疾患とも言える人が増えてくるようですが、これは韓国に限らず日本でも潜在的には相当広がっているのではないかと思われます。僕自身もパソコンの前に座っている時間が多いのですが、やはり時々立ち止まってリアルな人間関係の世界に自分から戻っていくことを心がけていないければいけませんね。みなさんはどう思われますか?


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