2011年11月27日

【大関へあと1歩】

いよいよ今日の千秋楽が見ものです。

『大関とりの関脇稀勢の里が栃乃若を押し出して10勝目を挙げた。昇進の目安となる直近3場所33勝まで、あと1勝としたが、昇進案件を管轄する審判部から千秋楽で負けても昇進を認める意見が出てきた。琴奨菊戦の結果によらず、新大関が誕生する機運は高まっている。13日目で21度目の優勝を決めた横綱白鵬は大関日馬富士を下し、史上最多となる9度目の全勝優勝へ王手をかけた。

 迷いを振り切った。稀勢の里が右、左、右、左と休まず突いて出る。新鋭の栃乃若をまったく寄せつけず押し出すと、小さく息をついた。今場所10勝目。3場所合計では32勝目。昇進の目安を考えれば“王手”をかけた一番のはずだった。

 しかし、新たなヒーローの出現を望む協会内部のムードは一歩先を行っていた。中村審判副部長(元関脇富士桜)は直近6場所で横綱白鵬と3勝3敗であることを評価し「数字だけじゃなくて、と話している人もいる。1年間で相当、いい成績を残しているから」と、勝数以上に内容を重視することを示唆した。

 審判部は千秋楽の昼に稀勢の里の昇進について会議を開く。「仮定の話はできない」とする貴乃花部長(元横綱貴乃花)も「勝つにこしたことはない」と微妙な言い回しで、部内に10勝での昇進を認める意見があることをうかがわせた。

 10勝で昇進を決めた例は、1場所15日制が定着した1949年5月場所以降では3例しかなく、初代貴ノ花が昇進を決めた72年秋場所以来39年ぶりとなる。直近3場所合計32勝での昇進も13勝2敗で優勝した99年初場所の千代大海以来。稀勢の里の相撲内容が、それだけ高く評価されたと言える。

 稀勢の里は「慎重なんじゃない。必死ですよ」と取組を振り返った。大関という地位への意識を聞かれても「それはまだ」とさえぎった。もちろん、負けて昇進するつもりはない。「思い切っていくだけ。後悔しないように。気負う必要はない。自分の相撲を信じるしかない」と琴奨菊戦に全力を出し切る。』(11月27日付デイリースポーツ)

【苦難を乗り越えよ】

把瑠都との一戦に敗れた14日、稀勢の里関は相当意気消沈したのではないかと思っていましたが、昨日の栃の若との一戦ではその迷いを吹き飛ばすように栃の若を一気に押し出しました。やった、これで10勝だ、思わずテレビの前で手をたたきました。あと1勝でつい3週間ほど前に突然この世を去った先代鳴戸親方の悲願だった大関昇進に大きく前進するのです。

先代の鳴戸親方の逝去は本当に突然の出来事で、場所直前に親方をなくした稀勢の里関の心中は察するに余りあるものがあります。そんな中、一生懸命歯を食いしばって先代親方の「夢」を実現しようと頑張っている稀勢の里関になんとか今日勝ってもらいたい、そして大関になってもらいたいです。複雑なのは、相手が地元・福岡の琴奨菊ということ。どちらも応援したいのですが、はやりこの一戦は稀勢の里関を応援します。

稀勢の里関がこの苦難を乗り越えて大関になれば、先代親方への心ない中傷批判を繰り返していた週刊誌等一部マスコミの雑音をはねのけて鳴戸部屋の猛稽古が生んだ大関の偉大さ、さらには先代親方の偉大さが世間で見直されることになると思います。そのためにも頑張れ、稀勢の里関!! 稀勢の大関昇進を亡くなる直前まで楽しみにしていた先代親方が天国から見ていると思います。


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