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2008年09月01日

【柳楽君、自殺未遂?】

いったい、柳楽優弥さんの心にどんな不安が広がっていたのでしょうか。

『29日午前2時20分ごろ、俳優、柳楽優弥さん(18)の東京都品川区内の自宅マンションから119通報があり、柳楽さんが救急車で病院に運ばれた。東京消防庁などによると、大量に薬を服用したとみられ、急性薬物中毒だったが、命に別条はないという。

 柳楽さんは平成16年公開の映画「誰も知らない」に14歳で主演し、第57回カンヌ国際映画祭で日本人初の最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞。その後も、映画やテレビドラマ、CMなどで活躍している。

 公式ブログでは約2週間前の16日に「応援してくれる人へ、俺の気持ちを伝えたいと思います」「ここ1年間で俺、体調崩しちゃってました」「俳優、柳楽優弥は世界に1人なわけで、俺は俺らしくやっていきたいと思う」などと心境を綴っている。』(8月29日付産経新聞)


【若くして世に出ること】

柳楽さんと言えば、この新聞報道にあるようにたったの14歳でカンヌ映画祭で日本人初の最優秀主演男優賞を受賞した逸材です。 「まだその衝撃的なデビューから4年しか経っていないのになぜ?」というのが正直な感想です。
8月に公式ブログが立ち上げられ、その中で少しばかり心情を吐露していますが、きっと体調を崩してテレビや映画への露出が減っている間にいろいろなことがあったのでしょう。

たった14歳での突然のデビューというのが、柳楽さんのナイーブな心に与えた衝撃は普通の人が考えれないくらい大きなものだったと想像します。若くして世に出ることは、人によっては人生の歯車を大きく狂わせることが多々あるようです。芸能界のような派手な世界ではなおさらで、よく家庭崩壊にまで追い込まれた元子役の話が取り上げられたりしますよね。

【ゆっくりしいや、柳楽さん!】

とにかく、一命を取りとめて良かった。自殺未遂だったのかどうかは定かではありませんが、何かを思いつめて薬を飲んだのでしょうから問題はこれから心をどう回復していくかでしょう。

過去の輝かしすぎる自分は捨てて、ほんとうに自分らしく生きていってほしいと思います。自分らしく生きられれば、俳優にこだわる必要もない。ゆっくりしいや、柳楽さん!

《参考》

・「柳楽優弥のオフィシャル・ブログ」→http://www.blog-stardust.jp/yagira/

・「柳楽優弥のウェブサイト」→http://yuyayagira.jp/yu.html#section1
  
タグ :柳楽優弥



2008年08月04日

【天才、逝く】

ギャグの天才が天国に旅立った。

『「天才バカボン」などのギャグ漫画で一時代を築いた漫画家の赤塚不二夫(あかつか・ふじお、本名藤雄=ふじお)さんが2日午後4時55分、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。72歳だった。旧満州(現中国東北部)出身。葬儀は未定。
 1946年に旧満州から引き揚げ、奈良県と新潟県で少年時代を過ごす。故手塚治虫さんの漫画に感動して漫画家を志し、中学卒業後に上京。化学薬品工場で働きながら漫画を投稿した。56年、「嵐をこえて」でデビュー、故石ノ森章太郎さんらとアパート「トキワ荘」で暮らし、腕を磨いた。
 62年から少年サンデーに連載した「おそ松くん」が爆発的な人気を獲得。以後、「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」「もーれつア太郎」とたて続けにヒット作を出し、これらの漫画から生まれた「シェー」「これでいいのだ」などのせりふやポーズが大流行した。
 漫画以外の分野でも、テレビ番組の司会者を務めたり、オペラ、ミュージカル、ジャズフェスティバルなどを手掛けたりした。ピアニストの山下洋輔さん、タレントのタモリさんなど交友関係も広かった。97年日本漫画家協会文部大臣賞、98年紫綬褒章受賞。』(8月2日付時事通信)


【日本漫画の原点】

赤塚不二夫さんといえば、僕らの世代は「おそ松くん」・「天才バカボン」を真っ先に思い出す。赤塚さんは、藤子不二雄、石ノ森章太郎などの漫画界の大御所たちと親しく、しかも同時代に生きて今の日本漫画界の礎を創ってきたまさに漫画の天才なのだ。

その赤塚不二夫さん、ガンを宣告されても好きなタバコや酒をやめることなく、自由奔放な生き方を貫き通し、家族に看取られながらこの世に別れを告げられました。きっと、自らが創りだした漫画のキャラクター、おそ松くん、イヤミ、天才バカボン、ひみつのアッコちゃんたちに囲まれながら、 「わっはっは、人生はギャグなのだ」と言いながら一緒に天国に旅立ったのだろうと思います。

赤塚さん、楽しい漫画をありがとう。天国でも下界の人間を笑い飛ばし続けてください。心からご冥福をお祈りします。

  



2008年04月09日

【大阪名物消える?】

あの「くいだおれ人形」の運命は?

『大阪名物「くいだおれ人形」で知られる大阪・道頓堀の食堂「くいだおれ」が7月8日に閉店することが8日、分かった。建物の老朽化などが理由という。

 食堂「くいだおれ」は、昭和24年に創業者の山田六郎氏が開店。翌25年に赤白のストライプに眼鏡をかけた「くいだおれ人形」こと「くいだおれ太郎」を設置。大阪の賑わいの象徴的な存在として人気を集めてきた。

 「くいだおれ太郎」について、同店では「昔からのお客さまがいらっしゃるので、くいだおれらしく華々しくフィナーレを迎えたい。(人形については)それが済んだらゆっくり考えたい」と話しており、人形の今後については「未定」だという。』(4月8日付産経新聞)


【主の気骨】

大阪・道頓堀と言えば、大方の人は「ああ、あのくいだおれ人形のある」と思うのではないでしょうか?それほど全国的に有名な人形ですよね。

この人形を飾っている食堂の主である山田六郎さんはアイデアマンであたらしもの好きらしく、1949年(昭和24年)に焼け野原となった大阪で戦後の復興に寄与することを目指して食堂として創業されてから、1952年のテレビ受像機の設置や空調設備の導入など、その時々の流行をいち早く取り入れることで有名だったそうです。

くいだおれ人形もそのアイデアのひとつ。1952年のビル建設の際に融資を受けようとしていた銀行から「時代錯誤で町のイメージに合わず、加えて騒音まで出す人形」を撤去することを融資の条件にされたこともあるそうですが、それにもめげず融資は断って人形を守ったとのこと。すばらしい! 銀行に商売の王道、真髄なんてわかるはずもありません。そんな気骨が人形の存在を全国に知らしめ、今日までの食堂の隆盛に結びついたのでしょう。

【新天地で活躍を】

そんな素晴らしい過去を背負ったくいだおれ人形と食堂が姿を消すなんて、5兆円もの借金にあえぐ大阪にとって大きなイメージダウンどころかイメージ消失になってしまいます。

きっと、アイデアマンの山田さんには秘策があるのでしょうが、ぜひこの「くいだおれ太郎」君には大阪の名物として、大阪の別の新天地での再デビューをお願いしたいですね。くいだおれずに歯を食いしばってでも頑張れ、くいだおれ太郎!!
  



2008年03月20日

【全て売ります】

ひとりの離婚男の記事が目に留まりました。

『結婚生活に終止符を打ったオーストラリアの男性が新しい人生を歩みたいとして、自宅や仕事、友人などを米ネット競売最大手のイーベイに出品することになった。パースに住むイアン・アッシャーさん(44)が18日、当地のテレビ番組に出演して発表した。
 オークション開始日は、6月22日。自宅とその他の人生すべてをセットで競売にかけるという。
 詳細は、イーベイのサイトへのリンクが貼られたアッシャーさんのサイト(www.alife4sale.com)で確認できる。
 アッシャーさんは、オークション終了後には財布とパスポートだけを持って新しい人生を始めるつもりだと語った。また、オークションのことを聞きつけた別れた妻からは「少しおかしいのではないか」と言われたことも明かした。』(3月18日付ロイター通信)


【男の清算、それとも成算?】

記事にあるとおり、イアンさんは本当に愛する妻との離婚を理由に彼女と自分の思い出すべてを忘れるべく自分以外の全ての物を競売にかけているのです。それもインターネット時代らしく、あのイーベイに出品して全世界に競売に出すという「勇気ある」行動。

競売にかけるのは、自宅、車、バイク、アウトドアグッズから、友達、仕事にいたるまでイアン氏の人生そのものに関わるものすべてということで、総額にすると50万豪ドル、日本円で44百万円ほどだそうです。

果たしてイアンさんは、今までの人生を本当に清算するためにこんな行動に出たのか、それとも何らかの成算があってのことなのか。

イアンさんのサイトを見ると、彼が何故こんなことを思いついたのか、そして別れた妻との顛末を詳しく知りたい人は、彼の伝記を2.95豪ドル(260円)で公開しているとのことで、このあたりがちょっと氏のちゃっかりしている部分なのですが・・・・単なる中年男の離婚話の顛末を知りたい人がどれくらいいるのかわかりませんが、これほど大々的に世の中に自分を売り込んでから、今までの人生すべてを清算して出直すというのも面白いかもしれませんね。

みなさんは、このイアンさん支持しますか?そして伝記を読んでみますか?

《参考》

・Ian is selling his whole life ? home, car and even job ? on eBay, blaming it all on his wife. But is it just a ploy to make him a millionaire? - Daily mail  


2008年02月14日

【花形七人衆】

歌舞伎の若手花形七人というと誰かご存知ですか?

実は僕も知りませんでした。でも今回博多座での歌舞伎公演を観てわかりました。わかっただけでなく、次代を担う若手俳優の技とエネルギーに魅了されました。

それは7年前の新春浅草歌舞伎出演を契機に、東京まで来られない人たちのためにと地方公演を誓い合った七人です。

すなわち、市川亀次郎、中村獅童、中村勘太郎、中村七之助、中村亀鶴、市川男女蔵、片岡愛之助。

【クールな演技】

その最初に選んだ舞台が博多座。嬉しいですね。博多っ子や九州各地のお客さんがその若手俳優の熱い思いに応えるように満員御礼の客席。若い女性の観客が目立ちます。後ろのほうにはシルバー人材センターのご一行も。

演目の最初は『義経千本桜』の二段目の渡海屋と大物浦。千本桜は義経を狂言回しにして壇ノ浦で滅んだ平家一門の中で、平知盛、平維盛、平教経三人が生き延びたという設定でその運命を描く、これぞ歌舞伎といえる作品のひとつ。その二段目は平知盛が主役で、今回は中村獅童が演じます。

中村獅童といえば、竹内結子との離婚騒動で男を上げましたが(?)、「男たちの大和」や「硫黄島からの手紙」などの映画やテレビでの役どころに見るごとく、甘いマスクと荒々しそうな言動、そしてその独特の存在感が女性を惹きつける異色の役者です。

今回は、義経の復讐に失敗し、大物浦で大きな碇もろとも海中に身を投げる平知盛役で人間のおろかさ、悲愴、業の深さを演じてますますその男臭さに女性ならずとも惹きつけられました。まさに今回の芝居の大一番でした。

【世代交代の醍醐味】

それにしても若手歌舞伎七人の活躍は目を見張るものがありました。勘三郎の長男勘太郎は祖父の当たり役である家の芸でタップダンスを取り入れた「高坏(たかつき)」を見事に演じていましたし、七之助は義経千本桜で女房お柳という女役の大役を、その細面の顔立ちを生かして立派にこなしていました。七之助は「ラストサムライ」の明治天皇役が脳裏に蘇ります。

弁慶役の男女蔵は父左團次にますます似てきて存在感がありました。片岡愛之助の相模五郎や亀鶴の入江丹蔵もなかなか味のある演技。そして最後の演目だった「団子売」での亀次郎と愛之助の軽快な踊りも心が和みました。

歌舞伎はうまく世代交代をこなして伝統を承継をしなければ存在しないという厳しい世界です。世間一般では世襲が続けば甘えが出来ていろいろなところにほころびも出てきます。それを逆に高めていく宿命を背負った歌舞伎役者たち。若手七人衆のこれからの活躍に声援を送りたいですね。  


2008年02月12日

【下から見た猫】

普段見慣れているものでも違うアングルから見るとこんなにも違うんだというのを強烈に感じる写真についての記事をご紹介します。

『猫が座っているのを下から撮影した写真を掲載したブログ「IDEA*IDEA」が話題となっている。

 猫が座っているところはしばしば見る光景だが、それはあくまでも前や上や横から見るもの。ここで掲載されている写真は、ガラスのテーブルに座る猫を下から撮ったものだ。座っている時、手がどのように収納されているかが分かり、筆者は「ホワイトベース的。まだまだ世の中見ていないものがある」と感慨深く眺めたという。

 この写真を見た人々は「手がおもしろい」と身近な光景の裏に隠れた盲点に驚いたようだ。』(2月11日付ネタりか)


考えてみれば、鳥の置物なんかもこういう形をしているんでしょうから当たり前といえば当たり前なんでしょうが・・・・でも不思議なカタチですねえ。  


2008年01月18日

【イライラ解消?】

空港の手荷物受け取り場所でなかなか出てこないスーツケースをいらいらして待った経験がある方は多いのではないでしょうか。でもこんな「モノ」がベルトコンベアで運ばれてきたらイライラも吹き飛びそうですね。

 『大分空港(大分県国東市)の手荷物受取所ではベルトコンベアーに乗って巨大なエビやウニの「握り寿司」が回転、イライラしがちな預け荷物を待つ乗客の目を楽しませている。
 巨大握りはもちろんニセモノ。回転寿司にヒントを得た地元の観光団体「ツーリズムおおいた」などが2007年5月、大分の豊かな海産物をPRするため、これを回してしまった。
 同空港で働く「ツーリズムおおいた」の河野茂文さんらがベルトコンベアーを見て「ここに寿司を回してみたら楽しいのでは」とひらめいたのだという。ウレタン樹脂製で重さ約25キログラムというド迫力の握りが出現すると、あちこちから歓声とも失笑とも取れる反応が。「ツーリズムおおいた」は「同空港に下り立った観光客は旅の始まりから早速、このユニークな試みをネタに盛り上がる」と胸を張っている。
 これではギャル曽根も「完食」は無理? 』(1月17日付産経新聞)


【アイデア勝負】

このニュースを見て、これからは何でもアイデア勝負の時代だなあと感心しました。空港のベルトコンベアと回転寿司。簡単に結びつきそうで、実際にはなかなかこの二つを結びつける発想が浮かんでくるものではありません。

何とか地元の海産物をPRしたいという切実な思いがユニークなアイデアを思いつくきっかけになったのでしょう。

「ツーリズムおおいた」さんのアイデアに乾杯! 僕も一度ベルトコンベア寿司を見てみたくなりました。  


2007年10月18日

【逃げ回る目覚まし?】

ユニークな目覚まし時計がどんどん登場して売れているというニュースが目に留まりました。

『普通の目覚まし時計では起きられない-という朝寝坊に、強い味方となってくれそうなユニークな目覚まし時計が次々に登場している。セットした時刻になると走り回って逃げる、床に投げつけて止める、時限爆弾をイメージしたタイプなど、眠気を一気に吹き飛ばすスリリングな目覚ましが人気を集めている。
 「なぜ、私の目覚ましはちゃんと起こしてくれないの?」。朝が苦手で、普通の目覚ましに疑問をもった米マサチューセッツ工科大の学生だったガウリ・ナンダさんが考案し、全米で話題を集めたのが「ナンダクロッキー」だ。
 設定した時刻になると、ロボットや宇宙人がおしゃべりしているような電子音を発しながら、部屋の中を走って逃げ回る。起きて捕まえないとアラームを止められない仕組みだ。
 先月、大阪のアークトレーディングが国内販売を開始すると人気に火がつき、たちまち約5000個を売り上げた。』(10月14日付産経新聞)


【爆弾型から貯金箱まで】

同じ産経新聞の記事によると、ナンダクロッキー以外にも面白い目覚ましが続々登場しているとのこと。ひとつは手榴弾型目覚まし。壁や床などに投げつけてアラームを止めるという斬新な商品だそうで、その名も「投げて止める!目覚まし時計」。投げて止めるというスタイルでは、野球ボール型、サッカーボール型もあるそうです。

その他にも「フライングアラームクロック」というネーミングの目覚まし時計は、設定時刻になるとプロペラが飛び出し、本体に戻さないとアラームが止まらない仕掛け。また小銭を入れるまで音が鳴り続ける「バンクロック」は、朝から貯金もできるという「堅実型」の時計もあるそうです。

【楽しい目覚め】

それにしてもいろいろな目覚まし時計を考えるものですね。商魂たくましいメーカーさんに頭が下がります。

朝寝坊で会社に遅刻したことがあるアナタ、二度と失敗を繰り返さないためにユニーク目覚まし時計を購入してみてはいかがですか?  


2007年10月07日

【牛糞からバニラ?】

世の中にはいろいろなことを考える人がいるんですね。牛糞からバニラ?興味は沸きますが、それだけにとどめたい発明です。

『人を笑わせ、考えさせて科学への興味を誘う研究などに毎年贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞を日本人研究者の山本麻由さん(26)が受賞し、ハーバード大学で4日授賞式が行われた。日本人の同賞受賞は12件目。ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究が対象。山本さんは「受賞は廃棄物の活用法を知ってもらえるよい機会。ただ、この方法で抽出したバニリンは食物には向かないかも」と語った。
 山本さんは国立国際医療センター研究所の研究員だった04年に今回受賞した抽出方法を開発した。牛糞1グラムに水4ミリリットルを加え200度で60分間加熱すると、1グラムあたり約50マイクログラム(マイクロは100万分の1)のバニリンが抽出できた。』(10月5日付毎日新聞)


【日本人で11人目】

このイグ・ノーベル賞は「裏ノーベル賞」とも呼ばれていて、米国の「ユーモア科学研究ジャーナル」誌の編集長、マーク・エイブラムス氏が91年に創設したそうです。これまでに日本人は11人が受賞しているとのことで、あの発明家のドクター中松氏や犬語翻訳機「バウリンガル」の開発者なども受賞していてなかなかユニークです。

※日本人受賞者の一覧(ウィキペディア)

 今年の受賞は10分野で▽平和賞(米空軍ライト研究所、敵兵同士を恋に陥らせ士気を削ぐ化学兵器の研究)▽言語学賞(スペイン、逆に話された日本語とオランダ語をラットが区別できないことを発見)▽経済学賞(台湾、銀行強盗捕捉装置の発明)などがあり、山本さんは見事にその中の化学賞を受賞されました。

授賞式では山本さんに同賞の今年のテーマ「ニワトリ」のトロフィーが手渡され、山本さんの名が冠されたアイスクリームを壇上のノーベル賞学者らが試食したとのこと。他の受賞者はいい迷惑だったのかも。

それにしても思わず笑えるユーモアたっぷりのイベントですね。  


2007年10月05日

【ブームの予感】

あのプチプチとはじける感触がいつでも暇なときに体験できたら・・・・というプチ願望を満たしてくれる玩具が大ブームの予感です。

『バンダイ(上野和典社長)は10月1日、キーチェーン玩具「∞(むげん)プチプチ」が、9月22日の発売から9日間(9月末時点)で、販売数30万個を突破したと発表した。この好調を受け、販売目標の100万個を上方修正し、08年3月までに200万個の販売を目指す。

 「∞プチプチ」は、プチプチをいつまでも気持ちよく潰せることに特化したキーチェーン玩具。表面の気泡の粒を指で押すとプチプチとはじける感触を味わえ、内蔵スピーカーから出る効果音で、本物のプチプチを潰しているような感覚が楽しめる。』(10月2日付BCN)


【アイデアの勝負】

この玩具、なかなかツボを心得ているようで、プチプチ感覚が楽しめるだけではありません。プチプチしていると100回に1回の割合で「おなら」「セクシーボイス」「ドアのチャイム」「犬の鳴き声」などの効果音を聞くことができる遊び心を盛り込んであるそうです。そりゃ、楽しそうですよね。

今まさにそういうユニークさが受けて20-30代の男女を中心に、子どもから大人まで幅広い世代が購入していて大ヒットの予感。この玩具、カラーはホワイト、ブルー、ピンク、オレンジ、ブラックの5色で、価格はいずれも819円とお手ごろです。

みなさんも買ってみませんか? ただし、プチプチ遊び、会社ではやめたほうがいいかも。  


2007年09月23日

【博多の女(ひと)】

カーネギーホールで歌ったことのある博多出身のボーカリストって知ってますか?そう、高橋真梨子です(彼女のオフィシャルサイトはここをクリック!)。

その高橋真梨子のコンサートにまた性懲りもなく行ってきました。今回4回目にして初めて前から3番目、ステージの高橋真梨子まで5メートルくらいの特等席で見ることが出来ました。ファンクラブに入ってチケット入手したおかげです。

近くで見る高橋真梨子は、写真やテレビより若くて美しく、声も素晴らしかったです。もともとバラードの女王と呼ばれているくらいの人だからか、歌は抜群、声量もあり、幅広いジャンルを聞かせてくれるので2時間あまり存分に楽しめるコンサートでした。

ご主人ヘンリーさんのバンド8人との息も合ってます。

最近、中高年のファンを中心に結構人気が高く、金土二日間の博多での会場となっているサンパレスは相変わらず立ち見も出るほどの盛況です。僕も大人の雰囲気とさりげなさを持ち、世界にも通用する歌唱力を持つ彼女は、博多っ子として大ファンです。そう、彼女は博多っ子の元気の源なのです。

【根強いファンの支持】

僕らの席の周りはさすがに熱烈なファンの人たちばかりのようで、静岡から来たという女性や常連の男性が歌舞伎の大向うさんよろしく大きな声で真梨子さんに呼びかけていました。もちろん、いつものとおり、後半の「グランパ」では総立ちで手を振って、静かな興奮が広がります。今年は真梨子さんは黒いドレスでシックに決めて、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」といったなつかしい曲や、「コバルトの海」と言った新曲を織り交ぜて僕たちを楽しませてくれました。

よく見ると50代から60代以上と見られる人ばかり。そう、僕の母が若い頃、高橋真梨子は中洲の「あざみ」という老舗のスナックの近くの彼女の母親が経営するライブハウスで「ペドロ&カプリシャス」のヴォーカルで唄っていたのです。(彼女の母親は10年ほど前に亡くなり、9月に福岡に来られるのは彼岸に合わせて供養も兼ねているのかもしれません。この日も手に母の形見の指輪をしていますと紹介していました。) その頃の人たちが皆そういう年代になっているのです。だから、彼女は全国でも知られていますが、博多ではシニアほどよく知っているのです。

【同時代に生きる】

以前ピンク色の衣装ですごく違和感があったこともありましたが、今回は全体としてシックで落ち着いた雰囲気にまとめていた真梨子さんです。若い世代のコンサートとはやや趣が異なるのは確かでした。

しかし、共通する部分もあります。生のコンサートの醍醐味というか、ファンを中心に歌手の歌とリズムにあわせて皆が立ち上がり会場全体が一体感に包まれるところは老いも若きも一緒です。

10年後ならともかく、100年後にはこのコンサート会場にいる10代も70代も皆この世にはいません。その中で同時代に生きているという共感、証(あかし)を得たいという心理が自然とそうさせるのでしょう。この瞬間を精一杯生ききる・・・これって大事にしたいですね。

また、来年もファンクラブでいい席をゲットして来たいと強く思った9月恒例の高橋真梨子コンサートでした。  


2007年08月06日

【大興奮! 今夏必見の映画】

元気通信ではあまり映画の紹介はしないのですが、真夏の暑さを吹っ飛ばして余りあるくらいの超ド迫力のハリウッド娯楽映画に久しぶりに出会いましたので、今回ばかりはみなさんにご紹介します。その映画とは、

マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の映画「トランスフォーマー」 です。

8月4日の封切りだったのでワクワクしながら観ましたが、もう、「よかったよ~、とにかく見に行ってみんね。絶対損せんけん!」というのが僕の素直な感想です(興奮して博多弁になりました)。

【迫力シーンの連続と青春コメディ】

映画が始まってから、ラストシーンまで息つく暇もなく、見せる、魅せる。宇宙から数十年も前にやって来て、地球上のあらゆるテクノロジー機器にひそかに侵入、地球侵略の時期を窺っていた悪玉エイリアン「トランスフォーマー」ロボットと、それを追って来た善玉エイリアン「トランスフォーマー」ロボットとの手に汗握る戦いのシーンが最新鋭のVFX技術を使い、大迫力の画面で観客を圧倒します。

しかもその映像の迫力だけがこの映画の魅力じゃないんです。スポーツカー・カマロに変身する善玉トランスフォーマーとダサい高校生サムとの友情、そしてガールフレンドのミカエラの間に芽生える恋、ユーモア溢れるコメディ・タッチの青春物語としても楽しめるのです。

もともとはこの映画の素材は、日本のタカラ(現タカラトミー)の変形ロボット玩具シリーズで、そのロボット玩具がアメリカに渡って“トランスフォーマー”と名づけられ、アニメーションになったものをスピルバーグ監督が是非映画にしたいとマイケル・ベイ監督に持ちかけたものです。従って、日本の子供達は飛び上がって喜ぶでしょう。

【「映画の精神医学」の批評が元】

僕はこの映画の面白さを「映画の精神医学」(樺沢紫苑氏が発行する人気メルマガの8月2日号)に掲載されていた「アメリカ最新映画紹介」で映画の前日に知りました。その樺沢氏のこの映画に対するコメントがそのオモシロさを一番的確に表現しています。その一部をここに抜粋すると、

『「トランスフォーマー」は、アクション映画でもあるのだけども、青春映画でもあり、コメディ映画でもある。特に、笑いの要素が想像以上に多かったのには驚かされる。
まあ「アクション」とか「コメディ」とかそういう枠にとらわれることのない「本物の娯楽映画」なのである。
 例えば、「スター・ウォーズ」という映画をとっても、それは単なる「SF映画」ではなく「青春映画」でもあり、お笑いの要素も随所に盛り込まれていることに気づかされる。
「トランスフォーマー」は、アクション映画ではない。はじめて車を買ってもらった高校生の男の子がいかに女の子をナンパするか。そう、「アメリカン・グラフィティ」と同じような話が物語の骨子になっている。そして、その青春映画的な部分が本当にしっかりと描かれている。
「トランスフォーマー」の、最新VFX技術を駆使した映像は確かにすごい。ただもっとスゴイのは、「トランスフォーマー」からVFXの映像的なおもしろさを全て取り除いてしまったとしても、一つの娯楽映画として完全に成立しているということである。

 ハリウッド娯楽映画の底力、ここに見たり!!

 評価は、文句なしの「★★★★★」。
 
 今年の夏休み映画。おもしろい作品がたくさんあるが、劇場で見ないと
損するのは「トランスフォーマー」である。』


樺沢さん、ありがとう。おかげでこの夏一番の映画を観て、最高に楽しむことが出来ました。みなさんももし詳しく樺沢さんのお話が聞きたかったら、以下のメールマガジンを購読してください(このメルマガ、超人気のメルマガです)。

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≪参考≫

・「Yahoo!映画―『トランスフォーマー特集』」
  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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