2011年12月22日

【ネイチャーに論文】

鳩山氏らが福島原発の国有化に関する論評を発表しました。

『鳩山由紀元首相と衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会委員の平智之議員(両氏とも民主党)は連名で、東京電力福島第一原発事故の真相を究明するには福島第一原発を国有化しなければならないとする論評を、15日付の英科学誌ネイチャーに寄稿した。同論評は英文だが、平議員が編集した訳文が同誌の日本語版サイトに掲載されている。

論評では、事故について再臨界の可能性」「核爆発の可能性」「メルトダウンの可能性」を検討。その中で、3月14日に起きた同原発3号機の爆発は、ウランより重い元素が周辺から検出され、しかも建屋の鉄骨が高温で溶けてねじ曲がったと観察されることを踏まえて「核爆発がもっともらしいと思われる」と指摘する。

その上で同論評は、事故に関する情報を東京電力から収集するには福島第一原発の国有化が不可避であり、事故の収束には「原子力産業界の技術者の一部にみられる致命的な楽観論を打ち破る」ための特別な科学評議会が必要だとしている。』(12月15日付オルタナ)

【東電の許されない犯罪】

たとえ最悪の事故を起こしたことが東電の言う「想定外」だったことを仮に認めて事故の責任のすべてが東電ではないとしても、事故後も続く情報隠しや責任逃れの体質、さらには被害を受けた方々への補償よりも自分たちの保身ばかりに拘泥し、国に責任を転嫁する態度を見ていると、福島第一原発の事故原因の究明は東電の都合のいいように曲解されて、事故の教訓は生かされない可能性が高いと僕も思います。

だから国有化がいいとは言いませんが、少なくとも東電から福島第一原発を分離して徹底的な情報公開を行わなければ本当の事故原因の究明は出来ないでしょう。そういう意味で鳩山氏の主張は筋の通ったものだと思われます。ただし、鳩山氏は海外で論文を発表するだけでなく、与党民主党の首相経験者としてしっかりと自論の実現のために動いてほしいと思います。論文発表だけで終わるならば、他の無責任政治家たちと同罪です。


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