2012年09月27日

【新総裁誕生】

安倍晋三元首相が自民党の新総裁に選ばれました。

『「投げ出さないで」「原発ゼロを」。自民党総裁に安倍晋三元首相が選出された26日、東日本大震災の被災地からは、次期首相候補にさまざまな声が聞かれた。

 岩手県陸前高田市で被災者用の共同浴場をつくるなど地域支援に携わる建設会社社長高萩善夫さん(68)は「今回こそは途中で投げ出さず、震災復興に向けた仕事をしてほしい」と注文を付ける。

 被災者から住宅再建の相談をひっきりなしに受ける。「資金繰りに悩み、再建をあきらめかけている人も多い。野党として、民主党の無駄な予算をチェックして、被災者の生活支援に回してほしい」と訴える。

 仙台市の仮設住宅で暮らす佐藤みよさん(63)は、同市宮城野区の自宅が災害危険区域に指定され内陸に移転する予定だが、再建費用の負担がのしかかる。「安倍さんは被災地に関心があるようには見えない。おぼっちゃま議員に私たちの苦しい状況が分かるのかな」と冷ややかだ。

 東京電力福島第1原発事故で避難生活が続く福島県。飯舘村から福島市の借り上げ住宅に避難している小林貞美さん(58)は、進まない除染や今後の住まいなど、生活の見通しが見えないことに不安が募り「福島への関心が薄れてきたような気がする」と話す。

 安倍氏は公約で「脱原発依存」を掲げるが、野田政権の2030年代の原発稼働ゼロ方針については否定的だ。小林さんは「原発はゼロにすべきだ。それを言わないなら、自民党に政権は取ってほしくない」と話した。』(9月26日付スポーツニッポン)

【脱原発に否定的な自民党】

この記事にあるように安倍氏は一応「脱原発依存」を掲げているものの、持って回ったような「脱原発依存」という言い方そのものが原発の現実から逃げようとしていると言われても仕方がないでしょう。フクイチの核惨事を直視することなく、ひたすら既得権益の擁護ばかりに走る自民党の体質は総裁候補者すべてに見られたし、安倍氏もそのひとりです。国民の原発に対する不安感に何ら真正面から向き合おうとしない政党とそのトップにはまったく信頼は置けないというのが正直な気持ちです。福島で被災し、今も放射能汚染の恐怖にさらされている方々が警戒するのも無理のない話です。

それだけではありません。安倍氏は一度首相の重責から逃れるために病気を理由に途中でその重責を投げ出した人物です。にもかかわらず領土問題や国防に関する発言だけは勇ましい。戦地での実戦経験もなく、安全なところからタカ派的発言を繰り返す人物ほど胡散臭いと思うのは僕だけでしょうか。

民主党政権のていたらくには辟易していますが、それ以上に脱原発にまったく真剣に取り組もうとしない自民党には政権に絡んでほしくないと切に思います。


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