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2007年12月22日

【僧侶がバー経営?】

世の中にはいろいろなお坊さんがいるものですね。9月には高野山が経営するカフェレストランが青山にオープンしたことをお伝えしましたが、今度は四谷に坊主バーの出現です。

『年の瀬12月に入り、四谷・荒木町にある本物の僧侶4人が運営する「坊主バー」(新宿区荒木町、TEL 03-3353-1032)が静かな人気を集めている。

 同店は浄土真宗本願寺派の僧侶が運営しているショットバー。現役の僧侶が「バー」という形態で、広く一般の方々に布教したいとの思いがきっかけとなり、1992年に大阪・心斎橋に1店目を開業した。予想以上に好評を博し、2000年9月に同店が開業、3年ほど前には東京・中野に3店舗目がオープンした。

 同店の入り口には「南無阿弥陀仏」と書かれた木の板、仏壇があり、お香の匂いがかすかに漂う店内では作務衣姿のスタッフが料理やアルコール類を提供。通常のバーとしてはもちろん、日常や人生の悩み相談や「説法」を受けにくる客などを中心に営業を続けている。』(12月20日付市ヶ谷経済新聞)


【意外な人気の秘密】

それにしても入り口に「南無阿弥陀仏」と書かれた木の板と仏壇とは異色ですよね。一体どんな方が飲みにくるんでしょうか。

でも、この坊主バーの意外な人気わかるような気がします。というのは、告別式や法要のときに聞くお坊さんのお経や説法。みなさん、なんて言っているかわかって聞いておられますか?僕はさっぱりわかりません。わからないから眠くなる。眠るとなおさらわからなくなる。その繰り返しで何十年も無為に聞いてきました。

本来仏教の説法は、生きることに悩む信者や庶民のためにあるはずです。説法する側も聞く側も、もっと歩み寄って親身にコミュニケーションする場があればいいのではないかと思えば、「それじゃバーを開くか」という気にもなるのかもしれません。

そんな僕もこのニュースを見て、バーテンダーとなったお坊さんに説法の中身を酔った勢いで聞いてみたくなりました。みなさんはどう思われますか?


《参考》

・「高野山が東京に出現?」・・・・07年9月12日付の僕のブログ記事  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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