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2007年07月02日

【飾り山のお披露目】

さあ、いよいよ博多の各場所で飾り山が公開されて山笠の本番シーズンとなりました。写真はそのひとつ、博多駅商店連合会がスポンサーになっている飾り山(九番山笠)で、舁き山はありません。今年は表が「決戦川中島(けっせんかわなかじま)」、裏が「ゲゲゲの鬼太郎」となっています。博多人形師は置鮎正弘さんです。今年から本格的に博多駅の建替え工事が始まり、博多駅周辺は人の行き来が複雑になって不便ですが、新生博多駅のために我慢、我慢です。

【恵みの雨と山笠】

それにしても空梅雨でそろそろいろいろなところに影響が出始めている博多の町ですが、山笠本番の7月1日早朝、まさに恵みの雨が降りました。山笠とは、そもそも承天寺というお寺を開山した聖一国師が1241年に疫病退散を祈願し、施餓鬼棚に乗って町中を回ったのがその起源という通説があり、災害や疫病の発生しやすい時期にその防除を祈る祭りなのです。空梅雨もひとつの災害と考えれば神様がこの祭りの始まりの日に慈雨をもってきてくれたのでしょう。ああ、ありがたい。

【これから15日間、博多は燃えますぞ!―追い山ツアーも用意】

さあ、七百年近くにわたって続いている神事、山笠のクライマックスの15日間。博多の男たちは日々テンションを高めていって、7月15日の追い山を迎えます。例年であれば、追い山が終わるとうっとうしかった(博多弁では「しろしかった」と言います)梅雨の空がカーッと晴れ上がって真夏がやってくるのですが、きっと神様が空梅雨を心配して恵みの雨を山笠が始まる1日にくださったので、これからもしばらく梅雨空が続いて舁き山の男たちの汗を流してくれることでしょう。

昨年から始めた「追い山見学ツアー」、今年も博多のことを多くの人に知っていただきたいという思いから決行します。昨年は10人近くの方々に参加していただき、博多祇園山笠の真髄に少しは触れていただけたかなあと思っています。概要は以下のとおりです。(ご参加希望の方はメールをくださいね。既に9人前後になっていますので残り枠はわずかです) ツアー参加後は博多に惚れこむ事請け合いです。

1. 日時 7月15日(日曜日) 午前4時半~6時前後

2.目的 追い山見学(10人前後のグループになって、博多っ子ならではの追い山のホットスポットをご紹介します)

3.コース 博多駅前集合⇒承天寺付近⇒聖福寺近くの旧東町筋⇒大博通り⇒西町筋⇒須崎問屋街

4.集合場所 博多駅博多口の博多人形像の前

5.集合時間 7月15日午前4時25分(遅刻厳禁! 4時30分までに出発します)

6.現在の参加者状況 9人前後(男性3人、女性6人)

7.昨年の参加者 鹿児島の方、スイス在住の方、夫婦子供づれ、通訳ガイドさんなど多彩でした。

8.連絡先 luckymentai@ybb.ne.jp

9.昨年の「追い山ツアー」の写真・・・「luckymentaiさんの旅行ブログ―凛々しい祭り―追い山」  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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