2011年10月24日

【深刻さ増すタイの洪水】

タイの洪水が首都バンコクにまで迫っているようです。

『タイのインラック首相は22日、毎週恒例のテレビ演説で「首都バンコク(中心部)に洪水が迫っている」との危機感を表明し、国民に政府の対策への協力を呼びかけた。また、首相に災害対策の最高権限を与える災害防止法を21日に発令したことも明らかにした。

 災害防止法発令は、野党・民主党を中心に出ていた「政府の対策が後手に回っている」との批判を封じるねらいがあるとみられる。インラック首相は、被災地の大部分から水が引くまで今後4~6週間かかるとの見通しを示した。

 また、インラック首相は今後の洪水対策として、首都の運河の水門をすべて開き、北側から流れ込む水を南方のタイ湾に流す方針を改めて示した。民主党出身のスクムパン・バンコク都知事は、首都冠水を防ぐために水門を閉じていたが、首相は「閉じたままでは水があふれ、(首都外に)被害が広がるだけだ」と、開放への理解を求めた。10月28~30日は満潮で海面の水位が上昇する。

 一方、インラック首相によると、政府は国内各地に約1740カ所の避難所(収容能力80万人)を設け、これまでに約11万3000人の被災者を受け入れたという。』(10月22日付毎日新聞)


【世界各地で頻発する大自然災害】

タイの洪水の規模は尋常ではないようです。すでにバンコクでは、北部・東部計9区の住民100万人以上に避難準備勧告が出され、住民らが避難を始めているようですし、バンコク北部の工場団地も浸水しているため日系企業約460社が被害を受けているとの報道もありました。

このような大規模な自然災害は世界各地で頻発しています。アメリカでも竜巻の大量発生やミシシッピー川流域の大洪水がありましたし、パキスタンでも大洪水による甚大な被害が続いています。身近には韓国のソウルでの大水害もありました。日本も例外ではありません。つい最近では奄美大島や紀伊半島での大雨被害などが出ています。

これらの洪水被害は、気候変動による気圧・気流の世界的変化がもたらしているものと考えられますが、山間部や農村部だけでなく都市部へも被害が拡大し、その規模が従来では考えられないような巨大のものになってきているため、企業や都市住民の活動に重大な脅威を与えています。

これからはいつどこで過去の経験則では測れないような自然災害が起こるか分からないということを肝に銘じておく必要がありそうです。


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