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2007年09月10日

【ヒルマン監督、退団】

昨年の日本ハムの優勝を導いた「あの外人監督」が退団を発表しました。

『プロ野球日本ハムのトレイ・ヒルマン監督(44)は8日、西武21回戦の試合後に札幌ドーム内で記者会見し、就任5年目の今季限りで退団することを表明した。同監督は「多感な時期の(2人の)子供に、安定した環境を与えたい。家族のために決断しなければならないと考えた」と退団の理由を語り、家族との時間を大切にしたいとの希望を口にした。来季以降の予定は白紙という。
 ヒルマン監督は8月上旬、退団の意思を球団に伝えた。球団側も慰留を断念し、9月に入って退団が正式に決定。リーグの首位を争っているチームの監督がシーズン中に退団を表明するのは極めて異例だが、同監督は「気持ちが固まった以上、早く話したかった」と説明し、「(今季は)最後まで職責を全うする」と話した。選手には、この日の試合後に伝えた。』(9月8日付時事通信) 



退団の理由が家族のためというのは、アメリカ人らしいですね。日本人の監督だったら、それが本音であったとしても「家族のために」退団するなんて言わないでしょう。

【惜しいけど・・・・】

『日本ハムの藤井純一球団社長は「来季も指揮を執っていただくつもりだったが、監督の意向を尊重したい」と語った。次期監督は未定だが、白井一幸ヘッドコーチらが有力候補に挙がりそうだ。ヒルマン監督は米テキサス州出身。大リーグ、ヤンキース傘下のマイナーリーグで監督を務めた後、2003年から日本ハムの監督として指揮を執り、4年目の昨季、チームを25年ぶりのパ・リーグ優勝、44年ぶりの日本一に導いた。今季もここまでリーグ首位と好成績を収めている。』(同上) 

球団社長のコメントには、シーズン中の監督の退団発表という異例の事態に対する無念さがにじみ出ていますね。選手たちの気持ちも複雑だと思います。それもソフトバンク、ロッテと僅差での優勝争いを演じている最中です。しかも昨年日本一を決めて、新庄選手などの大物選手が去った後も頑張っていた矢先のこと。

惜しいことだけど、でもこれでソフトバンクの優勝の可能性が高まれば・・・・いかん、いかん、他人のスキ狙いで勝っちゃいけませんよね。勝負は正々堂々といかなくちゃ。

ヒルマン監督、長い間異国の地でご苦労様でした。また、アメリカに帰ってご家族を大切にしながら、大リーグでもうひと暴れしてください。応援しています。
それにしても楽天の野村監督のコメントが相変わらず本音で面白いです。

「メジャーに帰るのか?この大事なときに。」  


2007年09月09日

【髪の毛の色】

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」("To be or not to be: That is the question.")というのは、シェークスピアが書いた「ハムレット」の中の有名な台詞ですが、髪の毛の色を巡ってアメリカで大きな話題になっている似たような台詞があります。

「染めるべきか、染めざるべきか」("To dye or not to dye")・・・9月10日号タイム誌の記事「グレー戦争」("The Gray Wars")のタイトルの一節です。

そして記事の最初にライス長官と民主党のナンシー・ペロシ議員の髪の毛「ビフォー・アフター」の合成写真が掲載されています。その違い、結構強烈ですね。

あなたは髪の毛、染めていますか、それとも自然なままですか?

【髪の色論争-染め髪派の主張】

そのタイム誌の記事では、最近アメリカで髪の毛を染めるべきかどうか、その年齢と信憑性についてフェミニスト達の間で静かな論争が起きていると紹介しています。

The Gray Wars - To dye or not to dye. That is the question in the latest feminist debate over aging and authenticity

プロクター&ギャンプルの昨年の調査では、アメリカ人女性の65%が髪を染めていてグレイヘア(白髪?)のままいることの難しさがうかがわれるそうです。

例えば、著名な芸能人や政治家といった人たちに白髪のままの人はごくまれです。メリル・ストリープさんなどが時折スクリーンでややグレーな髪で出たりしますがそれはあくまで役柄上やっているだけ。

その理由はといえば、やはり、「若く魅力的に見てもらいたい」というのが女性の本音なんでしょうか。髪を染めている女性のうち71%もの人達がそう答えているそうです。

もうひとつは45歳や60歳であるよりもいつまでも30歳や35歳でありたいというファンタジーの中で生きたいという願望です。

【グレー派の主張】

これに対して、髪を染めない女性たちは「本当の自分」であることに重きを置けば、髪は染めないのが一番という主張です。24時間仮の姿を演じ続けるのは疲れるものです。

そう、髪を染めないという選択そのものがファッションよりはむしろクールな自己主張の証のようなものなのでしょう。

These days, choosing not to dye has become a statement rather than a casual stylistic choice.

日本でも女性は比較的若いときから髪を染めているようですので、アメリカと同じような論争はすでにあるのかもしれません。やはり世の東西を問わず、 「若く見られたい」「いつまでも美しくありたい」という女性の願望は強烈なものがあるようですね。

あなたは髪の毛、染めていますか、それとも自然なままですか?そしてそれはなぜ?  


2007年09月08日

【トヨタ、世界一に】

トヨタの勢いが止まらない。ついに世界一になることが確実になったようだ。

『トヨタ自動車の07年の世界生産台数が、米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて初の世界トップの座に就くことが4日、確定的となった。トヨタの年間生産計画942万台に対し、GMがこの日発表した年間計画は928万5000台にとどまったため。年間計画ベースでトヨタ世界一の見通しを裏付ける数字が明らかになったのは初めて。トヨタは07年の世界販売台数でもGMを上回って世界トップとなることが確実視されている。(中略) GMは新興市場のアジアや中南米で販売を伸ばしているが、主力の北米市場では大型車が中心のため、ガソリン高などが響いて販売が低迷している。これに対し、トヨタは低燃費技術を武器に北米などでシェアを伸ばし、出遅れが目立っていたインドなど新興市場の開拓も急いでいる。 』(9月5日付毎日新聞)

【絶頂期が一番危ない?】

日本のトップ企業であるトヨタ、ホンダ、ソニーといった製造業企業は今絶頂期にあるのかもしれない。それらの企業群の下請け企業もそれなりの絶頂期を謳歌している。しかし、企業の寿命はせいぜい30年という説もあるように、これらの企業の繁栄が永遠に続き、日本という国家をいつまでも牽引し続けることはありえないだろう。どんな企業でも人でも国家でも、初めがあれば終わりもあるのだ。

そして、「人間でも企業でも最も絶頂期にあるときが最も危ない」というのが僕の持論だ。

今、製造業の多くはつい数十年前まで発展途上国と呼ばれていた国々、特に中国インドといった国の企業に猛烈な勢いで追いかけられている。

そんな状況を見て製造業での国家の復権をあきらめて世界の金融コングロマリットを集めて金融で食っていこうとしているのがイギリス

あるいは、アイルランドなどの今までは目立たなかった小さな先進国は、いち早くグローバル経済の新たな潮流に気づき、大胆な経済システムの改革を行うことによって、世界中どこでも最速・最安値でつなげるインターネットや新しい物流システムを最大限に活用し、広く資本を開放し、ITなどの新産業を「誘致」して成功しているのだ。

トヨタやホンダといった超一流の製造業企業が国を引っ張っていけるのはあと何年だろうか?今、日本は大きく新しいグローバル経済の潮流に乗っていける新しい産業を興さなければ、10~20年後には企業だけでなく国家も衰退の道をたどるのではないだろうか?

世界一になろうとするトヨタのニュースを聞きながら、そんな思いにとらわれた。みなさんはどう思われますか?  


2007年09月07日

【強力新商品発売】

アップルの商品はなぜこんなに人々の心を魅了するんでしょうか?またしても新しい魅力的な商品が発表されました。

『米Appleは米国で開催されたスペシャルイベントで、iPodの新ラインアップを発表した。新しいiPod nanoは動画対応と同時に液晶ディスプレイが大型化し、デザインは縦方向に縮まった。従来のビデオiPod(第5世代iPod)は「iPod classic」としてさらにHDD容量尾を大容量化し、最大160Gバイトに。そしてiPhone同様のマルチタッチインタフェースを備えた全面液晶モデルの「iPod touch」も投入された。』(9月6日付ITmedia)

【iPod touchの魅力】

それにしても全面液晶モデルのiPod touchは魅力的です。このモデルは現状では通信環境の違いからしばらく登場が期待できないiPhoneの日本攻略向け商品と言ってもいいのではないでしょうか。

厚さがたった8ミリのボディにタッチスクリーンの3.5インチ液晶(解像度は320×480ピクセル)を搭載していて、iPhoneのように指先でなぞるだけで操作が行える「マルチタッチインタフェース」を備えていて、iPod touchにないのは電話の機能だけといった感じです。

インターネットの通信環境、コストがどのくらいかが最も興味があるところですが、もうほしくてたまらなくなっているというのが正直なところです。8ギガのタイプで3万6800円。きっと任天堂のゲームのように予約待ちになるのでしょうね。

《参考》

・「全面液晶のiPod touch登場」・・・9月6日付IT mediaニュース

・アマゾンショップ「Apple iPod touch 8 GB」
  


2007年09月06日

【国家が水没する?】

地球温暖化による海面上昇の脅威が現実に迫っている国がある。太平洋の真ん中に位置するキリバス共和国だ。

『地球温暖化に伴う海面上昇により、国土が水没の危機にひんしている太平洋の島国キリバスのアノテ・トン大統領(55)は本紙と会見し、「我が国は早晩、海に沈むだろう」と明言。

 国家水没を前提とした上で、国民の脱出を職業訓練などの形で側面支援するよう、日本など先進各国に要請した。

 首都タラワの大統領官邸で、30日、インタビューに応じたトン大統領は、キリバスの水没は不可避との見方を強調、「小さな我が国には海面上昇を防ぐ手だてなどなく、どうしようもない」と述べた。国際社会の取り組みについても、「温暖化は進んでおり、国際社会が(2013年以降のポスト京都議定書の枠組みなどで)今後、どんな決定をしても、もはや手遅れだ」と明確に悲観論を展開した。』(9月1日付読売新聞)


【沈みゆく楽園】

赤道付近に位置するキリバス共和国は、国土の最高地点でさえ海抜4mを超えない平らな国。そこには椰子の木やサンゴ礁に囲まれた地上の楽園がある。

しかし、そこに住む人々はすでに海面上昇による様々な影響を受けている。たとえば食べ物。主食であるタロイモは苗床に海水が侵入して甚大な被害を受け、パンの木やバナナも塩の影響で成長を阻まれているし、水温の上昇によってサンゴ礁が傷つき、唯一のタンパク摂取源である魚にいたっても生態系の変化が影響を及ぼしている。(COURRiER Japon + hitomediaの7月12日の記事から引用)

日々の生活が蝕まれているにもかかわらず、キリバスの人達は大自然の巨大な力の前になす術もないというのが実情なのだ。すでに10万人ほどの国民のうち、3000人がニュージーランドに移住したという。

【今そこにある危機】

地球温暖化の真偽については、ゴア氏の「不都合な真実」だけでなくIPCCの報告やG8での取り組みが真剣に取りざたされる一方で、未だに根強い懐疑論も存在する。またその懐疑論もCO2の排出が本当に温暖化の影響なのかとか、本当は地球は寒冷化しているとか、多岐に亘っている。しかし、それらの懐疑論者達は、「では現実に起こっている危機的な事態を回避するにはどうしたらいいのか」という視点、解決策は示していないことが多い。
キリバス共和国はまさに地球温暖化による危機が今そこに迫っている地域なのだ。一体懐疑論者はこの事実をどう解釈し、この事態をどう解決したらいいと考えているのだろうか?

現実に世界中で起こっている巨大な異常現象をすべて解明するまで待っていては、キリバスのような悲劇に対処していくことは出来ない。これから起こりつつあることに対する想像力を持って、ある程度不完全ではあっても解明されつつある科学的論拠のもとででも、勇気ある行動が求められているのではないだろうか?

批判のための批判の時期はもう過ぎていると思うがどうだろうか?  


2007年09月05日

【またも農相!?】

安倍改造内閣始動8日目にして、もう内閣の一角が崩れた。それもまたも金の問題での農相辞任だ。

 『安倍晋三首相は3日、補助金不正受給問題で引責辞任した遠藤武彦前農水相の後任に若林正俊前環境相を起用、10日召集の臨時国会へ政権の立て直しに着手した。しかし、改造内閣発足後も不祥事が続発する事態を受け、与党内には政権の存続すら危ぶむ声が上がり始めている。民主党は参院での首相問責決議案提出を視野に、任命責任を厳しく追及、早期の衆院解散・総選挙を迫る方針だ。首相は一層苦境に立たされそうだ。
 首相は3日夕、「まずは国民のための政策を着実に実行していくことで、信頼を回復したい」と記者団に語り、遠藤氏辞任で失墜した政権の信頼を回復したいとの意向を示した。政府・自民党は同日、与謝野馨官房長官、麻生太郎幹事長らが会談し、官邸と党の連携を密にして国会乗り切りを目指す方針を確認。若林氏は4日午前、皇居での認証式を経て農水相に正式就任する。』(9月3日付時事通信)


【生気のない安倍内閣】

それにしても今回の農相辞任劇も起こるべくして起こったという感じだ。政治家の金を巡る有権者の意識の変化をまだ読み取れない自民党の体質が招いたというのがより正確な言い方かもしれない。

これで安倍首相は一段と厳しい政局運営をのっけから迫られることになった。首相もまさかこんなに早くほころびが出てくるとは予想していかっただろう。

しかし、農相辞任よりもっと驚いていたことがある。それは今回の改造内閣の顔ぶれを見ているとあまりにも生気がなく、パワーが感じられなかったことだ。
安倍首相は特にそうだった。いくら派閥の大物を入閣させても首相にパワーが感じられなければ難問山積の日本国の政治を引っ張っていくことは期待できないし、なにより有権者の期待も沸かない。

【政治にパワーを】

世界は今ダイナミックに動いている。中国、インド、ロシアなどは言うに及ばず、オイルマネーに沸く中東も、資本開国をしてITなどの新産業が勃興し国力が増すアイルランドなどの小国もグローバル経済の中で、改革をどんどん進めている国や地域がパワーをつけているのだ。

そんなときに、農相辞任で大騒ぎしている日本はこれでいいのだろうか。こんなに内向きでいいのだろうか。自民党の体たらくは何なんだろうか?民主党も本当にダイナミックな改革がやれるのだろうか?そういう不安感ばかりが膨らんでくる。

政治家は与党も野党も、もっとしっかりやってもらいたい。そう思わずにはいられないほど情けない永田町の騒動だ。みなさん、どう思われますか?  


2007年09月03日

【高い通話料金】

電話料金について興味深い調査結果が発表されました。

 『総務省は28日、東京、ニューヨーク、パリなど世界主要7都市の通信料金を比較した調査結果を発表した。携帯電話の1分当たりの通話料金が東京は39円となり、ロンドン(48円)、パリ(41円)に次いで3番目の高さだった。最も安かったニューヨーク(12円)の約3倍。大手3社による寡占状態や携帯端末を1円で売る代わりに通信料で元をとる「販売奨励金」の慣習が割高の背景と見られ、値下げの余地があることが浮き彫りになった。
 インターネットの固定ブロードバンド通信では定額制料金の導入や、活発な企業間競争の結果、東京の料金は6年連続で最安となり、携帯通話料金との違いが鮮明に出た。
 調査は、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウルの7都市を対象に昨年度実施。各都市で最もシェアの高い事業者(東京ではNTTドコモ)を選び、最も得な料金プランについて比較した。為替レートは今年3月末時点。』(8月29日付毎日新聞)


やっぱりと言うべきか、日本の電話はまだまだ割高なんですね。

【インターネットに続け】

もともとインターネットの世界では、ソフトバンクやイーアクセスなどがADSLで安売り競争を仕掛けたためにNTTの牙城が崩れ世界一安い通信料金が実現しています。その後光ファイバー網では圧倒的なインフラを持つNTTが寡占的なシェアを握っているのが少し気になりますが、こちらはもう少し様子を見る必要があるでしょう。

電話の世界では、ガリバーNTTとソフトバンク、KDDIの3社による独占状態が電話料金の高止まりを招いています。料金割高の理由のひとつであった携帯端末を1円で売る代わりに通信料で元をとる「販売奨励金」の慣習については、少しずつ是正が進んでいますが、本気で通話料を下げようと思えばさらなる規制緩和と自由競争の導入が不可避でしょう。

個人的にはiphoneなどの新しい形態での外国勢の参入やソフトバンクの頑張りに期待しています。みなさんはどうお考えですか?  


2007年09月02日

【信じられない映像】

世界選手権大阪大会の競歩をテレビで見ていて信じられない光景を目にした。痛々しくて見ていられなかった。こんなことがあってもいいんだろうか。あまりにも信じられない失態だった。

『陸上の第11回世界選手権大阪大会第8日の1日、大阪市の長居陸上競技場を発着点に行われた男子50キロ競歩で、上位につけていた山崎勇喜選手(23)=長谷川体育施設=が終盤、周回を残しているにもかかわらず、審判員の誘導ミスでゴールのある同競技場内に入ってしまい、ゴールが認めらず棄権扱いになるという国際競技大会では異例のトラブルが起きた。
 緊急記者会見を行った大会組織委員会の桜井孝次運営本部長は「運営上のミスで、申し訳ない。山崎選手に心からおわびする」と謝罪。審判員の連係に不手際があったことを認めた。日本選手団は「大失態。あり得ない、起こり得ないことが起こった」(沢木啓祐団長)と抗議したが、桜井本部長によると、同選手に対する救済措置は取られないという。
 山崎選手は37キロ過ぎまで3位と健闘。その後、疲れからペースが落ちて残り5キロで6位に後退。8位に下がった後、さらに抜かれたところで、競技場に入り、そのままゴールした。問題の場面では、あと1周を残していた山崎選手を複数の審判員が手ぶりで誤った方向に誘導。同選手もこのミスに気付かなかった。前回大会で8位の同選手は日本のエース。今大会、競歩種目で日本選手初の2大会連続入賞を目指していた。』(9月1日付時事通信) 


【許されないロジのミス】

これは世界選手権を主催した大会組織委員会のロジにおける明確なミスだ。しかも極めて初歩的なミスであり、いかなる言い訳も許されないだろう。

単なるお詫びでは許されないのは言うまでもない。組織委員会はトップ以下明確な形での「けじめ」をつけなければならないだろう。

それほどロジとは重たいものだ。1人の大事な選手生命を奪いかけたのだから。ロジとは会議や競技といったイベントを開催するにあたって、参加者のケアから会場の設営、予算管理、広報、警備などあらゆる後方部隊による裏方の仕事を指す。もともとは軍事用語で、兵員・兵器・弾薬・食料・衣類・医薬品など作戦に必要となる資源を作戦計画に従って必要量を計算し、計画、確保、管理、補給する活動を言い、この意味では兵站(へいたん)と訳される。

本番で今回のようなことが起きないようにあらゆる局面を想定し、万全の準備をするのがロジに携わる後方部隊の任務であり、それによってイベントの真価が発揮されるのだ。

その一番大事なところでミスをしたのだから、この世界大会が失敗したと言われても仕方がないくらいの大失態なのだ。組織委員会はそういう自覚をもってロジをやっていたのだろうか。

ロジの失態により大変な目に遭った山崎選手。自分の失敗ではないのだから、早く今回のことは忘れて、次のチャンスに向かって頑張ってほしいと心から願っています。頑張ってください。  


2007年09月01日

【腐敗臭】

日本国も地に堕ちたと本気で思わせるような映像がまたお茶の間に流れた。そう、またしても厚生労働省という役所が絡んでいた。

『厚生労働省九州厚生局の松嶋賢前局長(59)が、大阪府内の社会福祉法人「枚方療育園」の前理事長(80)から高級車や現金を受け取っていた問題で、同省は31日午後、都内で松嶋前局長本人を呼び事情聴取した。
 松嶋前局長は前理事長から、同局障害保健福祉部企画課長だった2005年11月に数百万円相当の高級車を受領。企画課は社会福祉法人の許認可権がある。前局長はこの前にも中古の高級外車など2台を受け取っていた。
 前局長が地域福祉課など同省社会・援護局の課長を歴任していた02年度から04年度にかけては、同法人に国から計10億4100万円の補助金が交付された。
 このほか、自宅改修費を前理事長に負担させたり、餞別(せんべつ)などの名目で複数回、現金を受け取ったりしていたことが判明している。
 聴取は、同省本省や関連施設・機関ではない「都内某所」(人事課)で実施。同省はこうした金品の授受や補助金交付の経緯について不自然な点がなかったか聴いている。今後、前理事長からも事情を聴く方針。』(8月31日付時事通信) 


【映像が語る真実】

何よりも驚いたのはこの前局長の態度だ。なんと、タバコを吸いながら平然とインタビューに答えているのだ。もうこれだけでこの人物がどれほどのものかを物語っている。何もやましいことはないと思っているからなのだろうか。しかし、それでも公衆の面前で答えるのに、タバコを吸いながらなんてついこの間まで公人であった人のすることか。

もう、あきれてモノも言えなかった。どんなに隠そうとしても映像は時に真実を語るものだ。この人物ははからずも自ら人間の品性を公に晒してしまったというしかない。

【正義を示すとき】

百歩譲ってこの人が何もやっていないとしたら、何ゆえに突如退職したのか。すべて正直に語るべきだろう。妻がいとこどうしだから、親戚だから、金銭や物品の授受は当たり前といった詭弁が本当に通用すると思ってはいないだろう。

どんな組織にもルールを破る人間はいるだろう。しかし、国民の税金を預かりそれを厳正に執行する立場にある公務員は民間以上に厳しい規範とモラルを求められて当然だろう。あまりにも今の厚生労働省にはその自覚が欠けていると言わざるを得ない。はっきり言ってこれは犯罪だろう。

就任早々の舛添厚労相が手腕が試される最初の試金石だ。しっかりとやってもらいたいものだ。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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