2012年01月23日

【13勝全勝で優勝】

千秋楽を待たずに13勝を決めて優勝は立派です。

『大関把瑠都(27=尾上)が初優勝を決めた。大関琴奨菊(27=佐渡ケ嶽)を下手投げで下して無傷の13連勝とし、2差で追ってくる横綱白鵬(26)が結びの一番で敗れたため、この時点で把瑠都の優勝が確定した。「夢のよう。人間、やればできる。立ち合いでちょっと高かったけど、最後は思い切り投げた。母と妻に感謝している」と感慨に浸った。
 12日目には大関稀勢の里との優勝の行方を左右する一番で立ち合い変化。真っ向勝負を避ける内容に館内から「帰れ」コールや大ブーイングを浴びた。それでも一夜明け、自慢の怪力を生かした相撲で白星を積み重ねた。
 角界初のエストニア人力士。欧州出身では大関琴欧洲(ブルガリア出身)以来の幕内頂点に立った。「自分の相撲を、まずあと2日間取ります」。次の春場所(3月11日初日、大阪府立体育会館)では綱とりを目指す。』(1月21日付日刊スポーツ)


【エストニアの若武者】

把瑠都は身長198cm、体重188kgの巨漢を擁するエストニア生まれの青年で、小学校6年生のときに相撲と運命的に出会って来日、立派な力士となりました。把瑠都の魅力はその巨漢を活かした豪快な相撲と、人懐っこい笑顔と優しさ。エレナ夫人と海釣りに行ったり、母親を大切にする家族思いの一面もファンの心をとらえている大関把瑠都の魅力のひとつでしょう。

そんな大関が今場所ついに初優勝を飾りました。それも土曜日までは全勝の勢いです。思えば破竹の勢いで大関に駆け上がった平成22年の3月場所でそのまま横綱に昇進するのではないかと思わせるほどの勢いだったのですが、大関昇進後は不振が続いてなかなか優勝には至りませんでした。しかし、今場所は違った。あれよあれよという間に連勝を続けて、横綱白鵬が3敗を喫した土曜日にはあっさりと初優勝となったのです。

新大関稀勢の里をかわした一戦はいかにもいただけない土俵さばきで場内からもブーイングの嵐が起こっていましたが、まあ、どんな勝ち方をしても勝ちは勝ちです。初優勝の快挙に免じて大目に見ることにしましょう。

おめでとう、大関、これからもがんばって横綱昇進を勝ち取ってください。



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