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2007年12月24日

【メタボ健診に異論】

メタボ健診に現場からは異論が続出している。

 『来年4月に始まるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の新健診制度について、日本産業衛生学会が厚生労働省に要望書の提出を打診したところ、批判的な記述の削除を求められていたことが分かった。厚労省は「一方的な意見なので、参考のため意見を付けた」と説明するが、同症候群の診断基準は国際的にも確定しておらず、厚労省の姿勢が問われそうだ。

 新健診は40~74歳の全員が対象。腹囲基準(男性85センチ以上、女性90センチ以上)が注目を集め、「メタボ健診」とも呼ばれる。

 関係者によると、産業医らが作る同学会は今年6月、厚労省に要望書の原案を提示。毎日新聞は、厚労省が添削して学会へ返送した文書を入手した。

 原案は腹囲基準について、心臓病などを効果的に予防できる科学的根拠が確立していない点などを指摘した。

 厚労省は100カ所以上に注文をつけ、批判的な表現の削除を求めた。修正理由も書き添え、「(日本内科学会など)8学会が科学的根拠に基づき決めたメタボリックシンドロームの基準に、一方的に異論を唱えるのはいかがなものか」「腹囲測定の意義等を無視した、きわめて個人的な意見であり、訂正が必要」などとした。』(12月22日付毎日新聞)


【厚労省の姿勢】

それにしてもこの記事だけを見ても、常識的には厚労省の姿勢に疑問が沸く。それは批判は批判として真摯に受け止める姿勢に欠けるのではないかということだ。

メタボ基準には来年4月の実施を控えて異論が続出している。それも現場からの異論が多いのだ。心筋梗塞や脳卒中を予防し、医療費の膨張を防ごうという厚労省の目的には異論はないのだが、その一方的で画一的なやり方に現場の医師や医療関係者から異論が出ているのだから見逃せない。

【緩やかな独自基準】

先日も日本人間ドック学会が、国のメタボ基準が厳しすぎ、すぐには医療機関の受診の必要のない人まで「病人」と判定される恐れがあるとして国の判定値より緩やかな独自の判定値を定めたとの報道があった。(12月6日付毎日新聞)

その受診勧奨判定値の一部は以下のとおり。(カッコ内は国の判定値)

血圧(収縮期) 160(140)mmHg

   (拡張期) 100( 90)mmHg

中性脂肪          400(300)mg/dl

HDLコレステロール     29(34)mg/dl

LDLコレステロール    180(140)mg/dl

空腹時血糖         140(126)mg/dl


来年度から新しいメタボ基準での健診が始まるが、僕らサラリーマンは必ず受けなければならないので、選択の余地はない。全国一律ウェストは男性85センチというのも納得いかないけれど、メタボの「病院送り」基準に合致してしまったらどうしようと不安ばかりが先行する中、厚労省の威圧的な姿勢になおさら不安を感じるのは僕だけでしょうか?みなさんはどう自衛しますか?  



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