2011年11月25日

【自ら認める】

東京電力が来年夏も原発なしでも電力を十分供給できるという試算をまとめたそうです。

『東京電力が来年の夏に向け、保有する全ての原発が東日本大震災の影響や定期検査で停止しても、火力発電や揚水式発電の増強により、今夏の最大供給力を上回る約5700万キロワットを確保できるとの試算をまとめたことが22日、東電関係者への取材で分かった。

 東電は福島第1原発事故後も「原子力は重要な基幹電源」との立場を変えていないが、実際には原発がなくても計画停電などの影響が出ない可能性が高い。原発を中心とした供給計画を立てているほかの電力会社にも影響を与えそうだ。

 国内の商業用原子炉54基のうち、東電は電力会社トップの17基を保有している。』(11月22日付共同通信)

【罪深かった計画停電】

東京電力というのは今回の福島第一原発の核惨事を引き起こしたことによって、日本だけでなく世界で最も信用のおけない企業として知れ渡っています。しかもあれだけの重大事故を起こしておきながら、会長をはじめとする経営陣はそのまま居座り、政府の助けを借りて延命することに成功しているのですから仰天ものです。日本がまともな国であれば、責任者はすべて刑事告訴されて経営者は牢獄行き、企業も破たんは免れなかったでしょう。それだけではありません。自分たちの怠慢が主な原因で原発の安全を守れなかっただけでなく、電気の安定供給という電気事業者としての最低限の仕事も出来なくなりそうになったために、そのツケを計画停電という名のもとに国民に押し付けたのですから開いた口が塞がりません。

そんな企業の試算など到底信用できないのですが、今になって原発がなくても来年の夏のピーク電力は賄えるとの試算をするというのは原発を何が何でも守りたい電力会社としてはあまり出したくない試算ではないかと思います。

原子力ムラの嘘に次ぐ嘘は聞き飽きていますが、今回こういう試算を明らかにした東電だけでなく、本当に国民のことを考えて電力供給をするというのなら他の電力会社も少しでも国民に真実を伝えるような格好だけでもしてもらいたいものです。


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