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2007年08月04日

【アメリカで橋崩落】

ミネアポリスの橋崩落の続報が次々と入ってきている。事故当初の報道よりもはるかに犠牲者は多いようだ。

『米中西部ミネアポリスの高速道路の橋崩落事故で、地元当局は2日、救助・捜索活動を続行したが、現場のミシシッピ川の急な流れや視界の悪さに加え、川の中に散乱するコンクリートの塊などに阻まれ、捜索は難航した。作業は3日朝に再開する。

 CNNなど米主要メディアによると、2日夜(日本時間3日午前)時点で確認された死者は4人、当初20~30人に上ると伝えられていた行方不明者は8人、負傷者は79人。当局者は会見で、川に転落した車の中に多くの人が閉じ込められている可能性が高く、死傷者の数はさらに増えるとの見通しを明らかにしている。』(8月3日付産経新聞)


通勤途上での突然の大事故。事故に遭われて亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、怪我をされた方が一刻も早く快癒されることをお祈りします。

【全米で進む公共建築物の老朽化】

今回の事故の原因については、構造上の欠陥なのか老朽化なのか現時点ではわかっていない。しかし、米国のたったひとつの大事故ではあるものの、改めて公共建築物の老朽化がもたらす危険性について思い知らされた。

なぜなら、同じ産経新聞に次のような記事も掲載されていたからだ。

『一方、米運輸省は2日、事故が起きた橋と同様の構造を持つ全米の橋を緊急検査する方針を明らかにした。全米の橋の12%にあたる約7万カ所が構造上の問題を抱えているとされるだけに、ブッシュ政権は老朽化した陸上インフラでの事故再発防止に迫られている。

 ピーターズ運輸長官は2日の会見で「米国で橋の崩壊など起きてはならない」と再発防止に全力を挙げる考えを表明、崩壊した橋と同じ鉄骨トラス構造の約750カ所について緊急点検を実施するよう指示した。

 連邦高速道路局がまとめた欠陥橋調査報告(2006年版)によると、全米の59万6842カ所の橋のうち、強度など構造的な欠陥がある橋は7万3764カ所と12・3%。現在の交通量に対応し切れていないなど機能的に問題がある橋は計8万226カ所と13・4%に上る。』(8月3日付産経新聞)


僕も20年近く前に米国ワシントンDCに住んでいた頃、すでに各地の高速道路や橋脚の老朽化をいたるところで目にしたことがある。でこぼこの穴がある高速道路に驚愕したものだ。あのころの橋や道路は果たしてどれくらい改修されたのだろうか。そういう事実からしても、現在は築40年~50年を経て未だ改修されていない公共建築物が全米各地にあると想定される。

【他人事ではない事情】

おそらく専門家に聞くまでもなく、日本でも三大都市圏に限らず、地方都市や山間部にある道路や橋脚で築30年以上が経過し、何も改修が施されていない公共建築物が山のようにあるのではないか。

昭和30年代の高度成長期から次々と建設された高速道路、橋脚、トンネル、公共のビルなど相当の老朽化が進んでいるだろう。事は米国固有の問題ではないのだ。

最も細心の注意を払わなければならない原発とその関連施設は言うに及ばず、一般の公共建築物についても先ず国は実態を充分調査して出来る所から改修を急ぐべきだろう。急速に進む高齢化の中で果たしてどう公共建築物の改修資金を捻出していくのか。失言を繰り返したり、政治資金隠しに時間を費やしている時間は一刻もないということを政治家は肝に銘じてもらいたいと思うのは僕だけだろうか?

≪参考≫

・Minnesota Bridge Collapses into Mississippi River - Yahoo News Slide Show dated on Aug. 3, 2007
  



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