点眼後の目パチパチは間違い?

luckymentai

2010年03月24日 08:23

【不適切な点眼?】

意外にみなさん、点眼後に目をパチパチさせていませんか?

『点眼のあとの目パチパチは禁物--。目薬をさしたあと目をしばたたかせるなど、不適切な点眼をしている人が9割を超すことが、医薬品メーカー、ファイザー(東京都渋谷区)の調査で分かった。

 同社は、緑内障患者など病院で複数の目薬を処方された経験がある40~60代の男女1200人を対象にインターネットで調査した。

 適切な点眼後の行動は「しばらく目を閉じて、薬が鼻やのどに流れないよう目頭を軽く押さえる」だが、適切な点眼を実行している人はわずか5.8%。最も多い43.3%が「目をパチパチさせている」で、「しばらくの間、目を閉じている」30.2%、「しばらくの間、目を見開いたままじっとしている」15.1%など、計90%以上が不適切だった。

 「目をパチパチさせる」人の88.3%が「目薬が目全体や患部に行き渡ると思うから」と答えた。この方法では、薬が外に流れ出てしまい、十分な効果が得られないという。

 目薬の1滴は、目の中にためることができる適切な量だが、33.5%が2滴以上さしており、3人に1人がさし過ぎだった。また、2種類以上の目薬を処方された場合、約5分以上の間隔を空けていない人も37・2%いた。』(3月22日付毎日新聞)


【意外な盲点】

僕もこの2年ほど目医者さんにかかることが多くなって今までの点眼方法がまるっきり間違いだと知って驚きました。まさにこの記事に書いてある通り、点眼するのは1滴、しかも点眼をしてからしばらく目を見開いたままにしておくのが正しい点眼方法なのです。それまでは何滴も点眼したり、目をパチパチしたりしても当然と考えていたのです。

最近は仕事でパソコンを使わない人はほとんどいないのではないでしょうか。特にデスクワークの多い方々はパソコンを使って一日中仕事をしておられるのではないかと思います。そういう方は特に目の健康に注意する必要がありますが、点眼もその注意するべきことのひとつです。

点眼を適切にしなかったからと言って目が見えなくなるわけではありませんが、日頃から目を大事にしておかないと目の疲れから思わぬ病気にならないとも限りません。みなさん、気を付けてくださいね。

関連記事